【不動産管理関連の仕事】求人の探し方や待遇なども徹底解説!

【不動産管理関連の仕事】求人の探し方や待遇なども徹底解説!

不動産管理に興味をお持ちでしょうか?土地がある以上どこでも存在するのが不動産業です。管理や営業などについて幾つかご説明します。就職や転職活動は自分で出来るという方には、情報収集という面で非常に役立ってくれるはずです。一度履歴書を登録するだけであらゆる求人に簡単に応募できるシステムや、海外の求人まで表示してくれる情報網の広さなどは、利用の仕方によっては強力な武器になります。

不動産管理とは

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不動産管理の仕事は、主に4つの種類に分けることができます。・入居者対応・客付け対応・物件の維持、管理・オーナー対応です。それぞれを概観してみましょう。

入居者対応

Real estate agent inviting couple to enter house for visit

入居者対応は、アパートやマンション、一戸建て型の賃貸住宅に入居している利用者に対応します。主にクレーム対応がメインの仕事となります。クレームと言ってもその内容は多岐にわたり、トラブルや故障に関するものや、クレームをつけられた近隣住民への対応も含まれます。

最も多いのは近隣の騒音や水漏れで、入居者が快適に生活できるよう迅速に解決しなければなりません。クレームの連絡は突然来るため、即座に対応できる応用力や柔軟な姿勢が必要です。不動産管理会社が手掛ける物件が多ければ多いほど、クレームの発生数も多くなります。

クレームの内容によっては、一概に白黒つけられないこともあり、時には入居者の怒りを鎮めるところからスタートすることもあるでしょう。

家はプライベート空間であるため、お金を払っている入居者からすればトラブルが発生した時点で怒りに繋がってしまうものです。そのほとんどは重大な問題ではありませんが、慎重さや丁寧さを必要とする業務内容です。

家賃の回収も不動産管理会社の仕事です。契約時に家賃の金額や支払い方法は決められているはずですが、振込などではなく手作業で回収を行わなくてはならない場合、不動産管理会社が個別に訪問して家賃を回収します。

入居者が滞納している場合は催促も行い、家賃収入を問題なく利用できるよう管理しなければなりません。払い忘れなどであれば簡単に事が済みますが、意図的な滞納や音信不通などのケースでは困難になります。

保証人がいればそちらに連絡することもできますが、そちらも共犯で同じく支払いを拒否するなどのケースでは、回収作業は精神的な負担となるでしょう。

しかし、最近では家賃の回収を代行する業者も増えてきており、滞納者への催促なども含めて代行業者がまとめて行いつつあるという現状があります。たった一軒で家賃を回収できないだけで、その他の全ての業務が後回しになってしまわないために、外部委託で家賃回収を行う不動産業者は少なくありません。

保険契約に基づく事故が発生した際は、現場検証への立会いや保険会社への各種書類提出などを行います。賃貸物件の場合、入居者は基本的に火災保険に加入しているため、保険会社とのやり取りや後処理がメインですが、保険に加入していない場合の事故処理や警察との連絡などはより大変です。

入居者が退去する場合、部屋の原状回復のために必要な処理を行います。賃貸物件の場合は、オーナーに代わって退去時の立会いに参加し、原状回復工事の見積もりを業者に依頼します。賃借人とオーナーの間で負担率を決めなければならないのですが、オーナー自らが立ち会うと利益相反となって上手くいかないことが多いため、不動産管理会社がすべてを代行するのが普通です。

双方に気を使う業務で、管理業務の中で家賃回収と同じほど重要な内容であるため、不動産管理の中でも最も重要な業務の一つです。その後、賃借人からの原状回復費の徴収や、オーナーへの入金対応などを行って退去処理は終了です。契約の更新も業務に含まれます。

客付け対応

Real estate agent showing a family a house, closer in

客付け対応の中で最も大きな比率を占めるのは空室募集でしょう。黙っていれば勝手に次の入居者が決まるわけではなく、空いた物件を埋めていくために広告活動や内覧対応を行わなければなりません。

空室が出た場合、広告の作成やポータルサイトへの物件情報掲載、新聞や地元のフリーペーパーなどでの広告宣伝、近隣の不動産管理会社への客付け依頼などを行います。問い合わせがあるとその対応も行い、内覧の際には物件の紹介や説明を行います。

お客様が部屋を内覧している際は、決して押しつけがましくないように、かつ物件の魅力を理解してもらえるように最大限努力します。以前は、担当する営業マンの良し悪しで成約数が大きく変わっていた時代もありましたが、今ではインターネットでほとんどすべての情報を集められるため、担当する人によって家が売れるかどうかは以前ほどの影響がないと言われています。

お客様が物件を決めた場合、次は賃貸借契約に移ります。契約書の作成や確認、入居費や敷金の受領、もし物件に不具合があった場合はそのクレーム対応などが含まれます。

火災保険の契約も締結し、火災保険の代理店であれば物件の契約と同時に保険も扱います。入居日には鍵の引き渡しや引っ越しの段取りを確認します。

入居日と契約日が違う場合は、鍵を事前に渡してお客様に一時預けることもあります。大きな不動産管理会社であれば、物件の管理担当がこの賃貸営業やお客様とのやり取りを行うことはありませんが、小さな規模の不動産管理会社では社員がすべてを担当することもあります。

物件の維持、管理

不動産管理会社ですから、物件の維持管理も最重要業務の一つとなります。管理化にある物件を定期的に巡回し、物件の損傷を修理したり清掃したりします。

外壁の痛みや損傷、塗装の状態や見栄え、屋根がある物件であれば屋根の状態や屋上防水シートの劣化状態などを調べます。痛んだり損傷している箇所がなくても、近々トラブルが発生しそうな場所や定期的な補修や改修が必要な箇所を事前に調べ、修繕工事の内容や必要性を判断していきます。

工事が必要であれば、オーナーに確認を取った上で業者に発注し、工事の内容や範囲の指定を行います。オーナー会の費用請求や業者への支払いも行います。

前述のように、賃借人が退去した後は原状回復工事も管理します。内装や家具備品に関して、原状回復工事の見積もりや内容の選択、工事後のチェックも業務です。

定期点検では、外壁や屋上、敷地内の清掃に加えて、消火器の期限確認や雑草が生えていれば除去作業なども行います。定期点検以外にも清掃は一定の周期で行います。アパートやマンションであれば共用部の清掃や修理改修、灯火類やスイッチ類の機能確認、草刈りやゴミの処分などを担当します。

建造物や家屋が劣化して水漏れや漏電などの問題が発生した場合、即座に業者へ連絡して見積もりを取得したり、入居者への工事内容や日時の伝達などを行います。

こういったビルメンテナンス業務には専門知識が不可欠であり、物件の維持管理のために消防法や建築基準法、原状回復工事におけるガイドラインなどを学ぶことが求められます。

オーナーは費用を払って物件の維持管理を完全に任せているため、この業務は不動産管理の中でも非常に重要で、会社の印象を左右し得る重要な業務です。

オーナー対応

Real estate broker residential house and car rent listing contract

オーナー対応は、物件の所有者に対して行う全ての作業を指しています。その大半はオーナーへの報告や各種作業に対して許可をもらうなどの連絡作業となります。

物件が空室の場合、まずはオーナーに広告内容や募集条件を確認していきます。オーナーが不動産運営の長年行っている場合は、条件に関してオーナー側の意見をしっかりと反映させることが求められ、特に経験がないオーナーの場合には入居のしやすさや家賃収入などに関して条件を提示していくこともあります。

入居者が決まれば連絡し、入居に際して賃借人から希望された条件や折り合わせなければならない事項なども伝えます。

入居後は、毎月の家賃送金や送金明細書の郵送、直接オーナーに家賃を支払う場合はその見届けなども業務に含まれます。入居前にリフォームや修理工事が必要だとわかった場合は、オーナーに対してリフォーム内容の提案や見積りの提示、業者への実際の発注や工事後の確認などを行います。

オーナーは、基本的に追加費用なく家賃収入を可能な限り得続けることが目的であるため、中には最低限必要な工事でもオーナーが渋ることもあるようです。

その場合、あまりにもオーナーの意思が強い場合や何らかの特別な理由があれば放置したり、あるいは入居者を探すためにリフォームや修理工事がどれほど必要か納得してもらえるように説得したりすることになります。

いずれにしても、お金が発生する事案に関しては全てオーナーに報告や相談を行って作業を進めていきます。賃借人との間でトラブルが発生した場合は、その内容を速やかにオーナーに報告した上で指示や意向を仰ぎ、具体的なプランの提案や賃借人とのトラブル解決にあたります。

こうしたマネジメント全般を全ての物件で行うのが不動産管理です。中には、オーナーが遠方の都道府県に住んでいる場合や海外に住んでいる場合もあるでしょう。そのような状況でトラブルが発生するケースでは、特に慎重な対応が必要です。

電話連絡やメールでのやり取りだけで意思の疎通を交わすのは簡単なことではないため、担当者にはかなりの負担が発生することもあります。

加えて、不動産管理会社の規模によってはこれらの業務をすべて行わなければならないこともあります。大きな規模の不動産会社であれば、入居者対応と建物の維持管理を別々の担当者が扱ったり、専門の部署が広告作成などの客付け対応すべてを担っています。

しかし、会社規模が小さければ社員をそれぞれの業務に割り振ることができず、一人で入居者対応や建物の清掃、オーナーとの連絡まで担当せざるを得ない状況もあります。

精神的負担の大きい場合もある仕事

Angry couple claiming and shouting to an office worker

不動産の管理ひとつをとっても体力や効率的な作業が求められる仕事です。前述のように、会社規模によって担当する内容や仕事のハードさは変わってきます。

とはいえ、入居者のクレームはいつも穏やかに話ができるとは限らず、罵声を浴びせられたり、悪質な断水の入居者に女性の社員が対応せざるを得なかったりなどといったこともあるでしょう。工事業者がずさんな施工を行った場合は、入居者から何度もクレームが入るかもしれません。

家賃回収を専門の業者に依頼する場合でも、物件の維持管理に関しては不動産管理の業務外に含まれます。滞納を続ける悪質な入居者が、物件を著しく損なっていたり清潔に扱っていないこともあり、その場合の巡回や連絡作業は非常に大変なものになります。

退去時に、原状回復工事の内容や費用を巡ってオーナーと賃借人の間で折り合いがつかなければ、板挟みの状態で業務を行うことになるかもしれません。

ある程度建物や法律の知識がなければ、定期点検や巡回作業で物件を回っている際に、現状を把握することができません。そのため、上で述べたように建築基準法や消防法に関してそれなりの知識量が求められます。

このように、決して簡単な仕事ではないものの、土地柄に詳しくなれたり社会を不動産という観点から理解する経験を積んだりもできる仕事です。営業や内覧の際には人と接するため、社交的な人にはそれなりにやりがいを見出しやすい職種でしょう。

ある程度メンタル面での強さが求められますが、仕事を覚えさえすれば、外に出ながら人と接したり事務所でデスクワークを行ったりと、変化のある業務を楽しめるかもしれません。

不動産業界で有名な企業

この業界で有名な企業をいくつかご紹介しましょう。いずれも物件数や会社規模が大きく、業務内容も多岐にわたります。

株式会社東急コミュニティー

株式会社東急コミュニティー

www.tokyu-com.co.jp

東急コミュニティーは、マンション管理の支度運命をメインの業務としながら、ビルマネジメントやビルメンテナンスを行う東急不動産グループの不動産管理会社です。

マンション管理に関してはスペシャリストよりもパイオニアと言っても差し支えないことのノウハウを誇り、50年近くにわたって採用してきた管理プログラムや長期修繕プランを有しています。

マンションの管理戸数は50万戸以上、ビルやその他でも1,000件以上の物件を扱い、メンテナンスやリフォームに関しても蓄積されたノウハウを持っています。

女性の働きやすさを重視しており、労働環境ナンバーワンを目指して社風の改善に取り組む企業姿勢を見せています。男性社会になりがちな不動産管理業において、女性が働きやすい会社という一面も持っています。

株式会社レーサム

株式会社レーサム

www.raysum.co.jp

レーサムは、東京都千代田区に本社を置く1992年設立の不動産会社です。不動産管理はもちろんのこと、資産運用に関して強みがあり、余っている不動産を上手に管理したいオーナーの味方になってくれる企業です。

不動産投資や税金が関係する物件の扱い方などに精通しており、物件の会計や歴史についても理解の深い企業です。

日本管財株式会社

日本管財株式会社

www.nkanzai.co.jp

日本管財は、東京都中央区に本社を置き、兵庫県西宮市に本店を置く物件管理会社で、ビルメンテナンスやマンション管理などの建物管理事業を中心とし、グループ全体では浄水場や下水処理場、放射性廃棄物処理施設などの環境衛生施設管理事業や、なんと警備事業も展開する不動産管理総合会社となっています。

商業施設の維持管理にも携わっており、病院などの公共施設のメンテナンスも行います。特殊な建造物や環境での業務を経験できるため、普通の不動産管理よりも特別な経験を積みたいという方には理想的かもしれません。

不動産管理業界で仕事を探す

最後に、不動産管理の業界で求人を探す方法を少しだけご紹介します。上記で紹介したような不動産の賃貸や管理事業だけでなく、不動産流通事業を請け負う会社や投資事業を扱う会社もあり、その内容は様々です。

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