在宅でできる翻訳関連の仕事って?仕事の種類や求人の探し方

在宅でできる翻訳関連の仕事って?仕事の種類や求人の探し方

自分のスケジュールや生活スタイルに合わせて仕事ができる在宅ワークの仕事がいま人気を集めています。またインターネット環境やスマホやタブレットの普及に伴い、そうした在宅ワークの需要が増えているのも事実です。その在宅ワークの中でも、英語が得意だという人、英語の資格を活かした仕事をしたいという人に人気なのが「翻訳関連の仕事」です。在宅ワークとして翻訳の仕事を行なう場合、どれくらい稼ぐことができるでしょうか。翻訳の仕事に必要な資格は何でしょうか。また、在宅での翻訳の仕事はどうやって見つけたらいいのでしょうか。そんな点を中心にまとめてみました。

在宅ワークでできる翻訳関連の仕事

Freelancer working on laptop from home office

自分のスケジュールや生活スタイルに合わせて仕事ができる在宅ワークの仕事がいま人気を集めています。またインターネット環境やスマホやタブレットの普及に伴い、そうした在宅ワークの需要が増えているのも事実です。

その在宅ワークの中でも、英語が得意だという人、英語の資格を活かした仕事をしたいという人に人気なのが「翻訳関連の仕事」です。他の在宅ワークの仕事に比べて、一つの案件あたりの単価が大きいことが人気を集めている理由でもあります。

では翻訳の仕事はほんとうに需要の多い仕事なのでしょうか。在宅ワークとして翻訳の仕事を行なう場合、どれくらい稼ぐことができるでしょうか。翻訳の仕事に必要な資格は何でしょうか。また、在宅での翻訳の仕事はどうやって見つけたらいいのでしょうか。

そんな点を中心にまとめてみました。

英語力を活かせる翻訳関連のおすすめの在宅ワーク

翻訳の仕事と言っても、ジャンルはさまざまです。在宅の仕事として依頼されることが多いものには、たとえば「英文ビジネス文書の翻訳」や「海外サイトの翻訳」などがあります。また「英語の動画の翻訳」といった仕事もあるようです。

それぞれの仕事内容によって求められるスキルが変わってくるので、それによって単価も変わってきます。スキルが高ければ高いほど、翻訳の仕事内容も報酬も高くなってくるということです。

では実際に、いま在宅で英語力を活かした翻訳関連の仕事を行なっている人がおすすめする在宅ワークにはどんなものがあるのでしょうか。5つご紹介したいと思います。

<その① 海外の観光地やレジャースポットに関する記事を日本語で書いていく仕事>

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この仕事はライティング経験が浅い人でもできる、比較的簡単な仕事です。特に海外に旅行によく行く人や、海外に住んでいた経験があるという方にはもってこいの仕事と言えるかもしれません。

海外のレジャースポットを紹介するサイトをよくチェックしておいたり、海外の観光場所をおすすめする雑誌などによく精通しておくことで、読者が行ってみたい♪と思えるような内容にすることができるに違いありません。

この仕事は時給ではなく、“一記事○○円”とか“□□文字で○○円”という形での報酬となります。単価としては低いですが、コツコツと短い記事をたくさん書いていくことで、スキルも上がりますし、仕事の依頼も増えていくに違いありません。

<その② 日本のウェブサイトやグッズ、アイテムを英語で紹介していく仕事>

ビジネスの世界もグローバル化していく中で、日本の商品を海外に向けて発信していったり、海外の企業にグッズやアイテムを紹介し販売していこうとする動きも当たり前のものとなっています。

そうした中で、海外のショッピングサイト会社向けにさまざまなアイテムやグッズを英語で紹介する記事を書く依頼も増えているようです。また、日本料理のレシピを英語で作成したり、海外から日本に来る旅行者向けに、日本のレストランやレジャースポットを英語で紹介する記事を頼まれることもあります。

確かな英訳スキルが求められる仕事ではありますが、その分単価も少し高くなってきます。だいたいは一件当たり500円から1000円ほどの単価になるようですが、仕事をたくさんこなせば割の良い仕事になると言えるでしょう。

<その③ 文書を翻訳する仕事>

文書の翻訳と言っても、簡単なものもあれば、企業のマニュアルや資料といったビジネス文書のように、専門用語がたくさんでてくる内容までいろんな翻訳があります。海外サイトの翻訳をする仕事もあります。

正確な翻訳スキルはもちろんのこと、専門的なビジネス英語に通じていることや、豊かな表現力も求められてくるので、それなりの英語力が求められるでしょう。

専門性が高いということと、正確な翻訳スキルが求められることもあり、仕事単価はそれなりに高くなります。“1ページ1000円から2000円”というものもあれば、“数千文字で2万円”とか“1万文字で1万円”というものもあります。

海外に住んでいたとか、帰国子女であるなど、確かな英語力に自信のある方には特におすすめできる仕事となっています。

<その④ 英語の動画を文字起こしして、日本語に訳していく仕事>

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たとえば海外製品を動画で紹介しているものってありますよね。そうした動画をまず英語で文字に起こして、それを日本語に訳していくような仕事があります。

動画内容もさまざまなジャンルがありますが、どれも専門的な用語がでてきたり、独特の言い回しなどもあるので、ネイティブレベルのヒアリングスキルは必須になってくるかもしれません。

単に英語を日本語に翻訳するだけでなく、ヒアリング力も求められる仕事になるので、それだけ難易度も高くなります。難易度が高いということは、仕事単価もそれなりに高いということでもあります。

5分くらいの短い動画で1000円といった単価のようなので、日常的に英語をスムーズに聞き取れるスキルを持っている人にとっては、慣れてくればかなり割の良い仕事になるのではないでしょうか。

<その⑤ オンライン上での通訳やガイドを行なう仕事>

この仕事は確かなヒアリング力に加えて、英語でコミュニケーションを取ることがネイティブレベルでできないとできない仕事です。

仕事内容の中にはたとえば、

・企業がオンラインで行なう会議を同時通訳する ・日本に旅行に来る外国人に、電話やオンライン上で観光案内する ・外国人観光客のホテル宿泊予約を受け付けたり案内サービスを行なう

といったものがあります。

仕事内容によってはそれだけ時間の縛りもありますから、時間を自由に使える人に向いていると言えるでしょう。

また、人と話したりコミュニケーションを取ることが好き、あるいは得意だという方、またネイティブレベルの確かな英語力を持っていると自信があるという方にはぜひおすすめしたい仕事です。

翻訳の仕事のおおまかな流れ

上記で取り上げた以外にも、翻訳に関わる仕事はさまざまで、その依頼内容によってもちろん仕事のやり方も変わってきますが、在宅で翻訳の仕事をした場合の大まかな流れを説明しておきたいと思います。

○仕事内容の確認

クライアントから受けた仕事の主旨や依頼内容を正確に汲み取ることをします。それにより、クライアントが「どのような翻訳を求めているか」をしっかり把握することができます。

○原稿や文面を何度も読み込む

日本語でも専門的な分野や内容であれば、よく理解するのは難しいですよね。それが英語になればなおさら難易度は上がってくると思います。

依頼を受けた内容の中でよく分からないことがあれば、丁寧に下調べが必要だと思いますし、そのようにして内容をきちんと読み込んで理解することが必要です。

○粗翻訳をしていく

粗翻訳というのは、とりあえず一文一文を英語から日本語、あるいは日本語から英語に訳していき、文章を起こしていく作業です。

○修正をしていく

粗翻訳したものを改めてみると、文章に統一感がなかったり、書き方や語彙がバラバラでまとまりがないことに気付くかもしれません。

そうした文章や語彙を修正していくことで、読み手が理解しやすい言葉や文章に作り直していきます。また、内容が事実と間違っていないかを資料やインターネットなどを見ながら確認していく作業もあります。

○推敲と見直し

最後に何度も読み込みをして、言葉遣いに変なところはないか、読みにくい箇所がないかなど細部にわたってチェックをして終わりとなります。

在宅でする翻訳の仕事はどれくらいの報酬がもらえるか

Close-up Of A Business Woman Giving Cheque To Her Colleague At Workplace In Office

先ほど在宅でできる翻訳関連の仕事をいくつか取りあげ、それぞれの大まかな単価や報酬についてもご紹介しました。

仕事が簡単なものだとそれなりに単価も低いですが、コンスタントに仕事の依頼が来るようになれば、仕事をこなせばこなすほど報酬もそれなりにもらえます。

しかし、フリーランスとして独自で仕事を探すとなると、クライアントからの信頼を得ないと、それほど仕事の依頼は来ないのが現実です。

特に翻訳の仕事は、実務経験がどれほどあるかがモノを言う世界ですから、仕事を始めたばかりの頃は時間もかかるでしょうし、なかなか思うようには稼げないかもしれません。

仕事の依頼がコンスタントにくるようになった人のコメントを見ると、時給に換算すると2000円から5000円くらいの仕事であること、でも翻訳はコンスタントに仕事が来るわけではないので、たくさん依頼があった月で10万円以上働けるということです。

どれくらい翻訳の経験を積んでいるか、定期的に仕事があるか、クライアントからの信頼をどれほど得られるかということが、稼げるポイントになってきそうです。

翻訳の仕事に資格は必要なの?

翻訳の仕事をするにあたって、資格を持っていると優遇されやすいとか仕事の依頼が来やすいというのは確かですが、実は基本的に資格は必要のない仕事なんです。

じゃあどうして資格を持っていた方が有利なのかというと、企業やクライアントが仕事の依頼をしようと思った時に、その人がどれほどの英語力を持っているか分からないので、判断材料とする上でどんな資格を身に着けているかを見る、ということなのです。

もちろん仕事内容によっては経験者が優遇されるものもありますが、「未経験者でもOK」と書いてあるものもたくさんありますから、初めのうちはそうしたものからトライしていって、実力を付けていけるようにしましょう。

翻訳の仕事はとにかく「実務経験」が大事になってきます。しかしどんなに高い英語力を持っていても、何の資格も持っていないとクライアント側も判断が難しいと思うので、じ英検やTOEICの資格を取っておくことをお勧めしたいと思います。

自分の英語力を確かめられる機会にもなりますし、仕事の依頼を確実に増やすのにも役立つでしょう。理想的なのは「英検1級」とか「TOEIC900点台」を持っていると、翻訳の仕事を行なう上で有利になります。

持っていると役立つその他の翻訳の資格

翻訳の仕事を本気で行なっていきたいと考えている方なら、やはり資格を持っていると良いでしょう。

翻訳関連の資格にも色んなものがありますが、その中でも特に知名度の高い資格を3つご紹介したいと思います。いずれも、語学力はもちろんのこと、翻訳者として必要なスキルや能力を評価される資格として翻訳業界からも認められている資格です。

◇JTFほんやく検定

「JTFほんやく検定」は社団法人日本翻訳連盟が認定している資格で、ビジネスでも通用する翻訳であるかを評価してもらうことができます。

実用レベルは1級~3級で、「政経・社会」「科学技術」「金融・証券」「医学・薬学」「情報処理」「特許」のいずれかから一つ選んで行ないます。

<特徴やメリット>

・検定は英語のみで行なわれる ・年に2回実施され、インターネットで在宅受験することが可能 ・試験中に辞書や参考書、用語集を自由に用いて良い ・2級以上に合格すると、日本翻訳連盟から直接仕事の依頼が来ることもある

◇翻訳実務検定TQE

「翻訳実務検定TQE」は、大手翻訳会社サンフレアが「翻訳実務士」としての認定を与える資格制度のことです。

企業内での英語の実務能力を図るのにも活用されている試験で、16の専門分野ごとに「言語能力」や「文章作成能力」を評価されます。

<特徴とメリット>

・英語・フランス語・ドイツ語・スペイン語・中国語・韓国語・ロシア語の7言語で検定を受けられる ・年4回実施され、インターネットで在宅受験することが可能 ・TQE3級以上に認定されると認定証が授与される ・トップクラスの翻訳家が所属する、40年以上の実績を持つ大手の翻訳会社サンフレアの通訳者として登録してもらえる

◇JTA公認翻訳専門職資格

「JTA公認翻訳専門職資格」は、翻訳の世界標準を目指す一般社団法人日本翻訳協会が認定を与える資格のことを言います。

<特徴とメリット>

・英語と中国語での検定を受けられる ・年4回実施され、インターネットで在宅受験することが可能 ・国際基準に合わせた職種別検定を実施しており、外資系の翻訳者として活躍するのに有利になる

これらの資格はすでに翻訳の仕事をしている人でも難易度が高い資格と言われています。もちろん時間に余裕があるのであれば、取っておいて損はない資格だと思いますが、翻訳の仕事をする上で必ず必要だというものではありません。

在宅でフリーランスとして翻訳の仕事をしたいのであれば、各翻訳会社のトライアルを受けて合格すれば、登録翻訳者として仕事の依頼を受けられるようになります。

いずれかの翻訳の資格を持っていれば、翻訳会社によってはトライアルを受けなくても仕事をくれるというのがメリットと言えるでしょうか。

しかし2017年4月より、翻訳サービスに関する国際規格「ISO17100」に基づき、「翻訳者登録制度」というものがスタートしました。

この制度は、翻訳サービスの品質を保つために、専門的なスキルや資格を持つ翻訳者を第三者機関によって評価し、登録する資格制度です。

これにより、誰でもなることができた翻訳者ですが、資格翻訳者としての資格と力量を明確にし、品質を図ろうという狙いがあるようです。そうなるとこれから何らかの資格を有することが条件になる可能性はあると言えそうです。

在宅での翻訳の仕事の見つけ方

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在宅でフリーランスとして働くうえでいちばん大変なのは、仕事探しではないでしょうか。では、在宅での翻訳の仕事を見つけるのに役立つサービスを取り上げてみましょう。

○クラウドソーシングサービスを活用する

「クラウドソーシングサービス」とは、仕事を依頼したい側と仕事を請けたい側を効率よくつないでくれるネット上を利用したサービスのことを言います。

クライアントが依頼したい仕事内容や情報をネット上に掲載し、応募してきた人の中から依頼する人を選んで、業務を委託するのです。

誰でも無料で登録できるので、複数のクラウドソーシング会社に登録しておくと便利です。 初心者の方でも請けやすい案件もたくさんありますし、自分の好きな内容を選んで仕事ができるのでぜひ利用してみてください。

<翻訳の仕事探しで選ぶと良いクラウドソーシングサービス>

・クラウドワークス ・ランサーズ ・シュフティ ・在宅ワークス ・Job-Hub ・WORKSHIFT

○翻訳会社のサイトを見て探す

<JTF翻訳サイト>

日本翻訳連盟の公式サイトを見ると、求人情報を検索できるページが出てきます。雇用形態に「在宅」とチェックすれば、在宅翻訳者を募集している会社の一覧がズラッと出てきます。

JTFに登録している会社なので仕事受注も安心して行なえるので、ぜひチェックしておきましょう。他にも「翻訳者ディレクトリ」や「ZapMeta」「アメリア」といったサイトの活用もおすすめです。

○転職サイトで探す

転職サイトを見ると、たくさんある求人の中から、自分が求めている職業や企業を見つけることができます。

全国規模で展開している大手の転職サイトがたくさんありますから、自分の条件や希望にかなった仕事を気軽に探せて、たいへん便利です。

まとめ

Tattooed lucky freelancer in front of his working space, surrounded with his hobby toys longboard, vintage bicycle and green plant, stretching his hand in air while making break

翻訳の仕事は実務経験がとても大事です。在宅でフリーランスとして翻訳の仕事をしようと考えている方がいるなら、まずは簡単なものからスタートしていって経験と実力を積むことをお勧めしたいと思います。

在宅でできる翻訳の仕事を見つけるのにおすすめの方法もいくつかあるので、どんどん活用してみてくださいね。

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