【クレジットカード業界の仕事】求人の探し方や給料・待遇を見てみよう!

【クレジットカード業界の仕事】求人の探し方や給料・待遇を見てみよう!

日常で便利に使用できるクレジットカードですが、そのカードを発行しているクレジットカード会社については名前くらいしか聞いたことがない、という方も多いのではないでしょうか。では、クレジットカード会社で働く人はどんな業務を行っているのでしょうか。カード会社にはどんな特徴や種類があるでしょうか。あまり知られていないクレジットカード業界について取り上げてみましょう。さらにクレジットカード業界への転職や就職に興味を持っている方のため、業界で働く上で役立つ情報も載せていこうと思います。

クレジットカード会社とは

Closer Up Credit card for Background

ショッピングをする時に便利なクレジットカード―今や一人1枚、もしくは一家庭に1枚はあるという方も多いのではないでしょうか。特にインターネットが普及して、ネットショッピングを利用する人や電子マネーが発達したことで、現金を使用しない人も増えてきています。

クレジットカードは代引き手数料がかからない、大きなショッピングでも分割決済ができる…などのメリットも、クレジットカードの普及につながっています。

クレジットカード会社の特徴や種類

クレジットカード会社と聞いて思いつくブランドにはどんなものがあるでしょうか。有名で使用している人が多いブランドだと、「JCB」とか「VISA」、「マスターカード」といったものを思い浮かべる方は多いかもしれません。

しかし、クレジットカード会社とひとくちに言っても、実はさまざまな業務形態や種類を成す会社が存在します。

それぞれの種類ごとに特徴が違うので、一つずつ形態や違いを見ていきたいと思います。

「銀行系」カード

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一つ目の種類として挙げられるのは、銀行で作るクレジットカードです。この「銀行系」は、銀行のキャッシュカードとクレジットカードが一体型になっている、というのが大きな特徴です。

有名どころで言うと、三井住友カード(株)や三菱UFJニコス(株)などを挙げることができます。

普段よく利用している銀行の窓口で、入会を勧められた経験をお持ちの方もいるのではないでしょうか。

キャッシュカードとクレジットカードをまとめて一つにできるので、財布の中に入れるものが少なくて済むメリットがあり、多くの人から支持されているクレジットカード形態です。

「信販系」カード

クレジットカードの種類の中で、銀行系カードと同じくらい歴史があるのが、この「信販系」のクレジットカードです。

信販会社とは、商品の分割払いとか一括払いといった後払いの代金立て替えと、購入者の分割払いの集金を行っている会社です。「信用販売」がおもな業務内容ということになります。

この中にクレジットカードによる商品購入も含まれるというわけです。

信販会社としてよく知られている企業の中には、(株)オリエントコーポレーションや、(株)ジャックスカードといった会社があります。

また楽天カードやセディナカードも最近加入者を増やしている、人気の会社です。

「流通系」カード

近年人気を増やしていて、加入者または加盟店が増えているものに「流通系」と呼ばれる種類のクレジットカードがあります。

「流通系」には、イオンカードやイトーヨーカドーなどのセブンカード、丸井カードやOMCカードなどがあります。

流通系が人気な理由の中に、普段使用している店舗でポイントを貯めながら、手軽にクレジットカードを利用できるところにあります。

「メーカー系」カード

メーカー系の中に含まれるカードの中には、「出光クレジット」のようにガソリンスタンドで作るものや、ANAやJALカードといったように航空会社で発行しているものがあります。

また、VIEWカードやトヨタファイナンスといったものも含まれるでしょう。

旅行や出張の機会が多いという人は、その用途に応じたクレジットカードを作ればポイントやマイルを貯めつつ、お得に利用することが可能です。

クレジットカード会社の仕事や業務内容とは

African american bank manager owner ceo business man standing confidently with pride in financial building

クレジットカード会社で働く人たちは、他のどの業界や企業と同じように、さまざまな部門や部署で、それぞれが役割を担いながら業務を行っています。

クレジットは利用がたいへん便利である反面、簡単に不正使用されてしまったり、悪用されてしまったりするケースもあります。ですから、クレジットカード会社の大切な役割は、顧客が安全かつ便利に利用できるよう、管理することです。

では、クレジットカード会社特有の業務内容に注目して、どんな仕事を行っているのか詳しく見ていきましょう。

■セキュリティー業務

間違ってクレジットカードを落として無くしてしまったり、誰かに盗まれたり…というのが、クレジットカードを持つ上でいちばん不安や怖さを感じる部分ではないでしょうか。

全く身に覚えのない高額な請求が来て初めて、知らないうちにクレジットカードを使用されていることに気付いた、キャッシングされてしまっていた、なんてことになったら本当にたいへんです。

そんな犯罪を防ぐために大切な業務は、セキュリティーの管理または対策です。

偽造クレジットカードや不正利用を防ぐために、法律に精通したスタッフや決済システムを構築するスペシャリストによってセキュリティ対策が常になされているのです。

■イシュア業務

国際ブランドとして認められているおもなクレジットカードには、マスターカードやVISA、 JCB、アメリカンエキスプレス(アメックス)、ダイナースクラブといったブランドがあります。

それらの国際ブランドと提携してクレジットカードを発行する業務を「イシュア」と呼びます。

たとえば、日本国内でよく知られているクレジット発行会社の中には、下記のようなものがあります。

・三菱UFJニコスカード ・クレディセゾン ・イオンカード ・楽天カード ・ジャックスカード ・オリコカード

これらの発行会社で実際にクレジットカードを作ってもらう際に、VISAとかマスターカードといったブランドを付帯することで、契約している各店舗で使用できるというわけです。

イシュアの特徴やおもな業務内容は、「会員管理を行う」ということです。

入会の手続きや審査、ポイントや特典の管理、海外旅行保険や国内旅行保険などの保険を用意して管理するのが、イシュアのおもな業務です。

■アクワイアラー業務

クレジットカード会社と契約を結んでいる加盟店は、利用手数料なるものをクレジットカード会社に支払っています。

その手数料はクレジットカード会社の収益源となるので、新規の加盟店をどんどん増やしていく必要があります。

この加盟店の新規開拓を行っているのが「アクワイアラー」と呼ばれる業務です。

加盟店の新規開拓の他にも、既存の加盟店の管理業務も行います。各店舗の売上げデータの管理をしています。

■顧客サービス業務

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クレジットカードに関する質問を受け付けることや、苦情に対応する業務を行っている部門です。

より多くの顧客に安心や満足を与え、長くクレジットカードを使用してもらうためにも、この顧客サービスの果たす仕事はとても大切と言えます。

■信用調査業務

クレジットカードの発行の新たな申し込みがあった際には、それを使用する人が本当に信頼できるか、きちんとした返済能力があるのかをまずは審査する必要があります。

その人の職業や勤務先、勤続年数、担保となる財産の有無(家屋など)が信用調査の評価基準となります。

さらに過去の支払い履歴なども確認し、ブラックリストに入っている人ではないか、現在の借入額はどれくらいか、といったことでも判断します。

■債権管理業務

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債権管理業務が行うおもな仕事内容は、返済が遅れている人や未払いになっている人に対して、返済の催促を行うことです。

書面や電話で連絡を取り、それでも返済する意思がない人に対しては、クレジットカードの使用をストップしたり、法的措置を取ったりします。

クレジットカード会社で働く上で求められる資格やスキル

クレジットカード会社で働くためにこれを絶対に持っていなければ採用されない、という資格は特にありませんが、やはり金融や財務に関する業務を担う仕事なので、金融や経済についての専門的な知識やスキルを身につけておく必要があります。

さらに債権を扱うこともありますから、法的な知識も求められる仕事と言えるでしょう。

ではクレジットカード会社で働くために、持っていると役立つどんな資格があるでしょうか。

■クレジット債権管理士

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この資格は、一般社団法人「日本クレジット協会」が認定している制度です。クレジットカード会社で働くほとんどの人は、この資格を取得しています。

消費者側の視点に立った債権回収法の知識や、消費者行動の基礎について学びます。この資格はクレジット業界初の資格制度のようです。

債務を法的に回収する知識やテクニックを身につけるだけでなく、消費者の立場に立って考えられるスタッフを目指すものとなっています。これにより、顧客の信頼や安心を得られる業務を行うことができます。

■クレカウンセラー

同じ日本クレジット協会が認定している資格で、「クレジット債権管理士」資格よりも上級編となる資格です。

クレジット債権管理士を取得してから3年が経った人、または実務経験研修を修了した人に受講が認められています。

債権管理業務に関するより高い知識や経験、スキルが求められているのはもちろんのこと、クレジットに関するさまざまなアドバイスや教育ができる、プロのアドバイザーを育成することを目的としています。

■クレディッター

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クレディッターとは、クレジットカード審査において、発行するかどうか最終的な判断をする専門職のことを言います。

やはり日本クレジット協会によって認められる資格の一つで、クレジットの審査業務に携わる人は持っていると良いでしょう。

与信に関する基本的な知識や、個人情報保護の審査業務について学びます。さらにこの上級コースに「シニアクレディッター」と呼ばれる資格もあるようです。

クレジットカード業界の有名企業ランキング

国内外にはたくさんのクレジットカード会社がありますが、日本国内において売上げ高やシェア率の高い会社はどこでしょうか。

クレジットカード業界の売上げやシェアの高い順に、ランキング形式で上位3位まで見ていきたいと思います。各企業の採用情報も合わせてご覧ください。

<売上げランキングトップ3>

■第1位:株式会社クレディセゾン

株式会社クレディセゾン

corporate.saisoncard.co.jp

セゾンカードでよく知られる「クレディセゾン」は、東京都豊島区に本社があります。売上高は2789億円で、年々成長を遂げて見事1位に輝きました。

国際ブランドはアメリカンエキスプレス、VISA、マスターカード、JCBの中から選択することができます。永久不滅のポイントカード制度も充実しており、利用者は40万人を超えています。

採用情報についてクレディセゾンのホームページを見てみると、新卒採用やキャリア採用に加えて、障がい者採用やアルバイト採用のコーナーもありました。

多様化する顧客のニーズに応えるべく、最適なソリューションを提供するために活躍できる人材が求められています。

■第2位:三菱UFJニコス株式会社

三菱UFJニコス株式会社

www.cr.mufg.jp

売上高2750億円の三菱UFJニコスは、セゾンとわずかな差で2位の位置を占めています。売上は横ばいが続いていますが、DCカードとの合併や、ジャックスとの提携などにより、さらに力を付けている会社です。

「安全」「安心」「高品質」なサービスを提供することをモットーとしており、さまざまな特徴や形態を持った商品の提案を行っています。

採用情報コーナーを見てみると、企業がどんな未来を描いているのか、どんな人材を求めているのか、メッセージが掲載されています。さらにセミナー情報や、求められている募集要員についても載せられています。

■第3位:三井住友カード株式会社

三井住友カード株式会社

www.smbc-card.com

三井住友カードの売上高は2234億円です。本社は東京都港区と、大阪府中央区の二か所にあります。全国各地に支店を置き、さらに米国やシンガポールに拠点を置くなど、幅広く事業を展開しています。

長年培ってきたクレジットカード事業のノウハウを生かし、会員事業、加盟店事業、受託事業など、さまざまな事業を行っています。

新卒採用や中途採用も随時行っています。中途採用は、総合職・一般職・契約社員に分かれています。さらに、インターンシップや障がい者採用に関する情報も掲載されています。

クレジットカード会社の平均年収ってどれくらい?

Women hold a money bag on the vintage wood background, a loan or saving money for future investment concept.

クレジットカード会社で働く人たちの平均年収や給料は、いったいどれくらいでしょうか。

会社の大きさや勤続年数、どんな役職やキャリアに就いているかによって差がありますが、30代でおよそ「500万円以上」と言われています。

大手の企業に就職した場合の初任給は、大学卒で20万円、大学院卒で22万円ほどのようです。これに、年2回の賞与や残業手当などがさらに加算されます。

他の業界の初任給は約17万円、平均年収が一般的なサラリーマンで410万円前後と言われていますから、やや高めの水準と言えるでしょう。

クレジットカード業界の転職事情とは

クレジットカード会社の採用情報欄を見てみると、新卒採用だけでなく中途採用も積極的に行っていることが分かります。転職したいと考えている方もいらっしゃると思いますが、どんな人が転職を成功させている業界でしょうか。

まず一つ目は「営業」の経験を積んできた人の転職は、クレジット業界の営業部署でキャリアアップするのに有利に働いているようです。クレジット業界や金融業界での仕事経験がないとしても、営業のスキルが重視されての積極的な採用が行われています。

他には、やはり銀行や生命保険会社といった金融関係で働いていた人だと、経済や財務、法律に関する知識を身に着けている人が多いため、転職しやすいと言われています。

まとめ

クレジット業界への転職を考える際に大きく悩むのは、どの企業に転職するのが良いかという点でしょう。

たくさんあるクレジットカード会社の中から、自分の希望する条件に合った求人を見つけたいですし、スキルや資格を生かせる企業を探したいと思われるのではないでしょうか。

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転職して失敗した、なんてことにはなりたくないですし、特にクレジットカード業界は未経験で、自分の性格やスキルに合っているか不安だという方であるなら、迷わず転職のプロに相談して、ノウハウを受けた方が良いに違いありません。

クレジット業界に強い転職サービスもありますし、ハイクラス案件やエグゼクティブ向けの求人のみを扱っているところもあります。積極的に活用しながら、確実に成功する転職活動を進めていきましょう!

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