【建設設計事務所の仕事】求人の探し方や待遇なども徹底解説!

【建設設計事務所の仕事】求人の探し方や待遇なども徹底解説!

建築士には幾つかの種類があります。一級建築士は設計できる大きさに制限はありません。ほとんどすべての建築物の設計、工事監理を手がけることができます。次に、二級建築士ですが、二級建築士は延べ面積が30㎡から300㎡までの木造、鉄骨造、コンクリート造の建築物の設計、工事監理を手がけることができます。さらに、木造建築士は、木造1階または2階で、延べ面積300㎡以下の木造建築物の設計、工事監理を手がけることができます。

建築設計事務所の仕事の種類や特徴とは?

Close up of male architect hands making model house. Man architect working in the office.

建築設計事務所では、建築士が仕事をしています。中には、独立して個人の事務所を開いている方もいます。では、建築士とは、一体どんな仕事なのでしょうか。

建築士は、建設法規に基づいて、建築物の設計や工事の監理を行う仕事となっています。取得する資格により、設計できる建造物の種類が異なります。

建築士は様々な建物の設計図を作成して行きます。そして、その設計図をもとにして、建築現場にて指揮・監督を行ってゆきます。建築士はお客さまからの依頼があると、どういう建物にするか、予算をどれ位にするか打ち合わせを行います。お客様の青写真をまずヒアリングすることはとても大切です。それによって、建物のデザインが大きく変わるからです。

個人の事務所の場合

幅広い知識が必要なこともさることながら、打ち合わせをしながら、お客様の要望に合わせて、必要に応じてアイデアを提案しつつ、自分の中でまずイメージを作り上げて行きます。それからイメージを図面に起こして行きます。場合によっては模型も使いながら、お客様に完成後の概ねの形を伝え、ご了承をいただきます。

形が決まったら、続いて内装や材料を決めて行きます。壁の色、柱の素材、庭のデザインなど、考えて行きます。地震対策など安全性も考慮する必要がありますし、空調や電気などの設備設計も建築士の仕事です。こうした事柄が予算内に収まるように進めて行きます。

建築物の構想が固まったなら、実際の工事に入って行きます。建築士が設計図通りに進んでいるのかを監督して行きます。そして、実際に工事を担うのは、大工など別の職業の方です。現場の工事業者とのやりとりの中で、設計を調整する場合もあります。

大手の事務所の場合

構造設計、設備設計、意匠設計というように、設計する分野に分かれて担当が決まり作業を進めることもあります。

・構造設計の仕事 建築物を強度という観点から支える重要な仕事です。建築物は大前提として、しっかりと地の上に立ち、雪の重みや強風、地震でも倒れない、強度面がしっかりしたものである必要がありますが、強度のもととなる設計が、構造設計と呼ばれる設計です。

こうした設計は現在、専門のソフトを使って行うことができるようになっています。一般的な構造設計の方法は、認容応力度設計法と呼ばれる方法です。建築物自体の重さに通常使用で想定される人や家具などの重さを加え、それに対し、地震が生じた時、強い風が吹いた時、積雪地域の場合には雪の重みが加わった時、各部分にどれほどの応力がかかるかを計算し、それに耐えられる材料の大きさや種類、鉄筋の本数などを設計して行きます。

他にも、超高層建築物に生じる揺れの周期を把握し設計する時刻歴応答解析という特殊な方法や、建物全体で強風や地震に耐えるか検討する限界体力設計法もあります。

平成に生じたマンション耐震偽装事件の前であれば、一級建築士は誰でも構造設計を行うことができました。しかしながら、その事件をきっかけに建築士法が改正され、一級建築士として5年以上構造設計に関わる業務経験を持ち、構造設計一級建築士講習を受講してから修了考査に合格しなければ、構造設計一級建築士にはなれなくなりました。さらに、構造設計一級建築士になってからも、3年ごとの定期講習を受講する必要があります。

・設備設計の仕事 住宅の場合ですと、ある程度は規格化されており、ほとんどの場合、設計しやすくなっていますが、公共建築物や大きなビルとなると、設計する際に専門的な知識が必要となり、複雑になります。さらに、常に新たな商品や工法ができますので、建築設備を専門に設計する設備設計一級建築士や設備設士が必要となります。

そして、法律では、階数が3階以上で、かつ5,000平方メートル超えた建築物の設計を行う場合、設備設計一級建築士自分で設計するか、設備設計一級建築士に設備関係規定に適合するかの確認を受ける必要があります。

この設備設計一級建築士という制度ができた背景には、やはり、平成のマンションの耐震偽装事件があります。他者によるチェック体制が法律的に整っていない状況がありました。それで、構造設計一級建築士の創設にあわせて、設備設計一級建築士が創設されることになりました。

設備設計一級建築士になるためには、一級建築士として5年以上の設備設計に関わる業務経験を持ち、設備設計一級建築士講習を受講してから、修了考査に合格することが求められます。

続いて、施工管理の仕事ですが、施工の段階で現場の監督をしている際に生じる事柄を設計者と協議するためには、構造や設計についての知識がないと状況に合った解決策が見つからないこともあります。それで、現場監督をする際にも建築士の資格が必要とされています。

・施工管理の仕事 建築の知識や管理する能力が求められています。なぜなら、様々な職種の方々が順序良く現場に入る必要があるからです。基礎工、配管工、大工、左官工、内装工、電気工、設備工などの工程を管理してゆく必要があります。

さらに、設計監理の仕事ですが、これは詳細な知識が求められる仕事です。建物の大きさに見合った材料や収容人数に見合った設備などがわからないと、十分な設計ができないからです。構造、設備、施工などの他の事柄も統括することもあり得ますので、種々の分野を調整するマネジメント力も必要とされることでしょう。

建築設計事務所の給料はどれ位でしょうか。

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建築士の国家資格の取得は難しいため、建築士は限られた人しか就くことができません。専門職なので収入は高くなります。平均年収は638万円ほどです。

勤め先の事務所によって収入は異なります。大手の不動産会社ですと年収500万円から800万円ほど、中小の設計事務所ですと年収400万円から600万円ほどになります。個人の設計事務所では、人によって大きく収入に違いが出ます。名の知れた建築家ともなれば、年収数千万円ということもあり得るかもしれません。

建築設計事務所の会社にはどのような会社があるのでしょうか。

これから、幾つかの建築設計事務所に注目してみましょう。

三菱地所設計

三菱地所設計

www.mj-sekkei.com

建築設計、都市計画、リノベーション、インテリアデザインなど様々な活動を国内のみならず海外でも行っている会社です。入社5年間は教育リーダーと呼ばれる先輩の社員がつき、指導を受けながら実務を行えます。相談できる体制が整えられています。

1年目が終わる時には、フォローアップ研修も行われます。1年目を振り返り、業務の進め方や課題を見直して、2年目に向けて目標設定を行ってゆきます。3年目研修もあります。3年目の社員に求められる役割を認識し、役割を遂行するために必要なスキル、業務推進力などを理解するための研修となっています。

国内の現場研修のみならず、海外現地法人での研究や海外トレーニー制度などもあります。一級建築士取得は特に早期取得が奨励されていて、合格した場合には、予備校費用の最大7割を会社が補助してくれます。

内藤建設事務所

内藤建設事務所

naito-archi.co.jp

総合建設業、不動産賃貸業を行っている会社です。マンション、事務所、個人の住宅、法人施設などの建築工事の企画、設計、施工を手がけています。創業当初より医療福祉分野に重点を置いた取り組みがなされてきました。医療、福祉施設の設計では全国トップクラスの実績があります。

医療福祉施設は、機能的で安全で、使い勝手が良く、柔軟性のある質の高い建物であることが求められています。品質の向上に加えて、合理化を図り無駄を省き、コストパフォーマンスを追求して行きます。

エーシーエ設計

エーシーエ設計

www.aca-sekkei.co.jp

設計職、営業職、積算・管理職、経営企画などの仕事があります。意匠、設備、構造、積算、工事監理が部署としてそれぞれ独立しており、各部にエキスパートがいる会社です。広範なプロジェクトに合わせてチームを編成して、フレキシブルに仕事に取り組めるような体制が構築されています。

1年生社員の設計案が採用されたり、若い社員が海外駐在に抜擢されるような事例もあります。海外に開設された事務所もあります。現地で優秀な技術者を採用して交流を図ることもあります。

資格によっては取得時に報奨金が支給されることもあります。家族手当は扶養する子供が20歳になるまで支給されます。管理職手当もあります。

建築設計事務所業界の転職事情はどうなっていますか?

Top view of architects hands drawing of modern house with material sample on creative desk

受付や事務的な仕事など、資格の必要がない分野で建築設計事務所で仕事をする場合は別として、建築士となり建設設計事務所で仕事をするためには、まず国家資格を取得する必要がありますので、転職となると容易ではありません。

国家試験のために受験資格を満たす必要があります。二級建築士と木造建築士については、高校で建築・土木科を卒業した方であれば、実務経験を3年以上積めば験を受験できるようになります。大学・短大・高専の土木科を卒業した方は、実務経験を1年以上積むと、試験を受験できるようになります。そして、大学・短大・高専の建築学科を卒業した方は実務経験なしで試験を受験できます。

土木科や建築学科を卒業していない方でも、実務経験を7年以上積むと、学歴に関係なく試験を受験できます。

一級建築士になるには、そもそも二級建築士になってからの実務経験が求められるため、道のりはさらに長くなることでしょう。

建築設計事務所業界の求人を探すには

建築設計事務所関連業界の求人を探す際に、求人誌などで仕事を探してみるのも確かに1つの方法であると言えるしょう。しかし、もし、インターネットを活用できる環境にあるなら、仕事を探す場合に大変便利です。次のようなサイトを活用して、求人を探してみることもできます。

タウンワーク

タウンワークのサイトも活用できます。タウンワークは、リクルートグループが運営しているサイトです。検索方法ですが、エリアや職種から探すことができる検索機能もあります。

例えば、東京で建築設計事務所関連の仕事をしたい場合には、関東の「東京」という項目を選びます。すると、東京での仕事を検索できるページに移りますので、検索欄に「建築設計事務所」とか「設計事務所」と入力すれば、東京での建築設計事務所関連の求人を探すことができます。タウンワークの情報が更新されるのは毎日朝7時です。その頃にアクセスすれば、新鮮度の高い求人を見つけられる可能性があります。こまめにチェックできるでしょう。

「DODA」

DODA

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DODAは、業界大手のパーソナルキャリア株式会社が運営している求人サイトです。DODAは、転職したい人と会社を多岐にわたる手段でマッチングしてくれます。転職のプロフェッショナルが自分の希望に合うところを紹介してくれますので、転職先を優良会社から選べる可能性があります。

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DODAでは「個別相談会」や「転職イベント」が定期的に行われています。直接の転職活動以外にも様々な付加的なサービスも展開されています。そうしたサービスも魅力の一つであると言えるでしょう。

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DODA転職サービスに登録すると、企業側からスカウトメールが届く場合もあり得ます。DODAではスカウトメールが送られてくる頻度がとても多いようです。どんな企業からスカウトメールが来るかを確認することによって、自分自身の市場価値を確認することもできるでしょう。

リクルートエージェント

リクルートエージェント

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非公開求人の中には、公開すれば人事担当が対応できない位の応募が殺到するような案件などもあります。そういう魅力的な非公開求人を探すことができるかもしれません。

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さらに、「レジュメNavi」を利用して、職務経歴書を作成できます。職種を選択すると、その職種に関連したテンプレートが選択されます。応募書類の添削をしてもらうこともできるようになっています。

こうしたサイトを活用すれば、インターネットで建築設計事務所関連業界の求人を見つけることは難しくないと思われます。サイトを活用し、建築設計事務所関連業界の仕事を見つけてみることができるでしょう。

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