【心理カウンセラーの仕事】求人の探し方や給料・資格を解説!

【心理カウンセラーの仕事】求人の探し方や給料・資格を解説!

心理カウンセラーは、引きこもりや不登校、摂食障害、心的外傷後ストレス障害(PTSD)などの心のトラブルを抱える方を心理面でサポートする人の事を言います。ストレスの多い時代ですから、心理カウンセラーの需要は年々高まっています。心理カウンセラーはどんな仕事なのか?どんな種類があるのか?どうしたらなることができるのか?などの素朴な疑問に答えていきたいと思います。

心理カウンセラーの仕事内容

Professional psychologist conducting a consultation

心理カウンセラーは、引きこもりや不登校、摂食障害、心的外傷後ストレス障害(PTSD)などの心のトラブルを抱える方を心理面でサポートする人の事を言います。

精神科医とは違うので、薬を処方するといった医療行為をすることはできませんが、精神科に行くよりも気軽に相談できるので、人気を集めているようです。心理学の専門知識を生かしてカウンセリングを中心に行動療法や精神分析療法といった心理療法を実践して、抱える心の問題を相談者自身が解決できるように手助けしていきます。

心理カウンセラーの主な仕事というのは、カウンセリングを行なう事です。カウンセリングにより、相談者の悩みをじっくりと聞くことで、問題がなくならないとしても、相談者の気持ちが軽くなり問題に対して前向きに取り組めるようになります。

現在国内において自殺者が増えるほど精神的に滅入っている人が多い状況で、心理カウンセラーの需要はますます急増しています。特に、病院に行くほどではないけど、精神的に病んでいる、または精神的に病みそうだと思われてカウンセラーを頼るようです。

心理カウンセラーが活躍する場所はたくさんあります。例えば、学校で活躍するスクールカウンセラー、職場の悩みなどを相談できるようにある企業では心理カウンセラーを会社に1人置くようにしているところもあります。他にも、患者さんの悩み、介護の悩みを相談する為に病院や診療所でも必要とされています。このように、悩んでいる方がいる場所ならどこでも活躍するのが心理カウンセラーです。

では、どのような人が心理カウンセラーに向いているでしょうか?心理カウンセラーになりたいと思っておられる方は是非参考にしてください。

心理カウンセラーに向いている人

心理カウンセラーに向いている人は、人の話をよく聞ける人です。相談者が「この人は話がしやすい」「この人になら悩みを打ち明けたい」と思える人になる必要があります。心理カウンセラーの仕事の基本は人の相談に乗ってあげることだからです。ただ、相談に乗るということが大切で、解決方法はもちろん一緒に考えていきますが、根本的には相談者自身が導き出していかなければなりません。

ですから、ちょっと話しかけづらいとか、相談しにくいといった雰囲気を持っている方は心理カウンセラーに向いていません。無口だったとしても、聞き上手であれば相談しやすくなりますので問題ありません。

カウンセリングにおいて、共感してあげるということは非常に大切なことですが、あまりに相談者の話に共感しすぎてしまうと、冷静に物事を判断できなくなってしまうので、心理カウンセラーは話を聞きつつ、相談者との距離を適切に保っておくことも必要です。

次に心理カウンセラーの種類についても考えていきましょう。心理カウンセラーといっても種類は様々です。どんな種類があるのか見てみましょう。

心理カウンセラーの種類

人の悩みというのは人それぞれですから、心理カウンセラーも様々な種類があります。どのようなものがあるでしょうか。聞き慣れているものから、初めて聞くようなものもあるかも知れません。

産業カウンセラー

Woman patient having consultation with doctor (gynecologist or psychiatrist) and examining  health in medical gynecological clinic or hospital mental health service center

産業カウンセラーとは、働く人の援助を行なう専門家と定義されていて、企業でのメンタルヘルス対策、キャリア形成支援を行います。

このカウンセラーは社団法人日本産業カウンセラー協会が認定している民間資格を取得した人の事を言います。以前は公的資格でしたが2001年から民間資格となりました。ですから、産業カウンセラーの資格を有していなくても、産業カウンセラーとしての職に就くことはできます。

しかし、産業カウンセラーの資格を取得しておいた方が信頼度は高く、就職や転職に有利になります。

臨床心理士

臨床心理士とは、臨床心理の分野において日本で最も広く普及されているカウンセラーです。臨床心理士は、教育や医療、保険、福祉、司法、産業などの活躍範囲は幅広く、様々な業務をこなします。

このカウンセラーは文部科学省が認定している財団法人日本臨床心理士資格認定協会が認定している資格を取得した人の事を言います。国家資格ではなく民間資格ですが、この資格を取得しなければ公立学校のスクールカウンセラーになる事は出来ません。

心理カウンセラーの中でも臨床心理士の資格というのは難易度が非常に高くなっています。しかし。この資格を取得しておくならば医療機関、行政機関などで活躍することができるようになります。

スクールカウンセラー

スクールカウンセラーとは、その名の通り活躍の場が学校になります。毎日学校にいるわけではなく、週に2回か3回ほど曜日が設定されていて、相談室という教室でスクールカウンセラーに相談できるというものです。

子供の相談だけでなく、子育てを悩まれている親御さんのカウンセラーも行なえます。相談することで、子供が不登校になったり、いじめの問題を大きくすることを防ぐこともできます。

スクールカウンセラーは、臨床心理士の資格を取得しておかないと、就労する事が難しいカウンセラーです。

心理相談員

心理相談員とは、事業場において発生する労働者の高齢化による過失事故、職場の環境変化や長時間労働における心身不調などの労働者の健康が損なわれつつあることを懸念し、厚生労働省が推進している、心と体の健康づくり運動の一端を担うものです。

この資格は特別民間法人中央労働災害防止協会が認定している資格を有している人の事を言います。心理相談員の資格は認定資格といったような資格はなく、特別民間法人中央労働火災防止協会が開催している研修を受講することで取得が可能となります。

臨床発達心理士

Happy young family sitting on couch and talking with family counselor. Smiling parents with adopted children discussing with counselor. Multiethnic family meeting a financial agent.

臨床発達心理士とは、ほかのカウンセラーとは違って幅広い世代の方達の悩みを支援する人の事を言います。例えば、親であれば子育ての悩み、お年寄りは自分の体力がなくなっていく怖さ、自閉症や知的障害といった発達障害で悩む方、不登校やひきこもりなどです。こうした人それぞれの悩みや問題を一緒に解決に導くのが臨床発達心理士の仕事です。ですから、様々な人に耳を傾けられる心の広さが必要となってきます。

この資格を取得するには、発達心理学系の大学院で勉強しなければいけません。その後、試験に合格すれば臨床発達心理士になることができます。とても、険しく狭き門となっていますが、一度この資格を取得しておくなら、就職や転職に便利になるでしょう。

学校心理士

Cute little girl at child psychologists office

学校心理士は、学校で生徒の心をケアすることができます。スクールカウンセラーと似ていますが、学校心理士は準スクールカウンセラーという位置付けになります。いじめや不登校が多い中で、生徒の気持ちに寄り添いながらケアすることができるので、大変で骨の折れるものですが、充実した仕事ができることでしょう。

この資格は、学校心理士認定運営機構が認定している民間資格となります。大学院で学校心理学関係の科目の単位を取る必要があります。

ひきこもり支援相談士

ひきこもり支援相談士は引きこもりや不登校で悩んでいる方の手助けをするものです。家に引きこもり、社会との関係を遮断してしまう方がいるので、そうした方に手を差し伸べて少しずつ社会に復帰できるように助けていきます。

この資格は、一般社団法人ひきこもり支援相談士認定協議会が認定している民間資格となります。一般社団法人ひきこもり支援相談士認定協議会の講座を受講して課題に合格すると、ひきこもり相談士として活躍することができます。

全国では推定で100万人もの人が、引きこもりや不登校で悩まれているので非常に需要が高い職業とされています。

このように、心理カウンセラーを一口に言っても様々な種類があることがわかりましたね。では、どのように心理カウンセラーになることができるのでしょうか?その点も見ていきましょう。

心理カウンセラーになる方法

Teenage girl studying reading book at home concentrating looking down

心理カウンセラーになる為にはどうしたらいいのでしょうか?

実は、心理カウンセラーになる為に絶対に必要な資格というものはありません。極端な話自分で「今日から心理カウンセラーです」と名乗ってしまえばいいのです。しかし、こんなことでは心理カウンセラーとしての信頼は得られませんし、実際に助けてあげれる状況も少ないかもしれません。

そこで役に立つのが、様々な資格です。例えば、ある人は大学の心理学部に入学したり、専門学校に通ったりする人がいます。学校などに通って心理学について学んでおくならば、人の悩みを聞いてあげるというカウンセリングの技術というのは自ずと付いてきます。そうなるとスムーズに心理カウンセラーとして活躍できる事と思います。

中には、他にも仕事を持っていたり、家庭の事情から学校に通うのが大変だと思われる方も多いかと思います。そうした方には、通信講座で学んでみるという手もあります。平均6ヶ月ほどで取得できますし、テキストやDVDを見ながらしっかりと学べますのでおススメです。費用は4万円台で取れるところが多いです。ただ、自分で勉強を進めていかなくてはいけないので、強い意志とモチベーションが必要となってきます。

先ほども述べましたが、心理カウンセラーと一言で言っても種類がたくさんありますから、それぞれなりたいカウンセラーによって資格や勉強内容も変わってきます。ですから、自分がどのような分野の心理カウンセラーになりたいのか考えてから、どの資格を目指して取るとよいかを考えていきましょう。

では、実際に心理カウンセラーとして仕事をする上でお給料はどのくらいになるのでしょうか?給料面も見て参考にしていきたいと思います。

心理カウンセラーの給料事情

Young Asian woman planning save salary money early years using laptop computer with pig bank save coin.

心理カウンセラーもボランティアとしてするわけではなく、仕事ですから、やはり生活できるだけの給料は必要ですよね。現実はどうなのでしょうか?

心理カウンセラーの仕事は大抵が出来高制なので、どうしても収入面が不安定になってしまいます。特に、初めは固定のお客さんがついているわけではないので、最初はカウンセラーの仕事一本で食べていけるという方は少ないです。

就職先は医療機関や学校などで働く方も多いですが、場合によっては掛け持ちをして働きます。まれに一般企業で正社員でカウンセラーとして働く方もいますが、大抵の方は独立開業して個人事業主として働く方が多いです。個人事業として活躍しなければならないので、集客できなければ収入に繋がらないという現実があります。ですから、提携先をいかにうまく見つける事ができるかが収入の差となってくるでしょう。

どのように提携先を見つける事ができるでしょうか?

最近ではブログや自分のホームページを作って集客する方が多いです。公式ブログ、ホームページでしっかりと紹介されているとクライアントも安心して任せてみようかな?という思いになります。ホームページなどにより、自分がどんなカウンセラーか、どのようなカウンセリングをしてきたか、どのような分野が得意か、などアピールする事で提携先が増えることもあります。そこで良い口コミなどが加わるとさらに集客につながることでしょう。

このように、最初から食べていくだけの収入を得ている心理カウンセラーは少ないです。実際に他の仕事をしながら、心理カウンセラーを副業でしている人や、自分の空いた時間に心理カウンセラーとして働き地道に行っている人もいます。そのように、まずは心理カウンセラーを続けていくということが大切になってきます。

それでも、心理カウンセラーを続けていくのはなぜでしょうか?心理カウンセラーとして働くメリットについても書いていきたいと思います。

心理カウンセラーとして働くメリット

カウンセリングに来る方は様々です。色々な背景を持ち、それぞれの考え方があります。ですから、カウンセリングをしてるうちに、いろいろな考え方から学ぶことができるようになります。例えば、カウンセリングをするうちに、共に改善に向けて話し合いますが、その中から解決の仕方が自分と違っている場合、こうした方法で解決することもできるのか、と目からウロコのような状態になることもあります。カウンセリングをしてる側なのに、相談者から学ばされることは非常に多いです。日々違う問題に直面しますから、様々な考え方を知れるのはメリットの一つと言えますね。

カウンセリングを行なっているうちに、だんだんと相談者の顔色が良くなっていき、最終的には笑顔も見られるようになったという経験は、心理カウンセラーしか経験できないことだと思います。人の役に立っていると実感できるのは嬉しいことですね。「あなたのおかげで解決できた。ありがとう」と言われるときの気持ちは一言では言い表せませんね。

また、心理カウンセラーは子育てをしながらでも続けることのできる仕事です。子供の学校の行事に合わせてカウンセリングの日程を立てることができます。心理カウンセラーの資格を取るのは特に難しいことではないので、子育てしながらの資格取得もできますし、何か手に職をつけたいと思われている主婦の方にはピッタリと言えます。

では、最後に心理カウンセラーとして働くために必要な事について考えていきます。

心理カウンセラーとして働くために必要な事

まずは、なぜ心理カウンセラーになりたいと思うのかをしっかり考えましょう。例えば、自分自身もカウンセラーに助けられた経験があったとか、人の心の福祉に元々興味があるとか、誰かの役に立ちたいとか、何でもいいと思います。

心理カウンセラーになれたとしても、人の心をサポートしていくというのは時に大変なこともあると思います。人の心を操作することはできませんから、時に思っていたのとは違う結果になってしまうこともあることでしょう。また、先ほども述べたように収入面で苦しい時もあるかもしれません。

どんな形であれ心理カウンセラーとして働いていて壁にぶち当たることはあると思いますが、そうした時に「なぜ自分が心理カウンセラーとなったのか」ということを忘れないようにしてほしいと思います。その願いが強ければ強いほど心理カウンセラーとして働き続けていくことができると思います。

まとめ

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心理カウンセラーがどのような職業か、どのようになることができるかなど学んでいくことができました。心理カウンセラーは今の時代、本当に必要な職業だと思います。自分のペースに合わせ、心理カウンセラーとして働いていただきたいと思います。

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