安定した財団法人に転職したい!仕事内容や求人の探し方のすべて!

安定した財団法人に転職したい!仕事内容や求人の探し方のすべて!

職業を探していたり企業情報を見ていると、「財団法人」というワードを目にすることがありますが、実際にどんな目的で作られている団体かよく分からない方も多いかもしれません。簡単に言うと、財団法人とは「営利」を目的としているのではなく、「公益」を目的として設立される法人を指しています。財団法人は法人税が一部非課税になるなど、税制面での優遇を受けたり、国や自治体からの補助金を受けられるため、経営面では安定しています。そんな財団法人の仕事を探したいと思ったなら、どのようにして求人情報を得ることができるのかまとめました。

財団法人って何?

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職業を探していたり企業情報を見ていると、「財団法人」というワードを目にすることがありますが、実際にどんな目的で作られている団体かよく分からない方も多いかもしれません。

財団法人とはどのような団体もしくは法人のことをいうのでしょうか。一般の企業や会社とはどのように違うのでしょうか。

簡単に言うと、財団法人とは「営利」を目的としているのではなく、「公益」を目的として設立される法人を指しています。

一般的に株式会社といった一般の企業団体は商法に基づいて設立されます。出資金や持ち分による資本金を元に会社を運営し、利益を増やしていくことで出資者に利益を配当しながら経営を行なっていきます。

それに対し財団法人は、寄付されたお金を「基本金」として公益事業を行ないます。寄付された財産が中心となって成立している法人団体ですから、営利に関わる事業には携わりませんし、出資者に何か権利が発生するようなことも生じません。

財団法人は「非営利型」と「非営利型以外」に分類されており、非営利型の場合だと法人税が一部非課税になるなど、税率が低くなるといった優遇もあります。

よく職業欄などを見ると、「会社員」とか「自営業」という言葉以外に「団体職員」という職業名で記載されていることがあるかもしれません。

その「団体職員」というのは、一般企業や公務員ではない、非営利組織で働く人に指して用いられており、その中には「財団法人」も含まれています。

財団法人の種類と特徴

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「財団法人」は大きく分けると二つの種類に分類されます。それは「一般財団法人」と「公益財団法人」というものです。

では、簡単にそれぞれの財団法人の特徴や役割について取り上げてみましょう。

その① 一般財団法人

一般財団法人は、団体の公益性の有無や活動目的の内容に関わらず、一定の財産さえあれば誰でも設立できる法人です。

2008年11月までは公益目的が主な財団法人のみでしたが、2008年12月よりスタートした「新公益法人制度」により、公益目的でなくても設立できるようになりました。

同じようなネーミングで「一般社団法人」と呼ばれるものもありますが、違いは何でしょうか。

「一般社団法人」は「人」の集まりに重点を置いており、社員の「活動そのもの」を重視しています。そのため設立する際に資金や財産を保有していなくとも設立することが可能です。

それに対し「一般財団法人」は、人ではなく「財産」の集まりを重視し、財産に法人格を与えるものなので、設立の際には300万円以上の財産を持っていなければなりません。さらにその「財産」を一定の目的のために運用し、利益を生じさせることで事業を行なっていきます。

一般財団法人と呼ばれるものにもいろんな職種があり、教育関連団体や医療関連、公社や官庁、不動産関連、建設や福祉・介護などさまざまです。

その② 公益財団法人

公益財団法人は、一般財団法人のうち公益法人認定法に基づき公益性を認められた財団法人のことを指して使われます。

公益事業と認められる23の事業についてのみ認められていて、学術や科学技術、文化芸術の振興や、障害者や犯罪被害者への支援、高齢者福祉の推進、児童や青少年の健全な育成、自己や災害の防止といった、専門知識を活かした活動を行ない、社会に貢献することが求められています。

たとえば、公益財団法人関連の求人を見ると、学校職員や児童相談員、自衛隊医療機関サービス、公園管理員、スポーツインストラクターなどがありました。特に医療系の仕事は人気があるようです。

財団法人で働くメリット・デメリットとは

財団法人は法人税が一部非課税になるなど、税制面での優遇を受けたり、国や自治体からの補助金を受けられるため、経営面では安定しています。

そのため財団法人で働く団体職員の待遇や給料も安定しており、福利厚生も公務員に準ずる団体が多いです。安定した給与や福利厚生を受けられるため、辞める人も少ないですし、クビになる人もほとんどいません。

残業も少なく、公務員のような安定を得られるというのがメリットとしては一番大きいですが、ではその反面でどんなデメリットも考えられるでしょうか。

仕事は楽でプレッシャーとなる状況が少ない分、毎日淡々とした仕事内容になるため、スキルを磨く機会が少なかったり、やりがいを見いだすのが難しいというのがデメリットになる場合があります。

財団法人での仕事は専門的なものや特殊な内容がほとんどのため、一般の企業に転職したいと思ってもそれを活かせる職業がなかったり、スキルや資格面でも一般企業に勤めている人より劣ることが多いため、なかなか転職先が見つからないという場合もあるようです。

公務員から一般企業への転職は難しい場合が多い、とよく言われますが、財団法人に関しても同じように言えるというわけです。

財団法人関連の求人の探し方

Ethnicity Business People Searching Job Search Recruitment Concept

財団法人の仕事を探したいと思ったなら、どのようにして求人情報を得ることができるでしょうか。

まずは、各団体のホームページで募集をかけているかを確認したり、ハローワークに行って募集がないかを聞くことができます。

財団法人といっても、業種や職種も様々ですから、いろいろな求人情報を比較して検討したいと思う場合にはどうしたら良いでしょうか。

そんな時に役立つのは、「転職サイト」と「転職エージェント」という二つのどちらか、あるいは両方の転職支援サービスを使って求人を探す方法です。

では「転職サイト」と「転職エージェント」はそれぞれどのようなサポートを受けられるのか、それぞれの良さを取り上げてみましょう。どんな人におすすめのサービスなのかもご紹介したいと思います。

転職サイトと転職エージェントの違い

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簡単に言うと、自分でサイトを見て求人情報を探して、応募や面接、内定に至るまでをすべて自分の力で行なうために利用するのが「転職サイト」です。

転職サイトを見ると、たくさんある求人の中から、自分が求めている職業や企業を見つけることができます。全国規模で展開している大手の転職サイトがたくさんありますから、自分の条件や希望にかなった仕事を探すことができて、たいへん便利です。

一方で転職のプロであるコンサルタントにアドバイスやサポートをしてもらいつつ、転職活動を進めていくのが「転職エージェント」と呼ばれるサービスです。

何らかの専門的なスキルや資格を持っているなら、せっかくならそうした資格やスキルを活かせる仕事に就きたいと思われるかもしれません。

でも、そうした資格や経験を必要としてくれる会社を独自で見つけるのは、なかなか難しいですし、自分の能力やスキルに合う職業を客観的に見つめるのが難しいという場合もあります。そんな時はぜひ「転職エージェント」を活用することができます。

<転職サイトを使った方が良いタイプ>

・たくさんの求人をじっくり見きわめたうえで転職先を探したい人

・とりあえず情報だけ気軽な気持ちで探したい人

・自分のペースで就職活動を進めていきたいと考えている

・未経験の分野にも、積極的にチャレンジ・アプローチしていきたい人

<転職エージェントが合っているタイプ>

・就職や転職が初めてであるなどの理由で、不安や悩みがある人

・転職を考えているものの、現在の仕事ととの兼ね合いやスケジュール調整を一人でこなすのが大変だ

・効率よく就職活動を進めていきたいと考えている

・キャリアをいま一度見つめ直したい

転職サイトで受けられるさまざまなサービス

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大手の転職サイトであるなら特に、全国規模で支社を持っていたり、各地の優良求人の情報もたくさん保有しています。

自分で求人を探す方法とは言え、転職サイトの中には就職に役立つたくさんのサービスがありますから、そうしたサービスを積極的に利用しながら、スマートな求人探しを目指しましょう。

各転職サイトによってそれぞれ多少の違いはあるものの、大まかにどんなサービスを提供しているかを取り上げてみます。

・その①WEB履歴書の添削を無料で受けられる

転職専任のキャリアアドバイザーがWEB履歴書を無料で添削してくれるところもあります。具体的な改善点などをアドバイスしてもらうことで、就職をスムーズに進められることでしょう。

・その②条件にマッチする求人の情報をすぐに見つけることが可能

希望する条件を設定しておくだけで、条件に合った最新の求人情報が、週に1日か2日メールで更新されて届くので、求人情報を逃すことが無くなります。

・その③検索リストにリマインドしておける

検索リストに気になった求人をリマインドしておくだけで、忘れずにチャンスをモノにすることができます。それにより、円滑かつスピーディーな応募が可能となります。

・その④スカウトサービスを利用できる

WEB履歴書を登録しておくと、あなたのスキルや経歴、キャリアを必要とする企業から、直接スカウトのオファーが届くのが「スカウトサービス」と呼ばれるものです。

匿名で利用できるので安心ですし、うまくいけば条件の良い企業に就職できる可能性も開けるので、積極的に活用しましょう。

・その⑤セミナーなど転職に役立つサービスが満載

転職するのに役立つセミナーを随時開催している支援会社がたくさんあります。転職に役立つノウハウを、転職のプロから無料で直接伝授してもらうことができます。

・その⑥適性診断を受けられる

自分の強みや弱み分析するのに役立つ適性診断を掲載してくれているサイトも多くあります。自分をきちんと分析したうえで、就職に活かすことができます。

転職サイトを有効活用するために

○気になる求人にはどんどんアプローチしよう

財団法人関連の幅広い職種の求人が、転職サイトには多数掲載されています。

たとえその業界での経験がないとしても、自分で気になる求人や、やってみたい仕事があるなら積極的にアプローチしてみてください。

求人情報は気軽に検索できますし、会員登録も手軽にできるようになっています。サイト上に職務経歴や、自己PR、志望動機などを登録することで、複数の気になる求人にすぐにアプローチできます。

○職務経歴や履歴書の添削サポートを受けよう

サイト上に登録した職務経歴の添削を、プロのキャリアアドバイザーから無料で受けることができます。

プロの視点から客観的なアドバイスをもらって、書類選考の通過率を少しでも上げていきましょう。

○ウエブから転職ノウハウに役立つ情報を得よう

転職エージェントのように、キャリアアドバイザーと直接対面してアドバイスをもらうことはできませんが、履歴書の添削や面接対策に役立つノウハウを、ウエブサイトから知ることができます。

ノウハウを知ったうえで、自分で就職対策ができるので、積極的に活用してみてください。

転職エージェントの利用方法とは

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転職エージェントは、人材を欲しがっている企業に対して、求職者の経験やスキル、給与などの労働条件などを確認したうえで、お互いのニーズに合ったところを紹介をしてくれます。

つまり、就職活動を円滑に進めるための手助けやサポートをしてくれる、というわけです。

しかも、ただ求人探しをしてくれるというだけではなく、専門的なプロの視点から、客観的に見てそれぞれの求職者に合ったアドバイスもしてもらうことができます。

ですから、ほんとうに自分に合った職業や業種を冷静に見きわめて、判断することができるのです。

ではどのように転職エージェントを利用すれば良いのでしょうか。エージェントによって多少の違いはあるものの、転職が決まるまで、おおよそこのようなステップで手順を踏んでいくようになります。

◇ステップ①ホームページから登録して申し込む

まずは自分が利用したいと思うエージェントのホームページを開き、サイトの専用ホームからエントリー(登録)します。

そののち、コンサルタントの方から電話やメールにて連絡が来るので、面談する時間や場所等の打ち合わせをします。

◇ステップ②カウンセリング(面談)

予約した日時と場所で、コンサルタントと直接もしくは電話で面談することになります。

地方に支店を置いているエージェントはなかなか少ないですが、今は電話やメールでやり取りができますし、都市部で個別相談会を開催してくれるエージェントも多いので、そうした情報をチェックしておくようにしましょう。

面談では、現在の状況、転職に望むこと、職歴や経験やスキルなどのヒアリングを詳しく行なった後、個々の求職者に合った求人企業を紹介してもらうことになります。

◇ステップ③企業にエントリーする

応募したい求人が決まれば、コンサルタントの推薦状と共に、企業にエントリーすることになります。

履歴書や職務経歴書などの、書類の上手な添削方法のアドバイスもしてもらうことができます。待遇や条件面での交渉などの打ち合わせもします。

企業へのセッティングが済み次第、面接の日時や場所の案内をしてもらうことになります。

◇ステップ④企業での面接

面接を受ける日時をコンサルタントが調整してくれます。

コンサルタントは企業から直接聞いている情報をたくさん持っています。面接が通過しやすいように、そうした企業情報や面接官の情報、想定される質問など、面接に役立つアドバイスを教えてもらうことができます。

◇ステップ⑤内定と入社の手続き

面接の合否連絡は、企業の人事担当者からコンサルタントのほうに連絡がいき、コンサルタントから連絡が入る手順となっています。

無事に採用が決まった場合には、給与条件や入社日などの条件等の交渉をコンサルタントが代わりに企業と行なってくれるので、それが済み次第入社の手続きになります。

いま現在勤めている会社での退職に伴うアドバイスや、入社までの手続き、さらには初出社のアドバイスに至るまで、転職した後も安心して働けるように細かくサポートしてくれるのです。

転職エージェントはどうやって選んだら良いか

転職エージェントとひとくちにいっても、大手の総合エージェントから、専門分野や地元に特化したエージェントに至るまで、さまざまな会社があります。

どこのエージェントでも同じ量や質の求人数を持っているというわけではなく、アドバイザーの質や評判もピンキリです。

ですから登録する前に、評判を良くチェックすることは大切です。特に、「求人量と質」「アドバイザーの評価」「サポート体制の口コミ」は必ずチェックするようにしてください。

一般的に大手の総合エージェントであれば、幅広い分野での求人を保有していますし、全国展開しているので、大手に一つは登録しておくと良いかと思います。

まとめ

Team meeting. Discussion of business strategy. Office

財団法人は公益を重視した、市民のために活動を行う仕事内容が多いため、どんな活動をしているのか関心を持っておられる方もいらっしゃるかもしれません。

財団法人の仕事に興味があるという方は、さまざまな転職サービスなども活用しながら、ぜひ自分に合った仕事探しをしてみてくださいね。

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