職務経歴書に志望動機って必要?正しく完璧に準備しよう!

履歴書にも志望動機を書く欄があるケースがありますが、職務経歴書にも書いておいたほうがいいんです。どちらが採用担当者の目に着くかわかりませんからね。職務経歴書の志望動機を作成する際には、応募先企業が求めている人材像にフィットするような内容を文章で作成することが重要です。その方法を見てみましょう!

書類選考の通過を左右する職務経歴書の「志望動機」

志望動機

新卒採用とは全く異なる転職活動では、書類選考を通過するために応募書類を提出する必要があります。その中でも職務経歴書の「志望動機」や「志望理由」をとりわけ重視して合否を判断していきます。

そして、多くの採用担当者は、たくさん存在している企業の中からどうして当社を選んだのか?、具体的に当社でどのようなことをしたいのか?、入社を希望する理由は何なのか?といった理由を知りたいと思っています。そうすることで、求めている人材像と応募者がフィットするかを見極めています。

ですから、職務経歴書の志望動機を作成する際には、応募先企業が求めている人材像にフィットするような内容を文章で作成することが重要となってきます。しかし、自分の企業に対する熱意を伝える志望動機をいざ書こうと思うと、何を書いたらよいのか分からない・・という方も少なくありません。

どのように志望動機を正しく完璧に作成することができるかみてみましょう。

職務経歴書に志望動機を書く目的とは?

履歴書には、前もって志望動機欄のスペースが用意されているものがありますが、職務経歴書は特に形式が決まっていないので、自由に作成することができます。そのため、履歴書に志望動機を記入するのだから職務経歴書には志望動機は書かなくてもいいのでは?と思われる方も少なくありません。

しかし、職務経歴書の志望動機には以下のような目的があるので、作成する必要があります。

目的1、採用担当者に興味をもってもらいたいから。

多くの採用担当者は書類選考をする際、履歴書には目を通さずに職務経歴書だけで合否を判断しています。そもそも履歴書の目的は、採用後人事情報として保管するための書類として必要なものです。ですから、書類選考を通過するためには、職務経歴書に志望動機を記入する必要があります。

目的2、転職エージェントのキャリアコンサルトに魅力的な推薦状を書いてもらいたいから。

転職活動をしている方の大半が、転職エージェントを利用していることでしょう。担当となるキャリアコンサルトは、多くの採用担当者同様、多くの転職希望者を担当としサポートしています。そのため、一人ひとりの転職希望者にじっくり時間をかけたいという願いはあっても、それができないことが現実です。

そんな忙しいキャリアコンサルトは、応募書類のひとつである推薦状を作成するにあたり、職務経歴書の志望動機を参考にしながら作成します。なので、志望動機をしっかり完璧に作成することができていれば、書類選考に有利となる推薦状を作成してくれることを期待することができます。

目的3、転職面接をスムーズに進めていきたいから。

志望動機は、書類選考に通過したらそれで終わりではありません。次のステップである転職面接の場でも、志望動機について質問をされます。その際、採用担当者は職務経歴書を見ながら、質問を投げかけてきます。

ですから、しっかりとした志望動機を持ち、最後まで一貫性を保つことができるなら、転職面接をスムーズに進めていくことができるでしょう。

職務経歴書の志望動機を記入する際のポイント

書類選考に通過することができる魅力的な志望動機をどのように作成することができるでしょうか?以下の点を抑えながら作成することができるでしょう。

志望動機の中に自己PRを交える。

職務経歴書の志望動機を記入する際には、内容をコンパクトにまとめ、要点が際立つものとする必要があります。そこで、志望動機を記入する際に上手に自己PRへとつなげながら志望動機を作成することができます。

どのように作成することができるでしょうか?

以下のステップを踏むことができるでしょう。

1、応募先企業に惹かれている理由についてプラスする。

志望動機を書く際に、まず自分が応募先企業のどのような点に惹かれているか理由について書き出してみましょう。”○○職種や○○業界に興味がある”と文章で表現しても、そのような企業は数多く存在しています。

なので、応募先企業ならではの魅力に具体的に触れることがポイントです。

2、事業やポジションに惹かれている理由についてプラスする。

次のステップとして、応募先企業の事業やポジションの魅力や惹かれている理由について書くことができます。前職や現職では満たすことができなかった仕事を、応募先企業でどのように実現することができるのか、具体的な内容を書くなら志望動機と自己PRを上手に交えることができるでしょう。

3、応募先企業に貢献することができる根拠についてプラスする。

最後に志望動機を自己PRとして交えることとして、応募先企業や事業、ポジションにどのように貢献することができるか、その根拠や理由について触れることができます。それには、自分が今まで経験してきた仕事で身につけた知識やスキルなどの強みを、応募先企業でどのように生かすことができるかアピールすることができます。

たとえ未経験分野の職種や業界への転職だとしても、そこで必要とされている強みをアピールすること志望動機としながら自己PRすることができるでしょう。

転職理由を思い出してみる。

志望動機と転職理由はもちろん別のものですが、転職理由を思い出すなら、志望動機がスムーズにでてくることでしょう。

具体的な経験を思い出してみる。

自分の具体的な経験に基づいたエピソードを志望動機にするなら、熱意を採用担当者に伝えることができます。実際のところ、多くの採用担当者は、一歩踏み込んだ具体的な内容が好む傾向があります。

ストレートな思いを書いてみる。

多くの採用担当者は、応募者の経験や考えに基づいた具体的な志望動機を見極めたいと思っています。応募者の中には、WEBサイトの例文の模範解答をまるでコピーしたような志望動機を作成する方もいます。しかし、WEBサイトの例文をそのままコピーした志望動機は、採用担当者にすぐにバレるものです。

もちろん、それらを参考にして記入することはできますが、完璧にコピーすることはNGです。

職務経歴書の限られたスペースの中で志望動機を魅力的に作成するには?

職務経歴書の枚数って

職務経歴書の志望動機は、書類選考に通過の合否を左右する重要な内容です。魅力的に作成するためには、内容の要点を上手にまとめる文章力が求められています。

そこで以下の点を参考にしながら、作成していくことができるでしょう。

履歴書の志望動機でまとめるべきこと。

職務経歴書の志望動機を作成する際には、上記で触れた㈰応募先企業に惹かれている理由、㈪事業やポジションに惹かれている理由、㈫応募先企業に貢献することができる根拠、について自己PRを交えながら簡潔にまとめることができます。

志望動機に自己PRを交えてピンポイントでまとめることができるでしょう。

読みやすいボリューム

職務経歴書は自由な形式で作成することができますが、最適な志望動機の文字数は、おおよそ200〜250文字程度と言われています。もちろん、200〜250文字ピッタリに抑える必要はありませんが、伝えたいことが沢山あるからといって、小さな文字で無理矢理書き込むことはNGです。

職務経歴書を含めすべての応募書類に共通して言えることですが、一番大事なことは採用担当者に目を通してもらうことです。小さな字でぎっしり書くなら熱意を伝えることはできるかもしれませんが、誰が見ても読みにくい文章なので、内容を簡潔にまとめる能力が欠けている、と判断されてしまいマイナス評価となってしまいます。

また、見た目の文字サイズに加え、1つの文章の長さにも注意する必要があります。文章が長いため主語と述語が離れすぎてしまうと、何を伝えたいのかが分かりづらくなってしまいます。ですから、1文は60〜100文字程度を目安に作成するようにしましょう。

バランスのとれた文字サイズ

職務経歴書を手書きで作成する場合は、全体の文字サイズがキレイに整えることで全体の見栄えをよくすることができます。なので、文字サイズをキレイそろえ、文字が斜めにならないように注意しましょう。

また、漢字に対してひらがなやカタカナを7〜8割程度の大きさにすることなら、文字配分をキレイに整えることができ、完璧な見栄えを作成することができます。

書いてはいけないNGな志望動機とは?

志望動機の中には、NGとされているものもあります。また、志望動機は”ない”ものではなく、自分で考えて作るものです。では、以下のような志望動機を記入すると書類選考に通過する可能性が低くなるので気をつけながら、志望動機を作成しましょう。

漠然としている志望理由

転職希望者の多くが失敗をしている志望動機として一番多いのが、漠然としている志望動機です。それには「営業の仕事を成功させたい」とか、「人に役立つことがしたい」などの理由がそれに該当します。熱意を伝えることはとても大切ですが、それを具体的に文章で表現するようにしましょう。

なぜその企業に入社したいのか?という思いが採用担当者に伝わるような志望動機を作成しましょう。

やりがいのある仕事がしたい

仕事のやりがいは、モチベーションを維持するために大切なことですが自分の仕事の取り組み方次第で変わってくるものです。なので、やるがいのある仕事をしたい、ということを志望動機としたいなら、応募先企業でしか実現させることができない仕事内容やその理由も含める必要があります。

勉強がしたい

「入社したら御社で勉強をしたい」という志望動機は、前向きな姿勢をアピールしているようにとらえることもできますが、企業側にとっては、すぐに戦力とならない受け身の人材、と判断されマイナス評価となってしまいます。

会社は勉強をするところではないことを念頭に入れ、志望動機を作成しましょう。

成長したい

「御社に成長させてもらいたい」という志望動機も受け身の姿勢なので、マイナス評価となります。社会人は、自発的に自ら学ぶことが求められていますのでビジネスマナーがないと判断されてしまうでしょう。

家から近い

応募先企業の魅力や仕事内容ではなく、地理的な場所が志望動機として挙げてしまうことはNGです。企業側からみるなら、その企業で働きたいという理由とはなっていません。

給料がよさそうだから

転職先を決める上で、もちろん待遇面も考慮することは大切な点です。しかし、給与や残業などを志望動機として挙げることは好ましくありません。志望動機を記入する際は、あくまでも応募先企業の魅力や事業内容、仕事内容に関係したものがふさわしいと言えるでしょう。

自己過剰な理由

過去の経験や実績を具体的にアピールすることは、とても大切なことです。しかし、それが自慢となるような文章仕上がりだったり、上から目線の態度が表れている文章だとするなら、マイナス評価となってしまうでしょう。

退職を前提とした理由

企業を起こすことや、結婚、出産などが目標とした退職を前提とした志望動機を作成することはNGです。多くの採用担当者は、入社したなら長い期間、一生懸命に働いてほしいと思っています。なので、たとえ夢をもっていたとしても、志望動機に含めることは控えましょう。

転職や退職などのネガティブな理由はポジティブに変換しよう!

転職を希望している方の中のほとんどが、前職に対する不満から転職活動を行っていることでしょう。しかし、志望動機に本当の理由を記入するなら、採用担当者からマイナスと判断されてしまい、書類選考に通過することは難しくなってしまうことでしょう。

そこで、そのようなネガティブな理由は、言い方を変えてポジティブな理由とすることができます。

例1:前職は残業が多かったので、残業が少ない企業で働きたい場合

「御社のようにメリハリのある職場で働くことができれば、休みを利用して資格取得など、さらなる活躍を目指すことができるように時間を活用したい」

例2:前職の給与が安かった場合

「実力や実績を、しっかり評価してもらえる環境で働きたい」

例3:前職がキャリアアップをすることができない環境だった場合

「前職の経験を御社でも活かし、さらなる専門性の高い仕事に取り組みたい」

例4:前職で人間関係にトラブルがあった場合

「目標に向かって、チームで団結することができる環境下で働きたい」

このようにネガティブな理由も、ポジティブな志望動機へと変換することができます。ネガティブな理由を志望動機としてもマイナス印象を与えるだけです。ポジティブな姿勢が伝わるような志望動機を作成するようにしましょう。

職務経歴書の添削に力を入れている転職エージェントを利用しよう!

ここまでで職務経歴書の志望動機の作成についてみてきましたが、それでも自分で作成することに不安を抱えている方も中にはいることでしょう。そのような場合は、転職活動には欠かすことができない転職エージェントを利用することができます。

しかし、数多くの転職エージェントが存在しているため、何を基準としどのように転職エージェントを選んだらよいだろう・・と悩んでいる方も少なくありません。たいていの転職エージェントは、転職に関するサポートは何でも提供しているので、どこの転職エージェント選んだとしても、履歴書や職務経歴書などの応募書類の添削は提供しているサービスに含まれています。

しかし、その際は、担当となるキャリアコンサルタントの質を見極める必要があります。なぜでしょうか?

質の良いキャリアコンサルトを見つけるには?

転職エージェントを利用する際には、1社だけ登録して利用するのではなく、複数のエージェントを同時に登録し、利用することが基本となっています。なぜでしょうか?

それは、採用担当者の目に留まる魅力的な履歴書を作成するための添削を受けることができるかどうかは、担当者となるキャリアコンサルタントにすべてがかかっているからです。実際、どこの転職エージェントでも優秀なキャリアコンサルタントと質の悪いキャリアコンサルタントが在籍しているのが事実です。

また、自分との相性が合う合わないという問題もあります。そのため、もし自分と相性が悪いキャリアコンサルタントが担当になってしまったら、担当を変えてもらうことを申し出るか、もしくは、別のエージェントに移動することなどの対策を打つ必要がでてきます。そのような状況になってしまうなら時間と手間の無駄となってしまうので、転職エージェントを利用する際には、複数のエージェント同時に利用することは必須です。

転職エージェントを利用したいと考えている方の中には、同時に複数のエージェントを登録すると忙しいのでは?と思われる方もいることでしょう。しかし、複数のキャリアコンサルトを同時に比較することで、どのキャリアコンサルトが丁寧で質の良いサービスを自分に提供してくれているのかを冷静に比較して判断することができます。

複数のキャリアコンサルトの中から質の良いキャリアコンサルトを見極めることができたなら、他のエージェントは続けて利用する必要はありません。つまり、最終的には1社だけ、つまり、ひとりのキャリアコンサルトに絞ることができます。

このように複数のエージェントを登録し比較し、質の良いキャリアコンサルトを選ぶことができるなら、転職を成功させることは可能です。

まとめ

職務経歴書の志望動機を作成する際には、採用担当者に熱意が伝わるよう、自分の言葉で応募先企業の魅力や、貢献することができる近居となる理由を簡潔に伝えることができます。

また、ネガティブな理由をポジティブに言い換えるようにしましょう。

応募書類を作成する上で、困ったことがあったら遠慮なく転職エージェントのキャリアコンサルトに相談し、完璧な職務経歴書を作成しましょう。