【酒造の仕事】求人の探し方や給料・待遇・資格なども徹底解説!

【酒造の仕事】求人の探し方や給料・待遇・資格なども徹底解説!

日本酒好きの方の中には、酒造に見学に行かれたこともあるという方が多いのではないでしょうか?酒造とは、酒造法で決められている、アルコール1%以上含む飲料の酒類を製造する産業のことです。清酒の製造の仕事になると、日本酒を生産する仕事になり、酒蔵で仕事をする職人のことを、「蔵人」と呼ばれます。この記事では、お酒を造るだけでにとどまらず多岐にわたる酒造での仕事を取り上げ、特徴や求人の探し方を紹介していきたいと思います。

酒造の仕事の種類や特徴とは?

Stacks of traditional wooden sake barrels with bamboo hoops are piled up on the street behind a sake brewing factory warehouse in Japan.

酒造とは、酒造法で決められている、アルコール1%以上含む飲料の酒類を製造する産業のことです。酒造を簡単に言うならば、酒を造ることを言います。

日本酒を醸造し、出来上がったものを瓶詰めし、箱詰めして発送したり、店頭に並べて販売していきます。日本酒が店頭に並ぶまでには、営業職が販路を作ったり、事務職員が注文を取り次ぎ、配送担当者が運ぶことになることでしょう。日本酒を海外へ輸出するならば、仕事量はさらに増えることでしょう。このように酒造の仕事は多岐にわたります。

日本酒は、お米と水が大切と言われています。そのため、米の産地や清流があるところに酒蔵が多く見られることでしょう。日本の三大杜氏は、灘杜氏(神戸)、越後杜氏(新潟)、南部杜氏(岩手)と言われています。

兵庫県の日本最大清酒メーカーである「白鶴」がありますし、「剣菱」などの酒蔵があります。新潟県は日本有数の酒蔵があり、「八海醸造」の八海山、「朝日酒造」の久保田、「諸橋酒造」の越乃景虎などがあります。

清酒の製造の仕事になると、日本酒を生産する仕事になり、酒蔵で仕事をする職人のことを、「蔵人」と呼ばれます。日本酒の原料はお米ですが、お米をもろみや、麹などを加えることによって発酵させて作る、醸造酒です。精米や洗米、酒母または麹の管理、搾りなどの工程によって日本酒は造られます。

そのため、複雑な製法によって作られていると言えるでしょう。ですから、酒作りは時間や、人の手がたくさんかかります。日本酒は、地域や酒蔵により製造方法が異なるため、それぞれの味わいを持った日本酒が出来上がります。

伝統的な技術を受け継ぎ、日本酒を作っているのが、清酒製造工です。清酒製造工でも、職人を管理する人を「杜氏」(とうじ)と呼びます。杜氏は蔵に基本的に一人しかおらず、酒蔵の最高製造責任者になります。杜氏の仕事はそれだけではありません。杜氏は、蔵の運営にも関わりますし、帳簿の管理もします。

酒造製造工は作業工程によって分担されており、杜氏の下には、「頭」、「大師」などがあります。さらにその下には、「道具廻」、「釜屋」、「追廻」などがいます。麹やもろみ、酒母などを添加する時には、担当者が作業をしていくことになるでしょう。清酒製造工に入社したばかりの新人は、雑用をすることになり、「飯炊」と呼ばれます。1年を通して社員で酒蔵で仕事をする人もいれば、冬の時期だけの期間労働者として働く人もいます。

近年、コンピューターで酒造りを管理し、杜氏を置かないところもあります。そのような酒造り工場の仕事や、事務系の仕事になると、パソコンが強い人が重宝されるでしょう。日本酒の在庫管理や、酒母・麹の管理もパソコンでデータ管理していくことができるからです。このように、パソコンを使いこなせる人材は、酒造には必要になることでしょう。

日本を代表するお酒である清酒は、一時期ビールやウイスキー、焼酎に押されて影が薄くなり、販売量が落ちたことがありました。しかし、他のアルコールでは味わうことのできない清酒のまろやかさや、口当たりが清酒にはあります。そのため、清酒を好む人は多く存在することでしょう。

また、独自の味わいを作り出すために、お米の生産から手掛けるなどしてお酒を造る努力の結果、近年清酒の販売数が増えてきています。これらのことから、清酒を作る酒造の仕事は、安定性がありますし、将来性もあることが分かります。清酒製造工の良さは、創業数百年といった酒蔵で働くことにより、代々受け継がれている味や技術を伝承していくことです。受け継がれてきた味や技術は、代々杜氏によって受け継がれてくるのです。

酒造の仕事は、冬の時期が仕込みの忙しい時期になるため、大変な仕事です。酒造は、忙しく、スタミナが必要な仕事になりますが、美味しい日本酒を作る仕事なので、やりがいのある仕事と言うことができるでしょう。

酒造の仕事で必要な資格とは?

清酒製造の仕事に必要な資格や、学歴は特にありません。清酒製造工は、地域性のある仕事のため、縁故採用によって採用されたり、代々酒造りの仕事をしているなどのケースがあります。

しかし、お酒作りの基礎を学んでいる人の方がお酒の知識を身に付けているため、すぐに活躍することができます。そのため、お酒を造るための基礎知識を専門学校や大学などで学んでおくと良いでしょう。農業大学の醸造科を卒業してから酒造メーカーに就職するケースもあります。

国家試験である、技能検定制度として「酒造技能士」という資格があり、中央職業能力開発協会が主催しているものがあります。酒造技能士には、1級と2級があり、技能検定と学科試験があります。そのため、実務経験が必要です。「酒造技能士」の資格があるならば、能力の証明になることでしょう。

酒造に関する資格を身に付けるならば、就職に有利になります。さらに、新潟清酒学校や酒類総研の清酒製造研修などもあり、これらの経験は、スキルアップにも繋がることでしょう。酒造の仕事では、新米が入荷し、清酒が出来上がるまで、数か月のスタミナ勝負になります。そのため、集中力と忍耐力が求められることでしょう。温度の違いを感じ取れる感覚や、向上心も必要になります。

酒造の仕事のやりがいとは?報酬を見てみよう!

Sake

清酒製造工の仕事のやりがいの中には、自分が関わった日本酒を清酒愛好家から選ばれた時に感じることでしょう。さらに、経験を積み、オリジナルの日本酒を作ることが出来た時、やりがいを感じることができるます。技術が向上することにより、次回はこんな清酒を作ってみたい、と意欲を持つことができます。

また、杜氏を目指すことにより、毎日の仕事にやりがいを感じることもできることでしょう。酒造で働く場合の報酬はどれくらいでしょうか?入社したばかりの見習いは、酒蔵によって月収10万円程度になりますので、年収200万円未満のところもあることでしょう。清酒製造工の手取りは、月収約13万円~25万円と考えることができます。しかし、杜氏になることができれば、年収最高1,000万円も可能です。

酒造の求人・求人の探し方

Job Search Human Resources Recruitment Career Concept

酒造の求人を探すために、インターネットや求人誌を活用すれば、たくさんの情報を見つけることが可能です。しかし、中小の酒蔵の求人情報はインターネットでは載っていないことがあります。酒蔵は地域性が強いので、その地域の情報誌で探してみると良いでしょう。

「ハローワーク」

ハローワークとは、厚生労働省が管轄している職業安定局のことを言います。日本全国各地に事業所があり、住んでいる地域の求人案内だけでなく、障害者雇用など色々なサービスを提供してくれます。

ハローワークの窓口に行くならば、相談にも対応してくれることでしょう。ハローワークの求人広告料は無料のため、たくさんの求人が集まります。ハローワークでは、正社員の求人が多いため、「酒造」の正社員の仕事を探している人に最適です。

現在では、ハローワークインターネットサービスを行っており、家にいながらハローワークの求人情報を検索することができます。

「リクナビ2020」

リクナビ2020とは、大学や大学院、短期大学、高等専門学校、専修学校など各種学校の学生や既卒者を対象としたインターンシップ、就職活動に向けた準備に役立つ情報を探すことができるサイトです。「酒造」と検索すれば、酒造に関する就職準備やインターンシップ情報を見ることができることでしょう。

「転職ナビ」

転職ナビとは、業界最大級の転職求人サイトのことを言います。中途採用の契約社員や、正社員求人などの様々な雇用形態の求人検索が可能です。「未経験者歓迎」、「学問不問」、「第二新卒歓迎」の求人情報も多数掲載されています。

さらに、無料電話でサポートしてくれる「転職ナコウド」では、履歴書や職務経歴書の書き方、仕事探し、キャリア相談、面接対策などを担当者がお手伝いしてくれます。また、応募した会社に入社が決まった時は、採用者に転職祝い金をプレゼントしてくれます。

「indeed」

indeedは2004年に米国で創業した求人情報に特化した検索エンジンのことです。2012年にはリクルートに完全子会社化されました。indeedは登録しなくても各サイトに掲載されている求人情報を閲覧することができます。

indeedは掲示板の役割を果たしてくれます。掲載日から何日が経過したかも記載されていますので、情報の鮮度のチェックをすることもができます。

キーワードに「酒造」と入力して検索すれば、酒造の仕事を見つけることができるでしょう。

このように、インターネットのサイトを活用すれば、「酒造」の求人は手軽に見つかるようになっています。

「転職エージェント」で仕事を探す

Successful job interview with boss and employee handshaking

酒造の仕事に就職するためには、「転職エージェント」を活用するのもおすすめです。「転職エージェント」とは、人材紹介会社と呼ばれることもあり、無料で登録することができます。

転職エージェントに登録すれば、求人情報の紹介をしてくれるだけではありません。履歴書や、志望動機の応募書類の作成をサポートしてくれたり、アドバイスしてくれることでしょう。

さらに、転職エージェントでは、面接日程の調整、採用条件などの取りまとめ、入社日調整など、転職活動の一連を無料でサポートしてくれます。転職エージェントは、転職サイトや求人情報誌に掲載されない「非公開求人」も扱っている転職エージェントが多くあります。

非公開求人は、少人数の人しか知ることができませんから、良い条件・良いポジションの求人であっても、競争倍率が高くならずにすむメリットがあります。

ですから、「転職エージェント」を利用することにより、自分一人で転職活動をするよりも満足感が持てる転職活動をすることができます。

転職エージェントはそれぞれ得意とする分野が違いますので、自分に合った転職エージェントを利用することが重要です。転職エージェントを選ぶ際は、1社だけでなく、3社くらいは登録しましょう。

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