ブラック企業をどう見分ける?失敗しない企業選びを考える!

日本の企業には大きく分けて2つ、ブラック企業とホワイト企業があります。すでに多くの方もご存知の通り、就活や転職におけるブラック企業・ホワイト企業という言葉は一般的となっている言葉です。しかし、大手で有名な企業がホワイト企業、中小企業がブラック企業というわけではありません。

ブラック企業とは?

ブラック企業の見分け方

日本の企業には大きく分けて2つ、ブラック企業とホワイト企業があります。すでに多くの方もご存知の通り、就活や転職におけるブラック企業・ホワイト企業という言葉は一般的となっている言葉です。しかし、大手で有名な企業がホワイト企業、中小企業がブラック企業というわけではありません。そこで、転職をする際にも役立てることができるよう、ブラック企業とホワイト企業の見分け方を知っておくことは大切です。では、ブラック企業とはどのような会社のことを指すのでしょうか?厚生労働省では一般的な特徴として、①労働者に対して極度な長時間労働やノルマを課している。②賃金不払いの残業やパワーハラスメントが横行されている。③このような状況下で労働者に対して過度な選別をする。などの状況がみられます。では、さらに詳しくその特徴をみてみましょう。

ブラック企業の特徴とは?

実際に転職活動を始めてみると、その企業がブラック企業なのかどうかを見極めることを難しく感じます。しかし、ブラック企業の特徴を知っているなら、そのような企業に転職することを避けることができます。では、ブラック企業にはどのような特徴があるのでしょうか?

1、人の入れ替わりが頻繁に行われている。

ブラック企業の特徴として、社員の入れ替わりの激しさがあります。なぜなら、入社してもその過酷な労働環境に耐えることができず。多くの方が退職をするからです。そのため、辞めた人材の穴埋めとして求人の募集をする、という流れが続いています。ですから、頻繁に求人を募集している企業はブラック企業の可能性が非常に高いと言えるでしょう。一方、ホワイト企業は誰も辞めないので、求人が少ないという特徴があります。

2、深夜でも電気がついている。

ブラック企業は、社員1人当たりが抱える仕事の量はとても膨大で、定時に終わるということはありません。そのため、残業をすることで業務に対応していかなければいけません。そのため、深夜でも電気がついており、窓から光がもれているなら、サービス残業をしていることが考えられます。

3、パワハラ・モラハラが日常的となっている。

ブラック企業では、パワハラやモラハラなどの職場でのいじめが当たり前のように行われています。長時間の過酷労働についていくことができない社員をいじめることで、退社へと追い込むことが一般的になされています。また、パワハラやモラハラをする上司は、そのような過酷な環境を生き抜いてきたため、完全なブラック的存在となっています。

4、アットホームな職場と謳っている。

ブラック企業は、外面を気にする傾向があります。そのため、外部には社員同士とても仲が良いことをアピールするという特徴があります。また、求人サイトには社員同士が仲良さそうに写った写真を掲載するケースが多いです。

5、残業はもちろん、休日出勤も当たり前となっている。

きちんとした企業では、休日がしっかりあります。毎日残業があったり、休日も出勤するということは一般の労働形態ではありません。自分の仕事を終わらせて帰宅することを非難されるような会社はブラック企業と言えるでしょう。

6、辞めたくても辞めさせてくれない。

すぐに首を切られるということもブラック企業の特徴ですが、本当に質が悪いブラック企業は、辞めたくても辞めさせないという特徴があります。しかし、そこでしっかり辞めないと、転職の時期をどんどん先延ばしにしてしまうことになります。転職は早ければ早いほど、年齢が若ければ若いほど有利です。周りのことよりも、自分のことをしっかり考えることが大切です。

7、インターネットの書き込みがブラックな噂ばかりである。

自分が転職を考えている企業がブラックかどうかを知るために、インターネットで企業名を検索することができます。インターネットの書き込みはほとんど匿名ですが、元社員などがリアルな口コミを寄せているので、信ぴょう性があります。

求人広告の情報だけで見分けることができるブラック企業の特徴とは?

転職先を探す際には、求人広告をチェックすることでしょう。では、求人広告で転職先を探す際、どのようにブラック企業を見分けることができるでしょうか?

1、募集期間が長すぎる。

求人広告は基本、掲載期間が決められています。しかし、いつ見ても掲載されている募集期間が長い企業には注意が必要です。なぜなら、予定している募集人数になかなか届かずに追加料金を支払い、掲載期間を延ばしている可能性があります。また、離職率が高すぎて人材が不足していることも考えられます。

2、給与・年収が高すぎる。

同業種と比較して、あまりにも給与や年収が高い場合には注意が必要です。たとえば”28歳で年収800万円”などの謳い文句は、ブラック企業の可能性があります。本当にこんなに年収があるなら、募集が殺到し、すぐに求人募集は終わってしまうことでしょう。このような文句を掲げて募集を続けている企業は注意しましょう。

3、年収の差が広すぎる。

たとえば求人広告に、”年収300万~700万”と記載されているなら、注意が必要です。求人広告には、年収300万円以上と掲載されていてもそれを下回ることもあります。また、”頑張ればもっと稼げます!”などの簡単に稼ぐことができるような謡い文句もブラック企業に可能性があります。

4、精神論を積極的にアピールしてくる。

”未経験者でも大歓迎””未経験者大募集”などの精神論を積極的にアピールし、経歴や職歴を問わない企業はブラック企業の可能性があります。一般的なホワイト企業では、ある程度の経験や実績、スキルなどを求職者に求めています。

残業代のシステムを理解することは大切

残業代のシステムを理解しているなら、ホワイト企業かブラック企業か見極めることができます。つまり、残業時間と残業代を確認するということです。では、どのように確認することができるのでしょうか?月額給与には見込み残業代が含まれています。しかし、残業は本来、月に45時間までと法律で決められていますし、もし残業が月80時間を超えるなら過労死とラインとなり生死がかかってきます。そのため、ブラック企業では、45時間以上の残業時間は記録をせず、時間外給与手当もないサービス残業とします。なので、残業時間や時間外給与に関しては、入社前にしっかり確認しておくことは重要です。もし質問をした際に、曖昧な応答をするようならブラック企業である可能性が高いと言えるでしょう。また”裁量労働制”を採用していると企業側が述べた時も注意が必要です。そもそも裁量労働制とは、労働時間の計算を実労働時間ではなく、みなし時間によって行うことを認めている制度のことですが、ブラック企業はこの制度を見せかけとして使用し、無理なノルマを課しそれを達成するまで帰ることができない、という勤務形態をとります。なので、転職で確実にホワイト企業を選ぶためにも、残業時間と時間外給与手当については、自分が納得して理解できるまでしっかり確認するようにしましょう。説明を曖昧にされるなら、それを疑うことも大切です。

労働実態と調査の情報を知ることも大切

厚生労働省は毎年、労働者を酷使している企業や、使い捨てにしている企業などの労働実態を調査し、「ブラック企業ランキング」としてインターネット上の「ブラック企業大賞」というサイトで公表しています。なぜその企業がブラック企業大賞と呼ばれているのか理由も記載されているので、参考にすることができるでしょう。実際、世の中には多くのブラック企業があり、過労死や自殺など深刻な社会問題となっているのが現実です。ブラック企業に関する情報は、数多くあり、溢れていますので、しっかり調査された情報を知っておくことで、転職活動に役立てることができます。

口コミサイトの情報も大切

上記でも少し触れましたが、元社員や第三者からの評判や実体験が書き込まれている口コミサイトは、重要な情報源のひとつです。もし情報収集したい企業がブラック企業であるなら、口コミ欄に必ずマイナスな情報が書き込まれていることでしょう。しかし、口コミサイトは数多く存在しているので、信ぴょう性が高い口コミサイトを選ぶ必要があります。なので、誰でも自由に書き込むことができるサイトは、悪ふざけで書き込まれている可能性もあるので利用を控えることができるでしょう。そこで、おススメの口コミサイトは、口コミを書くためにユーザー登録を必要としているサイトを選ぶことです。ユーザー登録という過程があるので、悪ふざけの意見が書き込まれることを防ぐことができ、信ぴょう性が高い情報を得ることができます。

企業の資本金を確認してみよう!

ブラック企業かどうかを見極めるために、企業のホームページから資本金を確認してみましょう。もし資本金比率が社長の投資なら、かなりの確率でブラック企業の可能性が高いと言えるでしょう。なぜなら、経営を自分の思い通りにしたい、と考えているからです。そのため、他の株式や資本などの投資を避け、上場しようともしない傾向があります。

面接に行くときに注意したいこととは?

転職活動で欠かすことができないのが、面接です。面接は転職したい企業に自分を売り込む機会で、企業側でも求職者の人なりを見極める大事な機会をしています。では、面接をする際、どのような点に注意しながら受けることができるでしょうか?

1、面接時間

面接は、ある程度の時間をかけて、お互いのことをよく知り合う必要があります。しかし、ブラック企業では、社員を使い捨てとみなす傾向があるため、求職者のことをよく知ろうとせずに、面接を数分で終わしてしまう傾向があります。一般的な面接は、1時間程度かけて行います。これを見分け方のひとつとするなら、面接の時点でブラック企業かどうかを判断することができるでしょう。また、ブラック企業の面接内容は、終始雑談で終わるという傾向があります。このように面接で話す内容からも、ブラック企業かどうかを判断することができるでしょう。これらに加え、面接の最後に、即採用を言い渡される場合もブラック企業の可能性が高いので注意しましょう。

2、面接官の態度

面接を担当している社員の態度もブラック企業かどうかを見極める材料とすることができます。面接官の態度が威圧的だったり横柄な態度があるなら、顧客に対して知らないうちに無礼な態度をとるような職場環境にいることが考えられます。また、面接の日程調整や連絡などに関しても、求職者側の意見が一切考慮されない場合も注意が必要です。

3、労働条件についての応答が曖昧

多くのブラック企業は、長時間労働はもはや当たり前となっていることなので、残業や休日出勤などの労働時間などの条件に関しての情報の受け答えを曖昧にする傾向があります。もし質問をしても答えることを渋っているようなら、ブラック企業であるかもしれないと疑うことができるでしょう。

内定が出てから注意したいこととは?

転職活動をし、内定の通知を受け取ることができればとても嬉しいものです。しかし、その反面、本当にこの企業に転職しても良いのか?という迷いや不安もあります。実際に入社してから、ブラック企業だった・・ということにならないように、内定が出てからもブラック企業かどうかを見極めることができます。ではどのような点に注目すればよいのかみてみましょう。

1、内定の通知がでるまでの時間

ブラック企業の多くは、早く人材を確保したい、頭数が早く揃うならどんな人でも構わない、という考え方をしています。そのため、面接後内定の連絡が早いなら、注意が必要です。ホワイト企業では、求職者の人となりを見極めるために、ある程度の時間を必要とし、慎重に判断します。なので、内定の通知を早くだす企業には何かしらの理由があると考えることができます。

2、内定後の拘束条件

内定後すぐに長期研修をしたり、強制的にインターンシップへの参加を求められるなら、ブラック企業の可能性があります。そうすることで、他の企業に逃げないようにと拘束することが目的です。もちろん、良い人材を見つけたなら、他の企業へ渡したくない、という企業がほとんどですが、他の企業への転職活動を妨害する場合は、人材が常に不足していることが考えられるので気を付けることができるでしょう。

3、雇用契約書の有無

日本では、労働基準法15条によって、雇用契約書を書面で交わすことが定められています。もし雇用契約書がない場合は、ブラック企業の可能性が十分あります。また、雇用契約書を交わしたとしても以下の点を必ず確認する必要があります。

労働契約の期間について

多くの企業では原則、終身雇用となっているので、定年退職するまでの期間が記載されているはずです。

就業場所や業務内容に関して

就業する場所が本社なのか、支社なのか、また、その会社でどのような業務をするのが具体的な内容が記載されているはずです。

労働時間、残業の有無、休日に関して

1日8時間労働で1週間40時間となっているか、1週間に1日以上の休日があるか、有給休暇の有無などを確認しましょう。

給与や年収に関して

実際の賃金か残業代の計算方法が記載されているかどうか確認しましょう。

退職に関して

退職金の有無を確認しましょう。

これらの項目が雇用契約書にしっかり記されているかどうかを確認し、ひとつでも抜けているようなら企業側に著名をする前に問い合わせてみましょう。もし問い合わせをしても答えが明確にならない場合は、内定を辞退することも可能です。自分の人生を大きく変える転職ですので、冷静になり、慎重な判断を下すようにしましょう。

ブラック企業の特徴を知ることはホワイト企業を見分けることもできるようになる!

ここまでブラック企業の特徴や見分け方についてみてきました。これらをよく把握したなら、それにひとつでも当てはまる企業への応募は避けることです。その際には、複数のポイントから判断するようにしましょう。なぜなら、ブラック企業側も、ブラック企業であることを見破られないようにさまざまな工夫をしているからです。ですから、しっかりと情報を収集し、ひとつでも疑問な点や質問があるなら、徹底的に解決するまであきらめないようにしましょう。一方、ホワイト企業はブラック企業とはまったく対象的で、会社の規律がしっかり守られているため、だれもが働きやすい環境が整っています。これらの情報を収集し、特徴を抑えておくなら、今後の成長性なども読み取ることができるようになるでしょう。また、転職エージェントを利用するなら、効率よく転職活動を進めることができます。いずれにせよ、世の中にはブラック企業も多く存在しているので、これらの特徴をしっかり抑えて転職活動をするなら、ブラック企業とホワイト企業を間違えずに見極めることができるようになるでしょう。