職務経歴書の自己PRは例文にするのNG!その理由と書き方

職務経歴書の自己PRは例文にするのNG!その理由と書き方

職務経歴書の自己PR文は、書類選考を通過するためだけのものではありません。その情報をベースに面接では質問される可能性が非常に高いのです。それも踏まえた上で、作成しなければなりません。実際にはどのようにしたらいいでしょうか?

例文に頼る職務経歴書の自己PRとは?

自己PRと職務経歴書

転職活動の際、応募書類のひとつとして職務経歴書を作成しなければなりません。この書類を参考に書類選考が行われるので、重要な応募書類と言えるでしょう。

そんな職務経歴書をいざ作成しようと思うと、どのように書いたらよいのか分からない・・という方も少なくありません。そのため、インターネットで検索をしてWEBサイトの例文に頼ってしまう方もいます。

もちろんWEBサイトの例文を参考にすることは間違いではありませんが、それに頼りすぎたり、すっかり同じものを作成してしまうなら、すぐに採用担当者にコピーしていることがバレてしまいます。ですから、職務経歴書の自己PR文を作成する際には、自分の言葉で、各応募先企業に合った内容にする必要があります。

例文に頼りすぎることがNGな理由とは?

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なぜWEBサイトの例文に頼りすぎてしまうことがNGなのでしょうか?

それには以下の理由が関係しているからです。

採用担当者にすぐにバレルから。

Just say NO - Evaluation concept chalkboards on wooden background

少しぐらいなら例文をそのままコピーしてもいいのでは?と思われる方も中にはいることでしょう。しかし、多くの採用担当者は、今まですでに多くの応募者の職務経歴書を見てきました。

ですから、自分の強みをしっかり自己PRしている職務経歴書と、WEBサイトの例文をそのままコピーした職務経歴書の違いはすぐに分かってしまいます。コピーしたことがバレてしまうなら、マイナス評価となってしまい、書類選考通過が難しくなることでしょう。

なので、自分の言葉でしっかり考えた自己PRを作成するようにしましょう。

自己PRは面接の際に質問されるから。

職務経歴書の自己PR文は、書類選考を通過するためだけのものではありません。書類選考に通過したなら、次のステップである面接へと進みます。その際に、採用担当者は、職務経歴書をベースとしながら質問を投げかけてきます。その質問にはもちろん、自己PRも含まれています。

ですから、しっかり自分の強みを把握し、自己PR文を作成していないなら、面接の際にしっかり自己PRすることができずマイナス評価となってしまいます。なので、職務経歴書の自己PR文を作成する際には、WEBサイトの例文をそのままコピーすることはやめましょう。

WEBサイトの例文は質が悪いから。

WEBサイトの自己PRの例文は、質があまり良くないので、魅力的ではありません。なぜなら、転職面接に関するノウハウを知らずに例文を作成しているからです。おそらく素人が作成している例文もあることでしょう。ですから、WEBサイトの例文をそのままコピーすることはやめましょう。

職務経歴書の自己PR文を作成する際のポイント!

Business man pointing the text: What Is Your Personal Brand?

人事(採用担当者)をよく知ること。

応募先企業によって、採用担当者が応募者に期待することや、求めていることは異なっています。しかし、大きく分けると2つの観点から応募者をチェックしています。

それは、「経歴」と「職種」です。

・「経歴」の場合

経歴に関して自己PRをする場合は、転職には不利だと思われているネガティブな理由を払拭するようなアピールをすることが必要です。

・「職種」の場合

2つ目の観点として職種に関してどのようにアピールすることができるでしょうか?一般的に、多くの中途採用は、職種別採用を行っているので、職種ごとに志望動機をアピールすることができます。

自分の強みをアピールしながら、それを応募先企業でどのように活かすことができるか、応募先企業にどのように貢献することができるか、といった前向きな姿勢が伝わるような自己PR文を作成しましょう。

自己PRする強みを1つに絞ること。

採用担当者が、経歴と職種という2つの観点で判断することを踏まえながら、自己PRをする自分の強みを考えます。一般的に自分の強みは3つに大きく分けることができるでしょう。

それは実績や経験、資格やスキル、身についた力、です。この3つの強みから、自分が最もアピールしたい強みをひとつだけ選びます。

1、実績や経験

実績や経験を自己PRしたい場合、まず今まで経験してきた仕事を振り返り、どのような成功を収めてきたか思い出してみることができます。そして、どのような目標を持ち、どのように目標を達成し、どのような結果を出すことが出来たかを整理してみましょう。

そして、環境が変わっても応募先企業で、同じような結果を出すことができる、という点をアピールすることができます。

2、資格やスキル

資格やスキルをPRしたい場合、応募先企業が求めている資格やスキルを身につけているなら、積極的にアピールすることができます。しかし、資格やスキルを取得していることだけをアピールするのはただの自慢となりますのでNGです。

大切なことは、すでに取得している資格やスキルを、どのように応募先企業で役立てることができかという点です。それを踏まえてアピールしましょう。

3、身につけた能力

仕事上で身につけた力も自己PRすることができます。それには周囲をリードしながら仕事を進めていくという強みや、コミュニケーション能力など、しっかり自己分析するなら仕事で身につけた強みを見つけることができるでしょう。

職務経歴書の自己PR文を作成するにあたり知っておきたい基本

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上記の点を踏まえながら、職務経歴書の自己PR文を作成する基本もしっかり守りましょう。

そもそも職務経歴書の自己PR文の目的は、職歴要約で伝えることができない自分の強みを魅力的にアピールすることです。

ですから、魅力的な内容文にすることはもちろん、以下の基本的なことを守り、採用担当者に読んでもらうことができるよう作成しなければなりません。

読みやすい文字サイズ

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採用担当者は、すべての応募者の履歴書・職務経歴書に目を通す必要があります。なので、パッと見た瞬間に”読みづらい”という印象を与えてしまうと、書類選考に通過する可能性は低くなります。なぜなら、読みづらい文章の多くは内容がまとまっていないことが多いからです。

読みやすいボリューム

職務経歴書の最適な自己PRの文字数は、おおよそ300文字程度と言われています。もちろん、300文字ピッタリにする必要はありませんが、約250〜350文字程度の幅で作成することができるでしょう。

伝えたいことが沢山あり300文字を超えてしまいそうになる場合でも、必ず400文字以内には抑えることが必要です。文章が400文字を超えると、長いという印象を与えマイナス評価となります。

一般的に人は、1分で300文字程度の文章を読むことができると言われています。なので、自己PRを読むために2分以上かかる自己PR文は、長い文章という印象を与えます。

読みやすい文字サイズ

採用担当者は、忙しい時間の中で、すべての応募者の履歴書や職務経歴書に目を通さなければいけません。

ですから、パッと見た瞬間に”読みづらい”という印象を与えてしまうと、読む気を失い、書類選考に通過する可能性は低くなります。なぜなら、読みづらい文章の多くは内容がまとまっていないことが多いからです。

そのため、読みづらい文章は内容もイマイチという先入観が植え付けられており、せっかく頑張って作成した職務経歴書に目を通してもらうことさえできずに終わってしまうこともあります。つまり、書類選考に通過することができないということです。ですから、読みやすい最適な文字サイズで作成しましょう。

ちなみ、一般的に読みやすい文字サイズは、10〜11ポイント前後と言われています。これらのことを当てはめながら、ビジネス文書として適した文字サイズで作成しましょう。

また、行数は10行以内におさめることも大切です。

「コミュニケーション能力」を職務経歴書の自己PRでアピールしたい場合

Group of happy colleagues communicating in office

コミュニケーション能力は、ビジネススキルとして必要とされている能力のひとつで、どの企業でも求められています。コミュニケーション能力のある人は、相手の話すことを理解することや、相手が話す言葉の裏にある意図も理解することなども含まれています。

またそれに加え、相手が理解しやすいように伝えることや、場の空気を読み、行動することができるのもコミュニケーション能力のひとつです。

では、コミュニケーション能力を職務経歴書の自己PRでアピールしたい場合、どのように自己PR文を作成することができるでしょうか?”コミュニケーション能力があります”とストレートに伝えることは信頼性に欠けるので、実際の実体験を織り交ぜながら間接的にコミュニケーション能力をアピールすることができます。

そして、応募先企業がどのような人材を求めているのか?コミュニケーション能力があるならどのようなメリットがあるか?という自己PR文を作成をすることで好印象を残すことができます。

「責任感」を職務経歴書の自己PRしたい場合

Watching series with a cup of tea. Just one more episode.

多くの企業が、責任感のある人を高く評価する傾向があります。なぜなら、責任感があるならどのような仕事でも全力的な姿勢で取り組み、最後まであきらめずに責任を持ち仕事をしてくれるからです。

責任感があるなら、クライアントやお客様に迷惑がかかることが少ないため、多くの企業は責任感が強い人材を求めています。また、仕事を最後までやり遂げるという責任感のある行動は、ビジネスパーソンとして信頼性もあり価値の高いものです。そのため、大きな仕事も安心して任せることができます。

では、ビジネスパーソンとして欠かすことができない責任感をどのように職務経歴書の自己PRでアピールすることができるでしょうか?

実際のエピソードを具体的に織り込んで作成することができます。

「協調性(チームワーク)」を職務経歴書の自己PRでアピールしたい場合

unity of paper human team work

企業の中には、個人の実績やスキルよりも、協調性やチームワークを重視する企業がここ最近増えてきています。そのため、採用の合否を判断する際に協調性をチェックします。

そもそもビジネスで求められている協調性とは、組織全体を優先して物事を考え、そして、チームの一員として行動することです。それにより、組織としての力を発揮することができ、組織全体の生産性を高めることができるというメリットがあります。

また、チーム全体として結果をだすために、お互いの長所を理解しながら短所を補う能力が求められます。それにより、相乗効果を期待することができます。

では、どのように自分の強みである協調性を職務経歴書の自己PRでアピールすることができるでしょうか?

自分が協調性があることで得ることができたメリットや大切さなどを実体験に基づいて作成することができます。

「管理職経験」を職務経歴書の自己PRでアピールしたい場合

管理職経験をアピールしあい場合は、今までの管理能力を示すことができたエピソードと共に、部下の人数や部下への指導力、会社に貢献した具体的な数値などを織り込みながら自己PR文を作成することができます。

管理職経験がある中高年の応募者の場合は、過去の実績や経験などを強調しすぎる傾向があるので注意しましょう。なぜなら、採用担当者は、それらの実績や経験をどのように応募先企業で活かすことができるかを知りたいと思っているからです。

なので、謙虚な姿勢で自己PR文を作成しながら、管理職能力やチャレンジ精神を上手にアピールすることができます。

「転職回数」を職務経歴書の自己PRでポジティブに自己PRする場合

Positive Experiences wooden sign with a beach on background

転職回数が多いと、多くの採用担当者が”当社に入社しても嫌なことがあればすぐに辞めてしまうのでは?”と懸念しています。そのようなネガティブなイメージを払拭させるために、今までの経験を活かして応募先企業へどのように貢献することができるか、という点をアピールすることができます。

また、採用担当者の中には、”人間関係作りに何かトラブルがあるのでは?”と考える方もいるので、人間関係を良好に築くことができる点もアピールすることができるでしょう。転職回数が多くてもマイナス評価とはなりません。

今まで個々の会社で学んだことをポジティブに伝えるようにしましょう。

「柔軟性」を職務経歴書の自己PRでアピールしたい場合

Flexible red and blue rubber pencil on wooden background with word FLEXIBILITY

その場の状況や変化に応じて適切な判断をしながら行動することができる柔軟性という能力をアピールするなら、ビジネススキルとして好印象を残すことができます。特に応募先企業が、柔軟性などの人間性がある人材を求めている場合は特にそう言えるでしょう。

自己PR文として作成する際には、採用担当者に納得してもらうことが大切なので、具体的なエピソードを交えて作成することができます。

たとえば、自分と立場や考え方が異なる人にどのように柔軟に接することができたか?、マニュアルにはないような状況になった時どのように柔軟に対応することができたか?などのエピソードを書くことができるかもしれません。

「行動力」を職務経歴書の自己PRでアピールしたい場合

目標を達成するために必要な行動を考えて、スピーディーに実行することができる行動力は、多くの企業が求めているビジネススキルのひとつです。未経験分野の職種や業界に挑戦する方も、自己PRすることができる点として、未知の分野に挑戦する行動力を持っていることをアピールすることができるでしょう。

また、採用担当者に行動力があることを納得してもらうために、自分が行動力がある裏付けとなるエピソードを具体的に伝えることができます。大きなエピソードだけでなく、日ごろどのような行動をしているか、小さな点もエピソードとすることができるでしょう。

「計画性」を職務経歴書の自己PRでアピールしたい場合

Action Plan Strategy Vision Planning Direction Concept

目標に向かって必要な工程や予想されるトラブルなどを想定しながら計画を立て、目標を達成することができる能力は、ビジネススキルとしてアピールすることができます。どんなに些細なことであったとしても、目標を達成するために行った工夫は、計画性の一部です。

ですから、具体的にどのような行動をとり、やるべき仕事に取り組んだかを具体的なエピソードを交えながら自己PR文を作成することができます。しかし、計画を立ててもいつも計画倒れになってしまう・・、計画が完璧すぎて行動ができなかった・・、などは、目標を達成するための実行力ばない、とマイナス評価へと判断されてしまうので注意しましょう。

まとめ

採用担当者は、WEBサイトの例文をそのまま使用した職務経歴書の自己PRはすぐに見破ってしまいます。

ですから、自分の言葉で自分の強みをアピールするようにしましょう。そして、沢山アピールしたいことがあったとしても、1つに絞り、要点明快な文を作成するよう心がけましょう。

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