退職を切り出す方法とタイミング!円満退職を実現する方法!

人それぞれ理由は様々ですが、自分に合わない会社を辞めるのは普通の事になってきています。理由がどうであれ、円満退職を目指すことが自身のキャリアにとってプラスに働くことが多いのは確かです。気をつけるべき点をチェックして、円満退職を目指しましょう!

円満退職が一番!

円満退職をするには?

仕事を辞めても大丈夫!

一昔前までは一つの職場でずっと働くのが当たり前とされていました。もしも仕事を辞めれば、周囲から何か訳ありかな?というような奇異の目で見られたり、といったことも珍しくありませんでした。しかし、今はそんなことはありません。人それぞれ理由は様々ですが、自分に合わない会社を辞めるのは普通の事になってきています。「給料が低い」「嫌な上司がいる」「同僚との関係がうまくいかない」など辞める理由は様々です。仕事を辞めることへの見方が変わったのは、「ブラック企業」に関連するニュースが増えてきたことが影響しているかもしれません。過労死や、上司からの圧力が原因で自殺したというニュースは最近よく聞きますよね。世の中で「ブラック企業なら辞めてもいい!」という見方が広がり始めたのです。そしてブラック企業かどうかの基準はとても曖昧なものです。ですから今は「仕事を辞めやすい時代」だと言っても過言はないでしょう。実は私も2年間務めた会社を辞めたことがあります。接客業だったのですが、業界の特徴でもある「給料の安さ」と「拘束時間の長さ」が原因です。職場環境がものすごく悪かったというわけではないのですが、「年をとっても続けられる仕事ではないな」と考え始めたのがきっかけでした。そんな私の経験も含めて記事を書いていますので、参考になればうれしいです。

円満退職すべき理由

仕事を辞めやすい世の中だからといって、すぐに「じゃあ明日辞めます!」と言って良いわけではありません。きちんと段階を踏んで退職しないと、法律に触れる場合もありますし、会社内に遺恨を残してしまうということにもなりかねません。私の友人Aさんの場合なのですが、辞める3日前に上司に伝えたという事件がありました。部署内はパニックになり、引継ぎもできず沢山の人に迷惑をかけて辞めていきました。そしてしばらくの間Aさんの悪い噂は無くなりませんでした。その時私は「自分が辞めるときはなるべく迷惑をかけないようにしよう!」と心に決めたのです。またよく考えずに退職すると、Aさんのように周りに迷惑をかけるだけでなく、自分にも悪影響が及ぶ場合もあります。もしも別の会社に転職を考えているのであれば、次の就職先でのキャリアに悪影響を与えてしまうという可能性もあります。ですから会社を辞める際は「円満退職」が一番なのです!

円満退職とは?

円満退職といっても、イメージがわかないかもしれません。大事なのは「自分の予定通りの時期に退職すること」「遺恨を残さないこと」「次のキャリアに悪影響を与えないこと」です。そしてできれば、同僚や上司から「今までありがとう!」と感謝してもらいつつ退職したいですよね。

上司への伝え方

まずは直属の上司に伝える

円満退職するうえで重要になってくるのが、上司への伝え方です。退職を決めたなら、まず直属の上司に伝えなければいけません。先に同僚に伝えてしまうと、うわさで流れたりして自分が話すよりも前に上司の耳に入ってしまう可能性がありますので、「まず先に」直属の上司に伝えるようにしましょう。また、直属の上司ではなく、さらに上の階級の上司に先に伝えるのは良くありません。自分の部下が辞めることを知らないのか!と直属の上司の評価を下げてしまいかねないからです。先ほどの私の友人のAさんの例ですが、Aさんは実は会社の人事部には退職の件を1カ月前に伝えていたそうです。しかし人事部は、その件は当然直属の上司であるB課長も知っていると考えて、あえてB課長にその件を伝えなかったようです。このような行き違いが部署内に混乱を招いてしまい、Aさんの評判を著しく下げてしまったのです。ですから、「直属の上司に伝える」ことはとても重要なのです!

上司に伝える時期

退職を伝える時期に関してですが、法律で定められているのは「2週間前」です。しかし、2週間前だと少し遅いかもしれません。有休を消化しなければいけませんし、後任との引継ぎもあるでしょう。ですから、一番良いのは1〜2カ月ほど前です。辞めるまでこれだけ期間があると、人事も問題ありませんし、有休も無事に消化できるでしょう。しかし、退職を伝えるのが早ければ早いほど良いというわけではありません。あまりにも期間が長いと、その間「同僚や上司ときまずい」ということもありますし、下手をしたら「引き留められて」しまうかもしれません。

上司に伝える場所

退職したい旨を伝える場所も大事です。騒がしく、お互いの声が聞こえにくい場所は避けましょう。また、他の人に会話が聞こえてしまう場所も避けた方が良いです。もしも他の人に会話を聞かれてしまうと、後々トラブルの原因になる場合があります。プライベートが確保された静かな場所で伝えるようにしましょう。

上司に伝えるタイミング

上司が明らかに忙しくしているタイミングで話すのは避けてください。話が中途半端で終わってしまう可能性がありますし、退職というのはそもそも上司にとってマイナスにしかなりません。上司の機嫌がよく、仕事がそれほど忙しくないタイミングで伝えるのがベストです。仕事が終わった後のほうが良いかもしれませんね。

退職話の切り出し方

決して軽い話ではないので、丁寧な言葉遣いを心がけましょう。また、明るく伝える必要もありません。冷静に「お話があるのですが」と言って、切り出すのが良いでしょう。この際に「相談があるのですが」と言わないようにしてください。このような表現だと、辞めようかどうか迷っているという印象を与えてしまい、説得されてしまう可能性があります。苦渋の決断であるという雰囲気をかもし出すのも重要なことです。また、中にはメールで上司を呼び出すという場合もあるかもしれません。その場合は、退職したいということは伝えずアポイントだけとって、退職の旨は直接会って伝えましょう。メールの内容に退職の話をいれると、アポイントをとれない可能性があります。何かと理由をつけて会ってくれないという例もあるようです。ですから、ただ「お話があります」とだけ書くとよいでしょう。

退職の理由

退職の理由ですが、「給料が低い」「人間関係がつらい」といった理由はNGです。このような理由ですと、「じゃあ給料を上げよう」「部署を移動すれば大丈夫」と思われてしまうからです。一番良い理由は個人的な理由です。「病気の療養のため」「家族の介護のため」など、上司側ではどうすることもできない理由がベターです。どうしても理由を言いたくない場合は「一身上の都合」でもOKです、法律上はなんの問題もありません。

もしも上司に引き留められたら?

たとえ引き留められたとしても、断固とした態度を保ちましょう。中には「給料をアップするから」「昇進させてあげるから」といった甘い言葉であなたを引き留めようとする上司もいるでしょう。しかし、その言葉が真実とはかぎりません。もしかしたら、あなたを引き留めるための口実かもしれないからです。あとでうやむやにされてしまうということも十分考えられます。また、上司は自分の保身のためにあなたを引き留めているという可能性もあります。部下が辞めるというのはマイナスのことですから、出世意欲の高い上司だと自分のキャリアのためにあなたの退職を全力で阻止してくるでしょう。ですから「なんとしても退職する!」と決意してから上司と対面するようにしましょう。

細かい注意点

もしも上司に転職するということがばれてしまった場合、転職先の会社名を告げるのは避けた方が良いです。もしも今の会社と転職先の会社との間に取引があった場合、圧力をかけられたり、嫌がらせをされるという可能性があるからです。もしも上司に尋ねられたら「○○関係の仕事です」と、やんわりとかわしましょう。退職を伝える際の態度もとても重要です。「こちらには辞める権利がある」という態度は避けた方がよいかもしれません。もちろん辞める権利はあるのですが、なるべく「辞めさせていただく」というスタンスを保つようにしましょう。最後まで自分のイメージをよく保つのはとても大事なことです。何かの時に、上司に助けてもらうということもあるかもしれません。

同僚への伝え方

上司だけではなく同僚に上手に伝えるのも大切です。今後も関係が続く可能性がありますし、交友が無くなったとしてもどこかで遭遇する可能性があります。また、転職先が同じ業種であれば、一緒に仕事をする機会があるかもしれません。ですから、たとえ仲があまりよくない同僚だったとしても、必要最低限の礼儀は示すようにしてください。私の場合もそうだったのですが、退職後元同僚とショッピングセンターで偶然でくわしたり、転職後仕事中に会ったりといったことがありました。私は同僚と良い関係を築けていたので、再び会っても平気だったのですが、その時に「最後にちゃんとしておいて良かった〜」と思った記憶があります。

同僚に話すタイミング

上記でも記しましたが、同僚に伝えるのは「直属の上司に伝えた後」の方が良いです。そのあとはどの順番に伝えても良いですが、私の場合は勤続年数が長い人から順番に伝えるようにしました。そうすれば、後から角が立つこともないと考えたからです。案の定その作戦はうまくいき、「礼儀正しい人だな」というイメージを残すことができました。もちろん、信頼できる同僚であれば一番最初に伝えても良いかもしれません。またこれも私の経験則なのですが、大人数に一気に伝えるのでなく、一人一人真摯に伝えた方が良いと思います。辞めた理由について、後ほど変な噂がたつのを避けることにもつながると思います。あまりにも人数の多い部署ですと難しいかもしれませんが。

同僚に引き留められたら?

それほど仲の良くない同僚に引き留められたら、それは「上司から命じられて引き留めている」可能性が高いです。上司はあらゆる手を使ってあなたを引き留めようとするでしょう。当然同僚も使います。ですから、そのような話はなるべく聞かない方がよいでしょう。しかし、逆に仲の良い信頼できる同僚の話はとても参考になります。転職を引き留める重要な理由があるのかもしれませんので、じっくりと話し合ってみても良いでしょう。意見を聞くときは相手をよく見極めてからにしてください。

家族への伝え方

もしも結婚して子供がいる場合、家族への伝え方はかなり重要になってきます。伝えるタイミングや伝え方を失敗してしまうと、家族関係が悪化してしまう可能性もあります。もしもまだ独身で、誰に対しても責任がないのであればそこまで難しく考える必要はないかもしれません。

家族に伝えるタイミング

家族に伝えるタイミングですが、自分の中で退職を決定してから伝えるというのはあまりよくありません。自分ひとりで決めるのではなく、「まず最初に」家族に相談するようにしましょう。退職後にどのような計画を立てているのか、収入はどうなるのかなどを話し合う必要があります。家族がリラックスしている食事の時などに伝えるのが一番良いでしょう。その際はただ言葉少なく「退職するから」という感じではなく、どんな理由で辞めたいと思っているのかもしっかりと伝えるようにしましょう。大事なのはコミュニケーションをとることです。あなたが辛抱強く説明すれば、きっと家族の理解を得られるはずです。

絶対にやってはいけないこと

ドラマなどで目にする光景ですが、仕事を辞めてから伝える、あるいはこっそりと辞めてそのことを家族に伝えないというのは絶対にダメです。一気に家族の信頼を失ってしまいます。また、退職後の計画が何もないまま退職するというのもNGです。失業保険を利用するのか、しばらくは貯金で生活するのか、あるいは転職するのかをはっきりさせてから退職するようにしましょう。

もしも家族に反対されたら?

家族に反対されるという事もあります。というかほとんどの場合反対されるでしょう。その時は反対の理由をしっかりと聞くようにしましょう。お金のことが心配なのか、世間体なのか、あるいは今の会社で働いているあなたの事が好きだ、という反対理由もあるかもしれません。しっかりヒアリングして家族の不安を解消できるよう努めましょう。

様々な退職理由

介護が退職理由の場合は?

「介護」は退職の理由としてかなり便利かもしれません。家族の事情という事であれば、そこまで深く聞かれることもありませんし、同情してくれる場合がほとんどです。退職理由が思いつかない場合はこの理由がおすすめです。しかし、家族構成を知られている場合はやめた方が良いかもしれませんね。また、今後も付き合いがあるという場合もこの理由を使うのは避けてください。

結婚、出産の場合

結婚や出産が理由の場合はどうでしょうか。とてもおめでたいことですから、退職をすんなり認めてくれる場合がほとんどです。しかし、中には停職扱いにして、落ち着いたら戻ってくるようにすすめられる場合があります。産休をとれる会社も増えてきていますね。もしも少しでも復職する可能性があるのであれば大丈夫ですが、その気がないのであればはっきり断るようにしましょう。これは注意点なのですが、結婚や出産をひかえているからといって、浮かれている雰囲気を出さないようにしましょう。中には、あなたの幸せを心から喜べない人もいるかもしれません。そのような人たちを刺激するのはあまり良くありません。

病気の場合

病気の場合は、突然の退職でも仕方がないと思われます。しかし、病気でもないのに重病だと偽って退職するという方法はあまりおすすめできません。すぐにばれてしまいますし、後々面倒になるでしょう。本当に重大な病気にかかってしまったのであれば、辞めるにしろ辞めないにしろ、まずは上司に相談してみましょう。

終わりに

さてここまで、円満退職のためにできることについて書いてきました。様々なパータンについて考えましたが、どの場合も細心の注意を払う必要があります。周囲の人に退職を伝えるのはかなりストレスを感じます。私も退職する際は胃が痛かった記憶があります。しかし、胃が痛くなるほど細心の注意を払ったおかげで、すんなりと辞めることができましたし、今も全く後悔がありません。円満退職についてよく考えて行動して本当に良かったとい思っています。円満退職に失敗した私の友人のAさんですが、数年後以前の同僚で集まって食事をしたときにも話がでました。内容は「Aが辞めた時は大変だったな〜」といったものです。「まさかいまだに話題に上がるなんて、、、」。皆さんはAさんのようにならないように十分注意してくださいね!!