【生命保険会社の仕事】求人の探し方や待遇なども徹底解説!

【生命保険会社の仕事】求人の探し方や待遇なども徹底解説!

生命保険会社は、死亡や病気、ケガ、介護など、人間のさまざまな予期せぬ出来事に備えるための「生命保険」という商品を作り、個人や法人のお客様に対して販売する会社です。生命保険は大勢の人が少しずつお金を出し合い、お互いが助け合っていく「相互扶助の精神」が元になります。

生命保険の仕事の特徴や種類とは?

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生命保険に加入すれば、万が一のことが起きれば自分の支払った掛け金以上の保証を受けることができるのです。生命保険会社では、こうした生、命保険制度を健全に長期間にわたって運営していくこと、保険金や給付金などが受取人に対して支払われる体制を整える役目を担っています。

日本の生命保険会社は、「内国生保」と呼ばれる国内資本の企業です。保険外交員によって販売される経路を主流に、生命保険商品を扱います。単価は高いものの全般的にサービスが充実しています。

一方、日本国内の法人であっても外国資本の場合は、外資系生命保険会社に分類されます。保険商品は代理店で販売されるルートが主流で、銀行や証券会社の窓口で販売されているものもあります。がん保険のみ、学資保険のみなど、主力に特化した保険を扱っており、保険会社によって商品に特徴があります。

インターネット生命保険会社が、ネット上で保険の申し込みが可能な保険会社の総称です。申し込みまでの手続きはインターネットで行なわれるため、営業職よりもサポートデスク担当が多いのがこの業態の特徴です。インターネット中心で販売することで設備費や人件費を削減することができるので、保険料が安くなっています。見積もりが無料でできるなど、手軽に保険に加入することができる点も特徴です。

具体的な業務内容としては、契約者を増やすための個人・法人への営業活動、ほけんへの加入可否などの判断、保険料収納、保険金支払、資産運用などがあります。生命保険業界で働くためには、保険の専門的な知識だけでなく、税務や資産運用など金融に関する知識も求められます。生命保険会社は大きな組織であることが多く、各社でさまざまな職種の人たちが活躍しています。

営業の仕事

生命保険会社のさまざまな仕事の中でも、会社の「顔」と言えるのが営業の仕事と言えるでしょう。

法人営業は、営業職の中でも、個人ではなく法人(企業・団体)を顧客とする営業活動を行なう仕事です。法人の従業員・職員の人を対象に、コンサルティングしながらセールスを行なっていきます。一定期間の実務経験を経た後は、部門を率いる管理職を目指していくことになるでしょう。

個人営業は、個人の方を顧客とした営業活動を行なう仕事です。お客様によって現在置かれている環境や人生プランは異なるため、相手のニーズをよくヒアリングした上で、その方に合う保険商品を提案します。法人営業と同様、一定期間の実務経験を経た後は、部門を率いる管理職を目指していくことになります。

外交員は、個人あるいは法人のお客様と、新たに保険契約を結ぶための営業活動をする仕事です。営業職社員と似たような仕事をしますが、外交員の場合は完全な社員ではなく、「個人事業主」として会社と契約を結んで働くことが一般的でしょう。保険外交員は最初に研修を受けて、生命保険一般課程試験に合格後、登録となり募集ができるようになります。

その後も定期的に商品を勉強するために研修や試験を受けたり、フィナンシャルプランナーの資格取得などにより、昇級していきます。お客様の良く相談相手として、それぞれの個々に合った最適なプランを設計するためにも、日々通い続け信頼関係を気づくための持続力とコミュニケーション力、その人に必要な保険を見抜く力がとても大事です。

新規契約だけでなくその後も定期的に訪問を行ない、顧客がそれぞれのライフスタイルの変化に合わせた契約内容の見直しや新商品紹介、支払い漏れがないかの確認などアフターサービスも重要となります。保険は加入してからお役に立てるまで長い付き合いとなりますので、しっかりサポートしていくことが必要です。

総合職(基幹職)

総合職は、企画立案、折衝調整、管理業務といった幅広い業務に従事して、会社の中核を担う人物としての成長を目指します。入社後、営業、企画、海外事業、資産運用、経営管理、IT・システムなど多様な業務経験を積みながら、幅広くスキルを身に着けていきます。

数年ごとにキャリアチェンジを行ないながら、各部門や会社の中核を担う「幹部候補」として成長していくことが多く、そのため全国各地への転勤や海外赴任の可能性もあります。

業務職(一般事務職)

契約の手続きやお客様対応など、営業のサポートやアフターケアを中心に担当します。コールセンターに勤務して、生命保険に関するさまざまな質問に答えることも重要な役目になってきます。

生命保険業務において大変なことにはどのようなことがあるの?

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生命保険は、「万が一のときの安心」を得るためのものですが、人が生きていく上で重要なものを扱うという仕事に責任とやりがいを感じることができたり、「万が一」のことがあった場合には、お客様から勧めてくれた保険に入って良かったと感謝の言葉をかけてらうときは、この仕事をしていて良かったなと感じることでしょう。では、この仕事において大変ことにはどのようなことがあるでしょうか。

「成果主義」の評価に苦しむことも

生命保険は全体的に給料が高めと言われていますが、中でもこの業界で多くの人が就いている「営業職」については実力世界で、頑張れば頑張るだけ給料が上がる形をとっている企業が多くあります。いわゆる「成果主義」の給与体系となり、契約数や契約の大きさなどによって給料が決まってきます。

ひとくちに成果主義と言っても給与体系は企業によって異なり、「保障給」+「歩合給」で成り立っていることもあれば、中には「フルコミッション」と言われる完全歩合制も珍しくありません。とにかく稼ぎたい人にはピッタリの業界ですが、「成果を出さなくてはならない」というプレッシャーを抱えて働かなければならないのは大変な一面と言えますし、成果があまりにも出ないと仕事を続けることすら難しくなる可能性もあります。

人の入れ替わりが激しく、落ち着かない

生命保険業界は成果主義の傾向が強いことから、人の出入りは激しめとなっています。職場によっては、毎月何十人も入社して、何十人も退職していくといった様子が当たり前になっているところもあるようです。もちろん、同じ会社で長く働く続けてキャリアアップしている人も大勢います。

しかし、同期が自分一人だけとなっていたり、周囲がいつもバタついている中で働かなくてはならないといった状況が生じることがあると考えられます。職場環境が落ち着かなくても、自分をしっかりと持っていく必要があると言えるでしょう。自分のスキルやキャリアを磨くことに集中できるように向上心を持って仕事に前向きに取り組みましょう。

休日出勤や時間外勤務は多くなることも

生命保険会社は、個人や法人のお客様あってこそ成り立つ仕事です。営業としてとくに個人のお客様を担当する場合には、お客様の都合に合わせて商談しなくてはなりません。したがって、夜遅い時間に出向いたり、休日に出勤して対応しなくてはならないといったことも発生します。

総合職の場合、個人としての営業ノルマがなくても。所属支社の数字を達成するためにはやはり残業が増えることも考えられるでしょう。また、全国の支社への転勤や出張が非常に多くなることもあり、そうした面もこの仕事の大変なところだと言えるでしょう。

生命保険会社の給料・年収

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生命保険会社の年収は、金融業界のなかでも高水準にあると言われています。ある調べでは大卒の初年度の年収が439万円、30歳時の推計年収が658万円、そして40歳時の推計年収は826万円と発表されているそうです。

ただし、これはあくまでも平均値であり、企業によって年収にはだいぶ差が出ています。とくに大手の生命保険会社は給与水準が高いことで知られており、30代で1000万円に達する人もいるようです。さまざまな職種として活躍する人がいる中でも、最も平均年収が高いのは総合職(基幹職)と言われています。

総合職は会社の中の中核を担う存在として幅広い業務に従事し、場合によっては日本全国や海外に赴任することもあるため、給料が高く設定されているようです。

また多くの生命保険会社では、営業の給与体系については「成果主義」の考え方を取り入れています。全員が同じ給料をもらうのではなく、契約件数など営業成績によって給料が変わってくるという仕組みです。

先程ご紹介したように、よくあるのが「保障給」つまり「最低でも毎月これだけの額は必ず支給しますよ」というものに加えて、残りは成果に応じた「歩合給」がもらえるという形です。このような場合は、保障給はさほど高くなくても、成果の出せる人であれば同年代の社員よりもずっと多くの収入を得ることが可能になってきます。

大手生命保険会社にはどのようなところがあるの?

生命保険もさまざまな保険を組み合わせて、自分にぴったりの保障を作っていくことが多くなっているため、豊富な知識と判断力が求められる仕事と言えるでしょう。大手保険会社を幾つかご紹介したいと思います。

かんぽ生命

かんぽ生命

www.jp-life.japanpost.jp

小泉内閣のときに郵政民営化を果たし、現在では完全に民間の運営となったかんぽ生命。その社員数は約7400人で、他の企業と比較して非常に少ない人数で、競合他社より大きな利益を上げている点が特筆すべき点でしょう。他社の社員数は、第一生命が約5.6万人、日本生命が約7万人、明治安田生命が約4.2万人、そして住友生命が約4.3万人です。総資産が約76兆8,300億円で日本国内の生命保険市場で最大です。

そして、特徴の一つに、第一生命や日本生命と比べて支店数が多いことに加え、家庭市場向けの小口の安い商品が多いことが挙げられます。そのため、経済的に保険に入れない人、体力的に厳しいお年寄りの方もかんぽであれば保険に加入することができます。このように、かんぽ生命であれば万民に保険を届け、「人々の暮らしを支える」ことができることから、あらゆる人に分け隔てなく保険を届けたいと考えている方は働きがいがあることでしょう。

また、かんぽ生命は営業の仕事がありません。なぜなら営業をかけるのはかんぽの総合職ではなく、郵便局の局員だからです。このように、かんぽの総合職は直接営業をかえずに営業尾マネジメントするという特徴もあります。そのため、生保はやりたいけど飛込営業などは自分には無理だと抵抗感がある方にお勧めと言えるでしょう。その他には転勤が少ないということも挙げられています。

日本生命

日本生命

www.nissay.co.jp

「生命のガリバー」の異名を取る日本生命。その由来は、日本で3番目に古い1889年に創業し、100以上も生命保険業界でリーディングカンパニーとしての地位を固めてきたからです。しかし、2015年に守り続けてきたその王座を第一生命に奪われてしまいます。

この事態を受けて、日本生命はM&Aに本格的に着手します。まず、2016年3月に「三井生命」を、次に2016年10月にはオーストラリアの大手銀行ナショナル・オーストラリア銀行(NAB)傘下の「MLCライフインシュランス」を買収し完全子会社化。こうした事業計画で2017年度には一時的に経常利益で首位に返り咲きました。2017年度の総資産額は連結で約74兆3900億円とかんぽに少し及びません。

長い歴史や実績を持つゆえに、社員も自社の歴史とその実績に対して強い誇りを持っているようです。また、創業以来の伝統なのか、伝統的な縦社会のカルチャーが色濃く残っているとの声もありますが、「新卒を一人前の投資家に育てる」という文化は教育資金が潤沢にある日本生命ならではの戦略と言えるでしょう。日本生命で投資の腕を磨き、外資証券会社や海外のヘッジファンドに転職する社員も多く存在しています。

第一生命

第一生命

www.dai-ichi-life.co.jp

海外生命保険事業が強く、全体の経常利益の約7兆円のうちで海外生命保険事業は約1兆4,600億円で約20%を占めています。日本生命と比較して海外生命保険事業の比率が高いことが分かります。オーストラリアではシェア1位、ベトナムでは3位と海外にも強固な経営基盤を築いています。

中でもベトナムの経済成長が著しく、それに比例するかのように保険収入も進出後10年間で10倍に増え、同国で確固たる地位を築き上げることに成功しています。資産運用・アセットマネジメント事業でも海外に強みを持っていて、アメリカ・ヨーロッパでの市場は10兆円超の受託資産額を誇っています。

生命保険という形のないものを商品としているためか、第一生命が大切にしているのが「顧客との密な関わり」です。第一生命の営業職は社員20~30人程度の中小企業への営業がメインとなっています。営業で大切なことはその企業で働いている社長から社員の方々のことをよく知ることです。顧客との関係性が強くなると家族ぐるみでのお付き合いや、人生の先輩としての教えをいただけるほど親しい関係を築いていくことができるそうです。

明治安田生命

明治安田生命

www.meijiyasuda.co.jp

明治安田生命は「国内最古の生命保険会社」というブランドと、三菱グループ顧客とする安定した基盤を持っています。「三菱グループの明治生命」と「芙蓉グループの安田生命」が2004年に財閥の垣根を超えて合併し誕生しました。同じ三菱グループ企業を取引先にしているため、安定した大型顧客を抱えていることが強みになっているそうです。

法人営業は個々人への営業と比べて案件あたりの額も数十倍と成果の規模が大きい仕事でもあるため、営業マンとしては達成感のある大きな仕事を行なえるという魅力があります。クライアントの例としては、ア、サヒビールや伊藤忠商事、省庁などを顧客に抱えており、国内市場の縮小が目立つ中で他社よりも安定した収益の推移を実現してきたと言えるでしょう。

他社の積極的な海外M&Aの一方で、明治安田生命は国内ビジネスに影響を与えないよう最低限の海外投資に留めている点も注目に値します。2016年にアメリカのスタンコープ社を買収し、海外保険事業の基盤を形成するに留めています。このような安定性を重視した経営スタイルが明治安田生命の強みとして業界内でも評価されているそうです。内需の縮小が騒がれる生命保険業界においても、その安定した企業経営が維持できるのが明治安田生命の強みと言えるでしょう。

明治安田生命は海外市場ではなく国内市場の開拓に目を向けており、事業計画の特徴の一つにも「地域との密接な連携」が挙げらます。これは企業理念「明治安田フェロソフィー」の中でも掲げられている企業ビジョンの一つ「地域社会との絆」を象徴する動きです。2017年から各都道府県庁と健康増進や子育て・産業の支援として地域活性化に関する「包括連携協定」締結を積極的に行なっています。

住友生命

住友生命

www.sumitomolife.co.jp

日本三大財閥の一角を担う住友グループに属する住友生命。住友生命も明治安田生命と同様に地域との連携にも重点を置いています。2018年8月までに37都道府県の地方自治体との連携をし、がん対策の包括対策など健康増進を中心にした協定を締結しを進めています。ほかに、2010年にメディケア生命を三井生命と共同出資したり、2016年にはアメリカの上場生命保険グループのシメトラ社を完全子会社化したり、人口が減少する国内から海外に視野を広げています。

アメリカを始めとする中国、ベトナム、インドネシアにおいて事業を展開しており、海外研修も手厚くなっているとのことなので、海外に挑戦する意欲を持っている方にお勧めの企業と言えるでしょう。地域密着型という特定の範囲ではなく、全国および海外という広範囲はフィールドにおいて、人の人生設計に携わることができる企業と言えるでしょう。

社内は活気に満ちた社風で、部活だけではなくサークル活動というものが盛んに行なわれており、プライベートでも社員が濃いつながりを持つ機会が設けられています。福利厚生制度が手厚く設備されていて、特に社宅や社員寮が手配されるため、住居面での心配はなく、財務面と福利厚生面が充実している安定した環境を好む方にとって優良企業と言えるでしょう。

生命保険業界の転職事情と求人の探し方

生命保険会社は、国内において介護保険などの新商品の開発を進め、海外に向けては保険会社の大型買収といった以前では考えられなかった保険会社のグローバル化が当たり前になってきています。日本は少子高齢化が急速に進んでいることもあり、今後も生命保険の需要は高く見込まれています。それと同時に、これまでの地震を始めとする災害を経験し、万が一の時のために新たな保険を考える人も多数おられることが予想されます。

今後ますますその必要性が高まるであろう環境下において、生命保険各社には業界経験者、未経験者問わず多数の求人があります。多種多様で常時積採用の代理店営業職をはじめ、希少価値の高いアクチュアリーや経営企画、資産運用やIT規格など幅広くあるので、まずは求人の情報を集めてみることができるでしょう。

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