【福祉関連の仕事】求人の探し方や待遇なども徹底解説!

【福祉関連の仕事】求人の探し方や待遇なども徹底解説!

福祉の仕事には様々な種類があります。公的な福祉サービスは、税金や保険料で成り立っている仕組みのものです。福祉や介護には法律があり、法で規制や保護がなされています。これにより設備や労働者の管理、サービス内容を定めています。社会福祉法や児童福祉法、介護保険法や障害者自立支援法などがそれらを網羅しています。

福祉業界で働く

happy couple jumping on the beach at sunset, family summer holidays or honeymoon

福祉業界で働こうと思う場合、何を知っておくべきでしょうか?業界の大まかな仕組みや職種、有名企業や仕事の探し方をご紹介します。

福祉業界とは

これに対し、民間の福祉サービスは有料でサービスを提供するためより専門的なサービス内容となる場合が見られます。有料の老人ホームや高齢者専用住宅、認可外の保育園や出張ケアサービスなどが含まれ、福祉機器や設備の販売もこれにあたります。福祉専門職の方や、専門知識を持つ方も多く働いています。

福祉業界での仕事の種類

福祉事業には幾つかの種類があります。

・高齢者 ・児童 ・障害者 ・その他生活困窮者

これらの対象者に合わせたサービスやサポートが提供され、それぞれに専門で細分化された職業が存在しています。

介護

Living environment. Asian kind caregiver carrying clipboard while wearing glasses and soothing senior man

介護(もしくはケアワーク)は、日常生活が難しい方のために、食事や入浴など身の回りの生活をサポートする仕事です。

高齢者のケアワーカーなどのイメージがありますが、高齢者に限らず何らかの疾病を抱えた患者さんや事故などで障害を抱えた方、精神の障害などにより日常生活に支障を来たす方のケアも指しています。さらには、出張で自宅でケアワークを行うホームヘルパーや、生活支援員なども含まれます。

仕事内容はポジションにもよりますが、介護施設や医療施設で入居者の日常生活をサポートします。グループホームやデイサービスセンターで勤務することもあります。食事や入浴、その他家族との連絡や緊急時の処置、処方薬の服用量や日時の管理などに携わります。

介護の分野で必要となる資格

「介護福祉士」「ホームヘルパー」「介護職員初任者研修」「実務者研修」などがあります。なお、介護福祉士は国家資格ですが、介護職員やヘルパーといった名称には資格は必ずしも含まれません。

いずれも仕事内容に大きな違いはありませんが、介護福祉士は国家資格を有してるだけの責任があり、現場の責任者や介護指導なども行います。介護福祉士の資格を取得していると、介護の世界では就職先を選択しやすくなります。

ホームヘルパーという名称でも仕事内容は同じですが、パート・アルバイトとして採用されるケースが多く見られます。介護福祉士は資格手当が付くこともあります。

介護福祉士に対して「ホームヘルパー2級(現在の名称は「介護職員初任者研修」、以下:初任者研修)」という民間資格(認定資格)は、どのような違いがあるのでしょうか?

介護職員初任者研修は、在宅・施設を問わず介護職として働くうえで必要な知識や技能を習得する研修です。国家資格ではないものの、厚生労働省が定めたガイドラインに沿って運営されています。そのため、現在では初任者研修をステップとして介護の知識や技能を学び、実務者研修を経て介護福祉士の資格を取得するキャリアが想定されています。

初任者研修は、一から始めたい方が取り組める研修制度であり、経験不問で誰でも挑戦可能です。各都道府県が指定する養成機関があり、そこで提供される講座を受講する必要があります。これに自宅学習を組み合わせ、合計で130時間学習した後、修了試験を経て合格となります。

最短期間で60日で取得可能であり、平均では3~4ヶ月ほど要します。受講費用は40,000~100,000円ほどで、地域や開催する団体・企業によります。有名なところではベネッセやニチイなどが取り扱っています。まずは無料の資料請求で中身を見てみましょう。

ケアマネージャーも、介護にかかわる重要な仕事です。2000年4月から施行された介護保険法により設定された、マネジメント全般を扱う専門職です。法により定められているものの、国家資格ではありません。

介護福祉士と違い、第一線で介護に携わるのではなくケアプランやサービス全体の管理を行います。事務所や支援事業所などが主な仕事場で、利用者やその家族と連絡を取り、要望を聴取したり予定の調整を取り扱ったりします。

介護に関しては、介護福祉士よりも全般的で広範な知識が求められます。利用者や家族との面談やカウンセリングはケアマネージャーの仕事ですが、時折介護福祉士もその役割を果たすことがあります。

それでも、ケアマネージャーに必ず報告して情報を一括しなければなりません。そのような場合でも、介護プランの作成や調整はケアマネージャーが行うため、より大きな責任を担うことになります。

訪問介護員(ホームヘルパー)は、利用者の自宅を訪問して日常生活の補助を行います。食事や入浴、調理、洗濯、排せつなどを手助けし、その時間以外は利用者が自力で行います。

大抵は、民間の訪問介護サービスを提供する企業や地元の社会福祉センターに在籍しており、契約ごとに予定に従って訪問します。これには、前述の初任者研修や実務者研修を修了しておくことが求められます。

保育

Teacher Working with Children in Preschool Classroom

保育業界では、主に保育士と保育教論の仕事があります。保育士は国家資格で、子どもの保育と保護者への保育指導を行う、子どもの未来に対して非常に影響力のある仕事です。

保育園やその他の保育施設で、0~6才までの乳幼児の世話に携わります。子どもを育てるのは、当然親の特権であり責任ですが、現代社会の忙しさの中でいつも付きっきりで面倒を見るのは簡単ではありません。

そこで、親に代わって身の回りの世話を行うのが保育士です。そのため、保育士は親と同じように信頼できる存在でなければなりません。特に、0歳児などとりわけ注意深い世話を必要とする子どもの場合、保育士の責任は大きくなります。

仕事場は保育園はもちろんの事、児童養護施設や知的障害児施設、乳児院や病院の保育施設などがあります。保育士は、子どものアクティビティーや昼寝などの休憩、おむつや排せつなどの世話、水分補給、食事を適切に摂らせることなど、生活全般の面倒を見ます。

加えて、コミュニケーションや触れ合う時間を取ることで、子どもの健全な発育に寄与するための世話も行います。子どもの自主性や協調性を育むのに、集団生活として取り組みます。保育に関してプロフェッショナルであり、子どもの発育の悩みや育児のカウンセリングなども行う場合があります。

現代日本は少子化が進んでいるとはいえ、未だに待機児童や保育士不足が叫ばれています。そこで、自治体によっては保育士確保のために行政支援が積極的に行われている分野でもあり、保育士の住居支援や補助金制度、奨学金負担や有資格者の復職支援などが行われています。

保育教論は、保育士免許と幼稚園教論2つを有する資格者のことです。短大や専門学校で2つを取得する人が多く、それらの人々を指して保育教諭と呼んでいます。平成24年に認定こども園法が改正され、認定こども園で働くにはこれら2つの資格が必要となりました。

幼稚園教論を併せ持つことで、幼児を学習面で指導することが可能になります。どちらか1つの資格を取得していれば、もう一つの資格は取得しやすくなる特例措置があり、資格取得を支援する制度が各自治体で設けられています。

幼稚園教論を取得する場合、3年以上の勤務経験(もしくは4,320時間以上の勤務経験)や保育士資格、大学などの認定教育機関で8単位の取得が求められます。保育士よりも給与や待遇で有利で、年収にして20~30万円ほどの差があると言われています。

条件を満たしている場合、取得に向けて努力する価値のある資格です。

ソーシャルワーカー

Female Support Worker Visits Senior Man At Home

ソーシャルワーカー(または社会福祉士)は、生活上の様々な問題を抱える人々をサポートする専門家です。問題解決のための幅広い知識や社会的な能力が求められる、非常に高度な仕事でもあります。

日本では、「社会福祉士及び介護福祉士法」、「精神保健福祉士法」が制定されており、国家資格である社会福祉士と精神保健福祉士を指した名称でもあります。

例えば、医療の分野で活躍するソーシャルワーカーは医療ソーシャルワーカーと呼ばれ、病院に来る患者さんやご家族のサポートを行います。病院そのものは治療にあたるスペシャリストですが、ソーシャルワーカーは費用やリハビリなど、その他の面で不安を抱える方が安心して利用できるように、副次的なサポートを提供する役割です。

費用を支払えるかどうか心配な方や、リハビリをどうやって自力で受けに来るか悩んでいる方、送り迎えの移動手段がない方などが、誰かに相談したいと思った場合に利用できるのが医療ソーシャルワーカーです。

この他にも、学校で生徒や教師相手に活躍するソーシャルワーカーや、自治体や市役所でサポートにあたるソーシャルワーカーもいます。生活相談員として働くため、時には医師や警察、学校などの公的機関とも連携して働くことが求められます。

日本では、特に地方で非常に人数が少ないため、これからさらに需要が高まっていくと考えられています。

看護師

Kind nurse with clipboard in her hands registering senior womans healthcare stats.

看護師とは、保健師助産師看護師法に基づく「保健師」「助産師」「看護師」「准看護師」のことを指しています。医療や科学的な知識を駆使して、人々や患者さんの命や健康を守る、医師と同じほど重要な仕事です。

・保健師は、予防や衛生管理を特に取り扱う仕事で、学校や各企業などで健康管理を行う立場にも就きます。医師とは違い診断はできませんが、症状や危機的な状況を見極め人命にかかわる危険性を取り除いたり、健康診断などを通して利用者の健康促進に努めます。

・助産師は、妊娠から出産まで全般的なサポートを行い、分娩の補助や新生児のケアも行う非常にデリケートな仕事です。助産師は助産院を開業できる資格で、思春期や発育期、更年期など女性の健康に関するエキスパートともなれる仕事です。

・看護師は、治療を受ける患者さんのサポートを主に扱う仕事で、医療チームの一つとして特に医学的・薬学的な知が豊富に求められます。

患者さんと接する時間が長いのも特徴の一つで、心身の両面で可能な限り早く回復できるよう、あるいは治療期間が出来るだけ快適になるようサポートに徹します。精神的な面でも強靭さが求められる、非常にタフな仕事です。

・准看護師は、医師や歯科医の指示を受けて業務を行う仕事で、看護師の資格を取得する一つ前の段階です。看護師になってからも、認定看護師や専門看護師などより特別な資格があり、それぞれ専門的な分野への第一歩となっています。

福祉業界の有名企業

これら福祉の分野で活躍する企業を少しご紹介しましょう。いずれも有名ですが、幅広く事業を手掛ける大きな企業で、福祉といえども実に多様な仕事があります。

ニチイ学館

ニチイ学館

www.nichiigakkan.co.jp

ニチイ学館は、医療や介護、教育に関連した事業を展開する企業で、東京都千代田区に本社を構える1部上場企業です。医療関連事業、ヘルスケア事業、教育事業を柱としており、教育から就業までというビジネスモデルを展開しています。

医療業界では、医療事務受託事業を中心とし、コンサルティングや経営サポートも行います。ニチイ学館の医療事務の講座や勉強会は非常に高度と言われており、医療機関とのネットワークや協同を武器に環境整備や患者受け入れ環境の拡大に貢献しています。

給与面では、仕事量が多く給与に見合った内容ではないという声も少なからずあり、医療に関係するハードな仕事であることが感じられますが、日本の医療を陰から支える重要な企業です。福祉業界ではナンバーワンの規模と展開事業数を誇ります。

ベネッセコーポレーション

ベネッセコーポレーション

www.benesse.co.jp

ベネッセコーポレーションは、通信教育や出版を手掛ける株式会社で、育児やペット関連の雑誌、「進研ゼミ」などの通信教育が有名です。福祉業界の児童や教育の分野で活躍しており、特に進研ゼミによる教育事業展開数は日本でも有数の企業となっています。

文部科学省の依頼で、小学生の学力データや集計を担当するなど、数々の実績も残しています。ゆとり教育など、その時々の国の教育方針に合わせた事業も展開します。福利厚生が手厚いのも特徴で、女性に人気の企業としても有名です。

特に、編集や商品開発では女性社員の活躍が目立ち、産休・育休などの制度もしっかり機能しているとの評判です。

社員の年収も比較的高く、若手でも大規模な企画やプロモーション、様々なマーケティングを任せられるという企業ですが、やはり仕事量は多く体力がないと難しいというレビューも幾つか見られます。

福祉業界で仕事を探す

福祉業界で就業したい場合、どのように仕事を探せばいいでしょうか?転職サイトを上手く活用すれば、希望する職種で求人を見つけられるでしょう。

indeed(インディード)

indeed

求人サイト、新聞などのメディア、各種団体、企業の採用ウェブページなど、数千のウェブサイトを巡回して求人情報を収集しているので圧倒的な求人数を保有する求人サイト!

indeedでは、2019年1月現在で福祉関連企業の求人84,000件を見つけることができ、正社員雇用でも41,000件以上の求人が掲載されています。

indeedは求人に特化した検索エンジンであり、インターネット上に散らばっている求人情報を一つに集めてくれるウェブサイトです。60か国以上の情報を集めることができ、月間の利用者は2,000万人とも言われている巨大なオンラインサービスです。

特徴としては、あくまで求人情報を集めてくるだけの情報サイトであるため、転職エージェントやコンサルタントのサポートがないことでしょう。自力で転職活動できる方には貴重な情報源ですが、就職や転職のハードルを下げてくれるようなサービスではありません。

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それでも、世の中のあらゆる求人情報を一つのサイトだけで見つけられるため、求人情報においては無二の強みを持っています。一度履歴書を登録すれば応募も非常に簡単なシステムもあり、仕事探しの強力なツールとして活躍してくれるでしょう。

doda(ドゥーダ)

DODA

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メールで求人情報を送ってくれるため、確認も非常に簡単なのも人気の秘訣でしょう。メールが面倒というレビューもあるものの、全体的にサポートは高評価です。転職のセミナーやカウンセリングを積極的に行っているため、転職活動に強みがあります。

医療系専門職や社会福祉のジャンルで2,000件以上の求人を公開しており、希望の求人を比較的簡単に見つけられるでしょう。

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