【漫画アシスタントの仕事】求人の探し方や給料・待遇も解説!

【漫画アシスタントの仕事】求人の探し方や給料・待遇も解説!

漫画アシスタントはおもに行なう仕事内容は、「漫画家が原稿を仕上げる手伝い」になります。漫画家はストーリーを考え、キャラクターを描いていきます。キャラクターや人物の絵は作者本人が書かないといけませんが、それ以外のバックの背景とか効果線を入れていく作業を他のアシスタントが行います。では、実際の仕事内容としてさらにどんなものが挙げられるでしょうか?漫画アシスタントとして働くためにさらにどんな条件が必要でしょうか?収入や求人の探した方についてもこの記事で紹介していきます。

漫画アシスタントって何をするの?

Comic word in artistic typography book , selective focus

一つの漫画を制作する事は、漫画家がたったひとりで全部を行なって仕上げているわけではありません。

もちろん一人で1から10までやっている漫画家さんもいるようですが、たいていの場合売れっ子作家さんにもなってくると、たくさんのアシスタントを雇って仕事を行ないます。

漫画というのはいくつもの細かな絵を描いて書き上げていきます。そうした細かい作業を一人でやり遂げるのはとても大変です。

特に売れっ子作家の場合は、いくつもの連載を抱えている場合も少なくなく、締め切りも決まっています。ですから漫画家さんが一つの作品を締め切り内に仕上げるうえで、さまざまな補助を行なって手助けするのがアシスタントの役目になるというわけです。

では、漫画アシスタントは実際にどんな仕事をするのでしょうか。

おもに行なう仕事内容は、「漫画家が原稿を仕上げる手伝い」になります。漫画家はストーリーを考え、キャラクターを描いていきます。

キャラクターや人物の絵は作者本人が書かないといけませんが、それ以外のバックの背景とか効果線を入れていく作業は他のアシスタントでもできる仕事です。

またキャラクターの顔以外の部分(カラダなど)のペン入れをさせたり、服装のデザインを書かせたり、ストーリーのアイディアを考えさせることをアシスタントに依頼する先生もいるようです。

最近は漫画もデジタル化してきており、パソコンを使って原稿を作っていく漫画家も増えています。パソコンスキルを持っているアシスタントは採用されやすいかもしれません。

他にも漫画アシスタントが行なう仕事には、「日常生活の雑用」も含まれることがあります。

頼まれた買い物をしたり、掃除洗濯、料理といった家事を行なうなど、先生の身の回りのお手伝いや雑用もアシスタントの仕事になることが多いようです。

漫画アシスタントの仕事の流れ

では具体的に、原稿を受け取った漫画アシスタントが行なう仕事内容を取り上げてみましょう。

・その①背景、小物、服を描く作業

キャラクター以外の背景を描くのは、アシスタントの仕事です。キャラクターが入っているコマの中に建物や車、風景といったものを描いていきます。

それにより人物がどこで何をしているのかといった情景がハッキリ描写されていくようになるわけです。

他にもキャラクターが持っている小物(バッグや電話、カップなど)を描いたり、服のカラーや柄を描く作業をしたりもします。

・その②効果線を入れる作業

効果線というのは、キャラクターが入っているコマの中にスピード線やフラッシュ、集中線やカケアミと呼ばれる線を入れることを言います。

それにより、より画面の迫力とか臨場感、質感といったものが描かれるようになるわけです。

・その③消しゴムかけの作業

漫画は最初っから本番で描いていくわけではなく、必ず下書きをします。その鉛筆で下書きした線をすべて消していくのが「消しゴムかけ」という作業です。

少しでも鉛筆の線が残ってしまうと、印刷した時にその線もしっかり出てきてしまいますから丁寧で綿密な作業が求められます。また消しゴムでせっかく描いた原稿を間違って破いてしまったり、汚してしまわないためにも細心の注意が必要な作業です。

・その④ベタぬりの作業

「ベタ」というのは漫画用語で、「ベタぬり」は黒い部分を塗りつぶしていく作業のことを言います。

たとえば情景が夜だとすれば、空を黒くする必要がありますし、キャラクターの髪の毛や着ている洋服、持っている小物などで黒い部分はすべてマジックとか筆ペンといったもので黒く塗りつぶしていきます。

・その⑤ホワイトをかける作業

「ホワイトをかける」というのは、コマからはみ出した線やベタを消していく作業のことを言います。漫画専用の修正液やミスノンというものを使って消していきます。他にも夜景に光や星を白く描いて、輝きを出したりするのにも使われます。

・その⑥スクリーントーンを貼る作業

スクリーントーンというのは、キャラクターに影を付けたり、着ている服に柄を描く時、または建物などにに使用するものです。カッターで切って貼っていきます。

スクリーントーン処理を施すことで、画面に質感や遠近感、陰影を出すことができます。アシスタントの作業の中でも、よりテクニックを必要とする仕事内容となっていきます。

漫画アシスタントをするメリットとは

漫画アシスタントをしたいという人のほとんどは、イラストを描くことが得意あるいは好きだという人がほとんどでしょう。イラストを描く仕事に関わりたいと思ってアシスタントの世界に足を踏み入れる人は多いことと思います。

また、いつかは自分も漫画家になりたいという夢や目標の下に、好きな漫画家の先生に付いて漫画のスキルや経験を積んだり、学んでいきたいという人もいることと思います。

このように、アシスタントをすればイラストを描くスキルが上達することは間違いありません。また、先生の絵のスキルを見て学んだり、ストーリーの構成の仕方を学ぶことができるというのも、漫画家を目指す人にとってのメリットとしては大きいでしょう。

実際に、最初は有名なプロの漫画家さんのアシスタントからスタートして、今は自分も売れっ子漫画家さんになっているという人はたくさんいます。プロの漫画家のそばで技術やスキルをじかに見て学べるというのは、大きな経験になることでしょう。

漫画アシスタントに求められること

boy drawing on white paper

基本的なイラストのスキルや技術

これはイラストを描くうえでは当たり前の事といえますが、漫画で使われる効果線を上手に描けることや、小物にしろ建物や車などの背景にしろ服を描くにしろ、日常生活の実際的な情景を丁寧にしっかり描けることがまず求められてくるといえます。

スピードと正確さ

アシスタントの作業のほとんどは、仕上げに至るまでの修正だったり細かい部分を描いていく作業になります。

上記で挙げたどんな作業にも、正確で丁寧な仕事が求められてきます。それと同時に、常に締め切りに追われながらの作業になりますから、正確でありながらも素早い作業スピードも要求されていくことでしょう。

忍耐力や根気強さ

アシスタントの仕事は、基本的に毎日同じ作業の繰り返しです。淡々とした作業をコツコツとやっていかないといけませんから、時に仕事がマンネリに感じたり、飽きてしまう事もあるかもしれません。

しかし、先生から求められる事をとにかくやっていくのがアシスタントの仕事ですから、忍耐力や根気強さがないと続かないかもしれません。

コミュニケーション能力

Business Communication Connection Working Concept

基本デスクに向き合って黙々と作業するように見える仕事ですが、他のアシスタントや先生と一つのチームとして作品を作り上げていきますし、編集者の人とも関わることもあるでしょう。

関わる相手の意図やニーズをくみ取って作業をしたり、殺気立つこともある作業部屋の中で他の人とうまくやっていく上で、コミュニケーション能力は欠かせないといえます。

イラスト作成のソフトの知識

デジタルで漫画を描いていく漫画家は増えています。そうなると、アシスタントも効果線やコマのデザインを、ソフトを使って描くことが求められてきます。

イラストソフトに関する基本的な知識は、今の時代に合わせて必要なスキルと言えるでしょう。

漫画アシスタントがもらえる給料ってどれくらい?

Businessman giving money,   united states dollar (USD) bills, on gray background -  panoramic financial background concept

漫画家の仕事は、朝8時から夕方17時までといったように、会社員のように決まっているわけではありません。特に締め切り間近になると、アシスタントも泊まり込みで寝ずに作業をしなければならない、ということもあることでしょう。

そうした事情も踏まえると、いつでも一定の収入が得られる仕事ではないといえるかもしれません。さらには、どの漫画家さんの下で働くか、あるいはどんな仕事を任せてもらえるか、週にどれくらい働くかによっても大きく変わってきます。

一般的にアシスタントの給料は、日給制か月給制となっているようです。日給だと最低でも8000円、月給は平均18万前後と言われています。

年収にすると少ない人で200万~、画力や描くスピード、正確さを先生から買われてアシスタントとしての評価を受けた人だと600万円を超える人もいるようです。

漫画家という仕事は完全実力や人気主義の世界ですから、漫画家として売れない人よりも、売れっ子漫画家のアシスタントになった方が多く安定してもらえるということもあるのかもしれないですね。

漫画アシスタントの求人を探す方法

Businessman reading a newspaper in an urban environment

漫画アシスタントの仕事をしたいと思った時には、まず漫画雑誌の広告欄に求人情報がないかをチェックしてみましょう。

あるいは雑誌編集部の公式ホームページを見て、募集をかけていないかチェックしてみることも一つの方法です。

また最近は、漫画家が自身のオフィシャルサイトやツイッターなどのSNSを使ってアシスタントを呼び掛けることが多くなりました。自分の好きな漫画家さんのサイトやSNSをフォローしてチェックしておくこともおすすめしたいと思います。

漫画アシスタントの求人探しに役立つサービス

アシスタントになる人は、自分もいつかは漫画家になりたいとか、イラストに関わる仕事に就きたいのでスキルや技術を身に着けたいなど、目標をもって仕事探しをする方が多いと思います。

漫画の世界は完全実力主義の業界ですし、どの漫画家さんに就くか、どこの雑誌編集部のもとで働くかによって、仕事内容もやりがいも収入も変わってきます。

それで自分の条件や希望に合った就職先を見つけていきたいと思われる方も多いことでしょう。しかし働き口はたくさんありますし、どこが自分に合っているか見きわめるのは難しい時もあります。いろいろな求人情報を比較して検討したいと思うこともあるでしょう。

そんな時に役立つのは、「転職サイト」と「転職エージェント」のどちらか、あるいは両方の転職支援サービスを使って求人を探す方法です。

では「転職サイト」と「転職エージェント」はそれぞれどのようなサポートを受けられるのでしょうか。またどんな人におすすめのサービスなのでしょうか。

転職サイトと転職エージェントの違い

簡単に言うと、自分でサイトを見て求人情報を探して、応募や面接、内定に至るまでをすべて自分の力で行なうために利用するのが「転職サイト」です。

転職サイトを見ると、たくさんある求人の中から、自分が求めている条件や希望に見合う求人を探すことができます。全国規模で展開している大手の転職サイトもたくさんありますから、住んでいる場所に合わせて仕事を探すことができて、たいへん便利です。

一方で転職のプロであるコンサルタントにアドバイスやサポートをしてもらいつつ、転職活動を進めていくのが「転職エージェント」と呼ばれるサービスです。

アシスタントになるのに有利なイラスト関連の専門的なスキルや資格を持っているなら、そうした資格やスキルを活かせたり、必要としてくれるところで働きたいと思われるでしょうし、せっかくならキャリアアップにつながる仕事先を見つけたいとも思われることでしょう。

しかし、自分の持つ資格や経験を必要としてくれる就職先を独自で見つけるのはなかなか難しいですし、自分の能力やスキルを客観的に見つめるのが難しいという場合もあります。そんな時はぜひ「転職エージェント」を活用することができます。

転職エージェントを利用すれば、転職のプロであるコンサルタントにアドバイスやサポートをしてもらいながら、求人探しを進めていくことができます。

転職サイトを使った方が良いタイプ

・たくさんの求人をじっくり見きわめたうえで転職先を探したい人

・とりあえず情報だけ気軽な気持ちで探したい人

・自分のペースで仕事を探していきたいと考えている人

・未経験の分野にも、積極的にチャレンジ・アプローチしていきたい人

転職エージェントが合っているタイプ

・就職や転職が初めてであるなどの理由で、不安や悩みがある人

・転職を考えているものの、現在の仕事ととの兼ね合いやスケジュール調整を一人でこなすのが大変だという人

・異業界での仕事にチャレンジしようとしている人

・キャリアをいま一度見つめ直したいと考えている人

転職エージェントの利用方法

Job interview, businessman listen to candidate answers.

ではプロのコンサルタントにサポートをお願いできる「転職エージェント」の利用方法を簡単にご紹介しましょう。

エージェントによって多少の違いはあるものの、転職が決まるまで、おおよそこのようなステップで手順を踏んでいくようになります。

◇ステップ①ホームページから登録して申し込む

まずは自分が利用したいと思うエージェントのホームページを開き、サイトの専用ホームからエントリー(登録)します。

そののち、コンサルタントの方から電話やメールにて連絡が来るので、面談する時間や場所等の打ち合わせをします。

◇ステップ②カウンセリング(面談)

予約した日時と場所で、コンサルタントと直接もしくは電話で面談することになります。

現在の状況、転職に望むこと、職歴や経験、スキルなどのヒアリングを詳しく行なった後、個々の求職者に合った求人を紹介してもらいます。

◇ステップ③エントリーする

応募したい仕事先が決まれば、コンサルタントの推薦状と共にエントリーすることになります。待遇や条件面での交渉などの打ち合わせもします。

◇ステップ④面接

面接を受ける日時をコンサルタントが調整してくれます。

コンサルタントは面接が通過しやすいように、企業情報や面接官の情報、想定される質問など、面接に役立つアドバイスを教えてくれます。

◇ステップ⑤内定と入社の手続き

面接の合否連絡は、企業の人事担当者からコンサルタントのほうに連絡がいき、コンサルタントから連絡が入る手順となっています。

無事に採用が決まった場合には、給与条件や入社日などの条件等の交渉をコンサルタントが代わりに企業と行なってくれるので、それが済み次第入社の手続きになります。

いま現在勤めている会社での退職に伴うアドバイスや、入社までの手続き、さらには初出社のアドバイスに至るまでのサポートも細かいところまでしてくれます。

転職エージェントはどうやって選んだら良いか

転職エージェントとひとくちにいっても、大手の総合エージェントから、専門分野や地元に特化したエージェントに至るまで、さまざまな会社があります。

どこのエージェントでも同じ量や質の求人数を持っているというわけではなく、アドバイザーの質や評判もピンキリです。

ですから登録する前に、評判を良くチェックすることは大切です。特に、「求人量と質」「アドバイザーの評価」「サポート体制の口コミ」は必ずチェックするようにしてください。

大手の総合エージェントであれば、幅広い分野での求人を保有していますし、全国展開しているので、大手に一つ登録しておくのは良いかと思います。

それに加えて、イラスト関係やクリエイターなどに特化しているエージェントにも登録しておくなら、漫画家アシスタントとして働ける近道となるに違いありません。

まとめ

Young man drawing pictures in studio

絵を描くことが好きという気持ちが実際に仕事になったら最高ですよね♪

漫画アシスタントの仕事は、地道に実績を重ねていき、経験やスキルを積んでいくことで仕事の幅が広がっていける職業です。

最初のうちは収入が安定しなかったり、思うように仕事が入ってこないこともあるかもしれませんが、やりたいことや目標をしっかり見据えておきながら長い目で努力していけば、いつか必ず実を結ぶやりがいのある仕事になることでしょう。

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