海外への転職をサポートしてくれる転職エージェントってあるの?

海外で働くことに興味があっても、具体的にどのように進めたらよいのか?何から始めればよいのか?など分からない方も少なくありません。では、さっそく海外転職の進め方を見てみましょう。

海外転職の進め方

海外に転職したい

海外で働くことに興味があっても、具体的にどのように進めたらよいのか?何から始めればよいのか?など分からない方も少なくありません。では、さっそく海外転職の進め方を見てみましょう。

1、海外で働きたい動機・目的を明確にすること。

海外で働きたいと思っていても、その目的が明確でなければ行動することもできませんし、いざ転職先がきまり海外に移住することができたとしても後悔してしまうことでしょう。ですから、海外で働きたいというポジティブな動機と目的を明確にすることは大切です。それには、キャリアアップをしたい、英語を活かして仕事がしたい、年収アップしたい、外資系企業で活躍したい、海外に住みたい、好きな国で働きたい、異文化に触れながら暮らしたい、視野を広くしたいなどのポジティブな動機や目的を挙げることができるかもしれません。

2、どこの国で働きたいか具体化すること。

海外と一言でいっても世界はとても広いです。すでに働きたい国が決まっている方もいれば、そうでない方もいることでしょう。たとえば隣り中国は、すでに多くの日本人が働いています。中国は英語よりも日本語の方が通じる特徴があります。なので、英語を活かした仕事に就きたい方にはあまりお勧めではありませんが、中国が好きな方や駐在員などの高待遇で働きたい方にはお勧めと言えるでしょう。東南アジア圏で英語を活かしたいなら、日本人の求人が多くあるシンガポール、マレーシア、フィリピン、タイ、香港、インドネシアなどから選ぶことができるかもしれません。また、北米や欧米、南米などでも働くことができるチャンスは開かれています。 すでに働きたい国があるならその国を目指して転職活動を進めることができます。しかし、もしまだ働きたい国が具体化していないなら、全体的に求人を見てから働く国を選ぶことができるでしょう。いずれにせよ国が決まったら、その国についての情報収集をし、よく研究する必要があります。それには物価、家賃、生活費、治安など生活していくうえで必要なすべてが含まれます。

3、現地求人サイトをチェックしその傾向を知ること。

現地の求人傾向を知ることは大切です。それを知るためにまず、働きたい国名、転職、求人などのワードを入れて検索し、現地の日経リクルート会社が運営している求人サイトを見つけましょう。それらのサイトを見るなら、どのような職種や業界の求人があるのか、お給料のおおよその目安などを知ることができるでしょう。

4、転職エージェントを登録し利用すること。

実際の求人探しは、転職エージェントを利用することができます。多くの転職エージェントが存在していますが、外資系企業の求人に特化している転職エージェントを複数利用することができるでしょう。

5、TOEICを受けてみること。

TOEICは毎月実施している英語検定です。この検定を受けることで、転職活動に必要な英語のレベルを知ることができます。特に日系企業の駐在員候補などビジネス英語力を求められている求人の場合は、TOEICのスコアを見て求人案件を紹介してくるので、一度は受けておくべきものと言えるでしょう。

6、転職エージェントが主催している説明会や相談会に出席すること。

転職エージェントでは海外で働きたい方を対象とした説明会や相談会などのイベントを定期的に開催しています。実際に求人を出している企業の方と話すことができたり、同じ海外転職を目指している方との交流もあるので、多くの情報を収集することができる機会となっています。事情が許すなら積極的に出席することができるでしょう。

7、求人を探しと応募

転職エージェントを利用するなら専任のキャリアコンサルトがついて、求人案件の紹介や履歴書や職務経歴書の添削など転職に関する必要ことをすべてサポートしてくれます。特に外資系企業への転職を希望する場合、履歴書や職務経歴書などは全て英文で作成する必要があるので、添削のチェックは有り難いサポートと言えるでしょう。また、英語での面接シミュレーションなども徹底的対策をしてくれます。

8、書類選考通過後、面接

書類選考に通過することができれば、いよいよ本番の面接です。海外転職の場合、企業にもよりますが現地まで自腹で面接に行かなければならない場合もあります。そのため、何度も海外へ赴くのはお金と時間がかかりますので、1回の移動で複数の企業との面接ができるようスケジュール調整をすることも必要となってきます。 日系企業の駐在員を募集している求人案件の場合は、日本の本社での採用となるので、一般的に面接は日本で行われています。一方、日系企業でも現地採用の場合は、上記で触れたように現地で直接面接をするか、Skypeを使って日本で面接を受けるか、または一次面接はSkypeで最終面接が現地で行うなど企業によって異なっています。 もし現地に赴き面接をする必要がある企業なら、それと同じタイミングで現地の求人サイトを確認し、自分に合った求人案件があるなら応募することができるかもしれません。

9、内定・入社

無事に内定の通知をもらったら、給与などの細かい交渉を行い、正式な内定となります。転職エージェントを利用しているなら、担当のキャリアコンサルトが、給与交渉、入社日の調整などすべての手続きをしてくれます。入社日が決定したなら、その日に向けて準備を始めることができます。それには就労ビザの取得や住居選定、日本の市役所での保険や年金の手続き、引っ越しなどやるべきことが山ほどあります。

このように海外転職の進め方、つまり、流れをみても分かるように、転職エージェントを利用することが海外転職を成功させるためには必須のツールです。では、海外転職に特化している転職エージェントをどのように選ぶことができるでしょうか?

海外向け転職エージェントの選び方

海外転職は、勤務したから失敗したことに気付いたとしてもすぐに転職をすることはできません。また、雇用契約などでのトラブル発生も起きやすいので、信頼することができる転職エージェントを選び利用することはとても重要です。では、どのように信頼できる転職エージェントを選ぶことができるのでしょうか?それは、海外で働きたい目的と働きたい国や地域などで使い分けて選ぶことができます。海外向けの転職エージェントは、主要なエージェントだけでもすでに50社以上存在しています。なぜなら、海外転職は紹介するだけで高額な報酬を得ることができるからです。そのため、サービスの質もピンきりで、中には低品質のサービスを提供している悪質な海外向けのエージェントもあります。それにはわざと不利な雇用契約を結んだり、契約代行として高い費用を請求するなどのエージェントもいます。ですから、海外向け転職エージェントを選ぶ際には、細心の注意が必要となります。ですから、海外転職をサポートしてくれるエージェントを選ぶときには、㈰海外で働く目的、㈪働きたい国や地域、㈫自分が持っているスキルや経験、の3つの点を明確にし把握しているなら、適したエージェントを探すことができます。では、目的や用途別で海外転職向けの転職エージェントをご紹介しましょう。

海外でさらなるキャリアアップを目指したい方向けの転職エージェント

「JACリクルートメント」 JACリクルートメントは大手転職エージェントのひとつで、国外に8ヵ所拠点を構える外資系、海外案件を豊富に扱っている転職エージェントです。なので、海外転職を考えているなら、登録する価値がある転職エージェントと言えるでしょう。しかし、拠点のない国での案件には弱いというデメリットもあります。拠点がある得意としている地域は、イギリス、シンガポール、マレーシア、インドネシア、タイ、中国、香港、韓国の8ヵ所となっています。海外キャリアアップ向けの転職に特化しているので、市場価値が低いと判断されると求人案件をあまり紹介してもらうことができません。しかし、キャリアアップでの転職を希望するなら、相談してみることができるでしょう。 「リクルートエージェント」 リクルートエージェントは、転職業界最大手の転職エージェントです。案件数はもちろん、決定数もナンバーワンを残っています。JACリクルートメントと比較するなら、そこまでハイキャリア向けの求人案件ではありませんが、多くの海外求人案件を扱っています。その幅は全世界と幅広く案件数を持ち得意としています。しかし、キャリアコンサルトの質に差があると言われているので、自分と相性の合わないキャリアコンサルトが担当となったなら変更を申し出ることができるでしょう。また、他の転職エージェントと併用して利用することは必須です。

海外転職で年収アップをしたい方向けの転職エージェント

「ビズリーチ」 ビズリーチは、ヘッドハンティング経由での求人も紹介してくれるため、高品質の年収が高い求人案件を多く持っています。特に管理職や専門職などのハイクラス向けの求人特化しているという特徴があります。得意としている地域は中国、韓国、香港、シンガポールなどの東南アジア圏に加え、北米や欧州などの幅広く扱っています。

海外生活を楽しみながら転職もしたい方向けの転職エージェント

「EARTH TIMES(アースタイムス)」 EARTH TIMESは転職エージェントではなく、格安留学や海外求人を紹介しているサイトです。しかし、無料の相談会やコンサルトに相談することが可能なので、海外生活を楽しんでみたい!と考えている方にはお勧めとなっています。海外就職希望なら経験を問わない、といった案件を豊富に扱っています。それには日系飲食店の求人やホテル、ツアーでの通訳などさまざまな職種を扱っています。世界中の案件を扱っています。 「WORLD POST(ワールドポスト」 WORLD POSTは転職エージェントではなく、転職サイトです。特に飲食店などのサービス業を中心とした世界中の求人案件を豊富に持っています。他の転職サイトでは見られない魅力的な案件も多数扱っています。ただ、収入が比較的低いというデメリットもあるので、応募する際にはしっかりと確認する必要があります。

海外でキャリアをゼロから築いていきたい方向けの転職エージェント

「REERACOEN」 ネオキャリアが運営するREERACOENは、東南アジアを得意とする転職エージェントです。東南アジア圏が中心となる案件を豊富に扱っていますが、その中でも特にインドネシアには5,000件ほどの案件を保有するほど特化しています。敷居の低い案件から、日系企業現地法人や現地の企業まで幅広く扱っています。インドネシアに一番特化していますが、シンガポールやフィリピン、中国などの求人案件も多く保有しています。 「GJJ海外就職デスク」 GJJ海外就職デスクは、初めての海外就職を全面でサポートしてくれるポータルサイト・エージェントです。英語力がなくても海外で働くことができる求人案件を多く扱っていますので、海外でキャリアをゼロから築いていきたい方向けとなっています。無料カウンセリングはもちろん、説明会も定期的に開催しているので参加してみることができるでしょう。

将来は海外で企業をしたい方向けの転職エージェント

「JACリクルートメント」 JACリクルートメントは大手転職エージェントのひとつで、国外に8ヵ所拠点を構える外資系、海外案件を豊富に扱っている転職エージェントです。大手企業の案件はもちろん、ベンチャー役員や海外法人立ち上げなどの案件にも力を入れているので、海外企業に通じて、将来的には海外拠点で企業をしたい方にお勧めの転職エージェントです。 「海外営業転職ナビ」 海外営業転職ナビは、海外の営業に特化している転職エージェントです。得意としている地域は中国で、中国の案件は豊富に保有しています。その中には、新規拠点の立ち上げに伴う募集が多い傾向があります。なので、新規開拓をしながら営業をすることで営業のスキルはもちろん、開拓のノウハウも身につけることができるので、将来自分で企業を起こす際に役立てることができるでしょう。

働きたい国や地域が決まっている場合の転職エージェントの選び方

上記で見たように、海外で働きたい動機や目的を重視して転職エージェントを選ぶこともできますが、すでに働きたい国が決まっておりそれを優先したい場合には、その国や地域に特化している転職エージェントを利用することもできます。

北米で働きたい場合

「Spring転職エージェント(アデコ」 Spring転職エージェント(アデコ)は、スイスの本社を構えるグローバル企業で、人材事業では世界1位という規模を有しています。そのため、世界各地に約5,000もの拠点を持っています。特に北米を拠点とする日系企業や外資系求人などに特化しています。

「パソナNA」 人材大手パソナグループが運営しているアメリカとカナダに特化したパソナNAは、新卒をはじめとし中途、派遣社員、帰国後のキャリア支援など数多くの質の良いサービスを提供しています。アメリカやカナダの主要都市にも拠点があるので、万が一、入社後にトラブルが発生したとしても相談することができ対応してくれる心強い味方となっています。アメリカやカナダなどの北米で働きたい!と考えている方は登録必須のエージェントと言えるでしょう。

オセアニアで働きたい場合

「リクルートエージェント」 オセアニアに特化している転職エージェントは存在していないので、総合転職エージェントであるリクルートエージェントを利用することができるでしょう。

ヨーロッパで働きたい場合

「JACリクルートメント」 JACリクルートメントは、海外転職に特化している転職エージェントです。イギリスに拠点があるので、イギリスはもちろん、ヨーロッパ全域の求人情報を豊富に扱っています。 「Spring転職エージェント(アデコ」 Spring転職エージェント(アデコ)は、スイスの本社を構えるグローバル企業なので、ヨーロッパ全域の求人案件も豊富に扱っています。

東南アジアで働きたい場合

「カモメアジア転職」 リクルートが母体となっているカモメアジア転職は東南アジアの求人案件数ナンバーワンを誇る転職エージェントです。アジア地域に47点拠点を持っており、ほぼアジアの求人案件をカバーしています。アジアに転職したい方は登録必須の転職エージェントとなっています。

中国で働きたい場合

「カモメ中国転職」 リクルートが母体となっているカモメ中国転職は、中国を特化とする転職エージェントです。中国に転職したい方は登録必須のエージェントとなっています。 「英創人材」 英創人材は、インテリジェンスが運営している中国を特化とする転職エージェントです。日系企業現地法人と現地企業の両方の案件を豊富に扱っています。

まとめ

海外転職を希望している方は、転職エージェントの利用は必須です。それぞれのエージェントは異なる得意分野を持っていますし、得意とする地域も異なっています。ですから、まずは海外転職の動機や目的を明確にしてから転職エージェントを選び、複数登録することで転職活動を始めていきましょう。