【金融業界の仕事】求人の探し方や待遇なども徹底解説!

【金融業界の仕事】求人の探し方や待遇なども徹底解説!

まず金融業界というと銀行や証券会社が思い浮かぶかもしれませんが、保険会社やリース、クレジットカード等の会社もこれに含まれてきます。金融業とはつまり、お金が余っているところから集めて不足しているところへ融通するということになります。金融業界も常に変化しているので、豊富な知識や時代の傾向を知ってニーズに応えるために必要なことを提案していくことが求められていくと考えられるでしょう。金融業界の職種は様々ですので、仕事内容や特徴について知っておくことができるでしょう。

金融業界の基盤となってくるのが「銀行」です。貯金や貸付などの金額が極めて大きく保管されているメガバンクだけではなく、地方銀行などを合わせたら、業界規模では約60兆円を保有していることになるそうです。

銀行が預かったお金をもとにビジネスを展開する企業なら、証券会社や保険会社は顧客に株式や保険などの金融商品を販売してビジネスを展開する企業ということが言えるでしょう。現在の金融業界のほとんどは、ITを活用して新しい取り組みが進められています。

ファイナンス(金融)とテクノロジー(技術)を組み合わせて、「ファンテック」という造語まででき、その例がクレジットカード決済やインターネットで使える仮想通貨などを指しています。金融業界の現在は、テクノロジーによって動かされているといっても過言ではありません。

金融業界の職種別の仕事内容や特徴

Stock market or forex trading graph and candlestick chart suitable for financial investment concept. Economy trends background for business idea and all art work design. Abstract finance background.

主に、顧客に金融商品を販売する営業系の職種、預かったお金の運用を行なう運用系の職種、経済動向を調査する分析系の職種の3つにまず分類することができるでしょう。ひとつずつそれぞれどのような仕事内容なのか見ていきましょう。

営業系職種の仕事内容

営業には個人営業と法人営業があります。保険や証券などの金融商品を個人に向けて販売する仕事が個人営業です。資産を築いている個人の顧客に対して、その顧客の要望に合わせて適切な商品を組み合わせて提案します。保険会社や証券会社ではノルマがあることが多く、きついといったイメージを持たれることがありますが、代表的な営業マンの仕事と言えるでしょう。

法人企業の財務面をあらゆる方向からサポートする仕事を行なうのが法人営業になります。ときには金融商品を提案したり、融資というかたちで資金の借り入れを勧めたり、資金調達のお手伝いを行ないます。企業経営はヒト・モノ・カネと言われ、財務面と密接な関係があることから、相手企業の経営に深く関わるケースも多いと言えるでしょう。

運用系職種の仕事内容

ファイナンシャルプランナーは銀行や証券会社や保険会社などで顧客である個人に対して資金計画や資産運用などの助言をします。また、ファイナンシャルプランナーは国家資格である「FP技能士」、民間資格である「AFP」「CFP」があり、個人営業として働きつつこれらの資格を取りながら独立する人も多くいます。顧客の生活設計に合わせた提案力が求められるでしょう。

プライベートバンキング(プライベートバンカー)は富裕層の顧客に対して、資産運用や事業継承、相続などのアドバイスからコンサルティングまで幅広いサービスを提供する仕事です。フィナンシャルプランナーよりもより大きな資産を運用することが多いです。

日本ではあまり馴染みのない職種で「プライベートバンク」自体はスイスの限られた銀行を指します。広義で富裕層の個人顧客に対する資産形成アドバイスという意味合いで国内銀行も「プライベートバンキングサービス」を提供するところが現れています。

ファンドマネージャーは法人から預かった莫大な資産を投資運用する仕事です。株式市場に上場している企業への投資やさらには株式公開前のベンチャー企業に対する投資を行ったりします。様々な企業の業務内容や業績、将来性を分析して、有望と判断した企業や国・金融商品などに投資していきます。

分析系の職種の仕事内容

Businessman analyzing a business analytics (BA) or intelligence (BI) dashboard on virtual screen showing sales and operations data statistics charts and key performance indicators (KPI)

証券アナリストは証券会社や銀行に所属し、個別企業の将来性や社会の動向などを分析する仕事です。分析の対象は経済だけにとどまらず、政治情勢や新興国の経済、また新しい技術に対する情報などの収集や調査を行なうケースもあります。

エコノミストは世界経済あるいは日本経済の動向を調査し、メディアや研究機関などに対して今後の展望を提供する仕事です。シンクタンクや官公庁、大学などの研究機関に在籍していることが多いと言えるでしょう。エコノミストになる特定の資格はないものの、大半のケースでは大学または大学院で専門の経済学を専攻している人が多いです。

アクチュアリーは統計学を駆使して各保険商品にふさわしい保険料や支払金額を算出する仕事です。分析系の職種ですが、そのデーターを元に新たな保険商品の企画・開発をすることもあります。

金融業界の業種別の仕事内容

実際に「金融業界」と捉えると難しい印象を受ける方もいらっしゃいますが、実際にはわかりやすい業務を行なうことが多いです。職種によっては専門的な資格が求められますが、主な種類別に業務内容を見ていきましょう。

銀行

Bank building

金融業の代表的な業務と言えるでしょう。対応窓口をはじめとして、預金や貸付業務、為替業務など、種類はたくさんあります。預金業務とは銀行口座を通してお金を預けたり引き出したりするお客さんの預金を管理する業務です。窓口で接客を行ない、その後方で入出金の手続きをしているスタッフの姿はよく見かける光景と言えるでしょう。

貸付業務は、その名の通り、資金を必要としている人にお金を融資する業務のことで、銀行はその利率(元本に対する支払利息の割合)をもらうことで利益を得ています。貸付業務は、企業が事業拡大のための運転資金を確保するときや個人が住宅を建てるために大金を必要をするときに、その資金繰りの土台を支える役割を果たします。

一方では、万が一にも融資先が倒産したり破産したりして資金を返せなくなってしまったら、銀行は大損害を被ることになります。そのため、融資にあたっては金額や貸付の期間が妥当かどうかの判断を含めて、銀行員の調査や審査が大変重要な意味をもちます。融資を担当する銀行員はとても責任の重い仕事をすることになるのです。

預金業務と貸付業務以外で、一般の人たちの生活に深く関わっている銀行の仕事と言えば為替業務です。為替業務というのは、債権や債務の決済をするために振り込みや送金を行なう業務のことです。よく知られていものとして、電気料金やガス料金、水道料金や電話料金などの公共料金の口座振替があります。

銀行の機能が発達して、こうした口座振替での決済が広く用いられることによって利用者にとっては大きな利便性がもたらされたと言うことができるでしょう。こうした業務以外にも、貸金庫の管理や手形の引き受けなど、銀行にはお金に関するさまざまな業務があります。

証券会社

証券会社の主な仕事は、顧客とのやり取りです。普通の会社でいう営業のような立ち回りで、株式に関する業務を扱うことが多いでしょう。細かい契約書などを見ていなければいけないので、事務的な作業が好きな方に向いていると言えるでしょう。実際の仕事はデータの転送などを行なうことが多いので、パソコンを使った仕事をこなすデスクワークが多いと考えられるでしょう。

まずは証券会社の業務の柱となるブローカー業務というのは、株式の売買の窓口になる業務のことです。株式を売りたい人と買いたい人の注文を仲介して証券取引所に取り次ぐことで売買の手数料を手に入れることができ、証券会社の利益につながります。

また、証券会社自体が市場での売買に参加することもあり、これをディーラー業務と言います。売買によって収益を得られることもあれば、判断を誤って大きな損失を出してしまうこともあるので、金融に関する知識と経験が豊富なベテラン社員だけがこの業務を任されます。

アンダーライター(アンダーライティング)と呼ばれる業務もあります。株式会社や国が株式や債券を新たに発行するときに、証券会社がその全部あるいは一部を買い取り、発行や募集の手続きを行なって売り出すことです。この業務を引き受けることによって証券会社は株式会社や国から販売代行手数料を得ることができますが、万が一売れ残った場合には自社で買い取らなければいけないため、リスクも大きいのが特徴です。

アンダーライター業務に似ている業務としてセリング業務というものあります。新たに発行される証券やこれまでに発行されている証券を、多くの投資家に買い入れてもらえるようにセールスする業務のことです。アンダーライター業務との違いは、証券会社が売れ残りを買い取る必要はないことで、あくまでも証券のセールスにとどまります。

このように証券会社には、ブローカー業務・ディーラー業務・アンダーライター業務・セリング業務などがありますが、すべての証券会社がこれらの業務を行なっているわけではありません。証券会社といっても国内の大手証券会社から外資系の証券会社、ネット専門の証券会社とさまざまな企業があり、それぞれの会社で力を入れている分野は違います。

保険会社の種類

保険会社ではもちろん顧客に対して保険商品を売ることが目標です。そのため、主な仕事内容は個人・法人に対して保険商品を提案したり販売することです。それぞれの顧客にとって最適な商品を進める保険会社の仕事内容は、コンサルティング要素が強いと言えるでしょう。特に、個人のお客様の場合はライフプランにも関わる仕事であり、責任が重い一方でやりがいの大きい仕事とも言えるのではないでしょうか。そのため責任感が強く、目的意識の高い人に向いているでしょう。

損害保険とは、毎日の生活や仕事で起こりうるトラブルやリスクに対して備えておくことを目的とした保険商品です。損害保険会社では、海上保険や自動車保健、地震保険や火災保険、盗難保険など、さまざまな種類の商品を取り扱っています。仕事内容としては、保険商品を販売し、事故や災害の被害を受けた加入者のもとで査定し、保険金を支払う手続きをするまでの一連の業務が主なものになります。

売ったら終わりではなく、保険の更新やより良い商品への乗り換え提案なども行ないますし、保険を販売してもらう代理店に対してどのように販売すれば良いのかというアドバイスもします。また、時代のニーズに合わせた新しい保険商品の企画を行なうのも重要な仕事のひとつです。

生命保険会社は、死亡や病気、ケガ、介護など人間のさまざまな予期せぬ出来事に備えるための生命保険という商品を作り、個人や法人のお客さまに対して販売する会社です。生命保険は大勢の人が少しずつお金を出し合い、お互いが助け合っていく「相互扶助の精神」が元になります。そのため、生命保険に加入すれば万が一のことが起きれば、自分が払った掛け金以上の保証を受けることができるです。

生命保険会社では、こうした生命保険制度を健全に長期間にわたって運営していくこと、保険金や給付金などが受取人に対して支払われる体制を整える役目を担っています。具体的な業務内容としては、契約者を増やすための個人・法人への営業活動、保険への加入可否などの判断、保険料収納、保険金支払、資産運用などがあります。

人気の金融会社

銀行や証券会社、保険会社やクレジットカード会社など金融業界は私たちがよく知っている会社も多いことでしょう。幾つかの会社をここで取り上げてみたいと思います。

三菱UFJ銀行

三菱UFJ銀行

www.bk.mufg.jp

三菱UFJ銀行は、三菱UFJフィナンシャル・グループの子会社で国内3大メガバンクで最大級。東京三菱銀行とUFJ銀行の合併により、三菱東京UFJ銀行が誕生した。そして2018年4月1日、社名を三菱東京UFJ銀行から三菱UFJ銀行に変更しました。三菱UFJ銀行は特に首都圏・関西・東海に支店がたくさんあります。また、海外にも積極的に進出し、アメリカのユニオンバンクを子会社にしていて国際業務に力を入れていることが特徴です。

東京海上日動火災保険株式会社

東京海上日動火災保険株式会社

www.tokiomarine-nichido.co.jp

東京海上日動火災保険株式会社は東京海上と日動火災の合併により、東京海上日動火災保険株式会社となりました。収益性・成長性・健全性において世界トップクラスの事業をグロ―バルに展開して、東京海上グループの中核企業として株主の負託に応え、お客様に最大のご満足を頂ける商品・サービスをお届けすることによって、お客様の暮らしと事業の発展に貢献することに力を注いでいます。

三井住友銀行

三井住友銀行

www.smbc.co.jp

三井住友銀行は、三井住友フィナンシャルグループの子会社で国内3大メガバンクのひとつです。住友銀行とさくら銀行の合併で、かつての住友財閥と三井財閥が一つになったことで注目を浴びました。それぞれの経営の強みを生かして、現在も国内金融をリードするメガバンクです。三井住友銀行は財閥系なので、昔から贔屓筋をたくさん抱えています。また業務においては投資部門が強く、投資コンサルティングを積極的に行なっているのが特徴です。

日本郵政グループ

日本郵政グループ

www.japanpost.jp

日本郵政グループは、これまで郵便局ネットワークを中心に郵便・貯金・保険の三事業を中心としたさまざまな商品やサービスを行なってきました。ゆうちょ銀行は地方に強く、昔からの顧客とのネットワークを活かして地域に根付いたサービスを提供しています。また、多額の資産を保有する保険事業も日本郵政グループの大きな強みとなっています。少子・高齢化に伴う保険事業のニーズに応えた保険商品・各種サービスを提供しています。

みずほ銀行

みずほ銀行

www.mizuhobank.co.jp

みずほ銀行は、みずほファイナンシャルグループの子会社で、国内3大メガバンクのひとつです。第一勧業銀行・富士銀行・日本興業銀行の合併で誕生した。第一勧業銀行の業務を引き継ぐ形で、宝くじの発行をいまなお継続してします。みずほ銀行は個人よりも法人をメインに業務を行なっています。また全国の47都道府県に支店があるところが、国内唯一の銀行です。

金融業界の転職事情と求人の探し方

Government budget / public spending concept : Dollar bag, coins, color wood bar graph on a table, depicts the increment in annual financial budget or revenues that government collects from tax payer.

転職活動の第一歩は「何ができるのか、何がしたいのか」に焦点を置き、自分の専門分野を見極めることから始めましょう。自分の専門分野や進む方向性が決まれば、それに見合った資格を取得したり、特定のスキルを磨いたりすることも必要です。金融業界で有効な資格は難易度が高いものが多いため、取得に向けて計画的に取り組むようにしましょう。

「銀行業務検定」と「二種外務員資格」は銀行、証券会社で勤務する人が取得している資格です。また「証券アナリスト」「ファイナンシャルプランナー」は実務面でも大いに役立つ資格です。難易度が高くなりますが、金融業界へ転職するための有利な資格です。さらに外資系企業でグロ―バルなキャリアを目指す人は「米国公認会計士(USCPA)」や「国際会計検定(BATIC)」を取得すれば、金融・会計知識と英語力の証となります。

国内・外資系ともに決済の担当部署では、会話レベルの英語力も求められます。また、フロントもトレーダー、アナリストなど英文資料やデータを分析するため、実務レベルの英語力が必須です。英語ができることで業務内容に幅が出て、キャリアチャンスが広がります。英語に関する資格(TOEIC、TOEFL、IELTS)はもちろん、業務に関する英単語や英会話力をつけておくことをお勧めします。

人気の転職求人サイト

転職求人サイトで仕事探しをすることができますが、転職求人サイトでは相談できる担当者がつきません。転職に関わる手続きまで代理でしてもらうことができる転職エージェントを使うことを考えてみるのはいかがでしょうか。金融業界にもそれ以外にも豊富な求人を持っているので、「金融業界に転職すべきなのか」というところから相談に乗ってくれる3社をご紹介したいと思います。

リクルートエージェント

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常に10万件以上の非公開求人を保有している、他のエージェントと比較するトップクラスの案件数を抱えている必須の転職エージェント!

リクルートエージェントはリクルートが経営する日本最大級の転職エージェントで、豊富な求人と高い実績があります。過去の転職者の膨大なデータが蓄積されているので、それらを踏まえて「金融業界から転職すべきなのか」という軽い相談から「どうやって選考を勝ち抜くのか」といいう具体的なサポートまで受けられます。

転職を決意したときに、最大手で求人が圧倒的に多く、面談の結果どの業務を受けることになった方にも満足できる求人が複数あるのは間違いないです。唯一の欠点が、担当者によってサポートの当たり外れがあるとのことですが、一度気軽に会ってみて相談しながらフィーリングを確かめてみることができるでしょう。

doda

DODA

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dodaはパソナキャリア(旧:インテリジェンス)運営する国内No.2の転職エージェントで、ハイキャリア案件に関しても案件数・決定数共に業界最大手のリクルートエージェントに匹敵する優良エージェントです。過去の転職者データなど踏まえた転職の相談ができ、いざ転職を決めても求人に困ることはまずありません。また、受かりやすい職務経歴書の書き方・面接対策といった、転職活動のテクニックについてアドバイスに関する評判は圧倒的に高いことが特徴です。

女性のキャリアを専門にしているキャリアアドバイザーが居たり、面接や職務経歴書の対策に対してきめ細やかなサポートをしてくれます。女性にも定評があるので、金融機関で働く女性にも使ってみていただきたい転職エージェントです。

JACリクルートメント

JACリクルートメント

薦めたい転職エージェントNo.1。管理・専門職、ミドル・ハイクラス向け。高年収層に特化した転職エージェント。日系企業はもちろん外資系や海外求人も豊富。35歳以上の転職にも強い。"

JACリクルートメントはハイキャリア案件に特化したエージェントで、実績やスキルを積んだ方にはおすすめできるエージェントです。外資系コンサルなど難易度の高い業界への転職実績も豊富で、そういった業界になんとなく興味があれば相談だけしに行っても損はしません。案件の量は少ない印象を受けますが、ハイキャリア案件の質が極めて高く、JACリクルートメントでしか取り扱っていない求人も多数あるので、高みを目指す方に満足できるエージェントです。

市場価値が低いと判断されると熱心なサポートをしてもらえない傾向があるようなので、自分を試すという意味でも、一度登録して担当者からの連絡を待ってみるのはいかがでしょうか。転職エージェントは転職のプロと言うことができますので、まずは自分に合った転職エージェントを探してみることもできるでしょう。

登録しておけば、転職エージェント側からメールや電話などで連絡をもらうことができ、面談の日程を決めるという流れになります。異業種で経験を積んだ方も金融業界への転職がしやすくなってきたので、未経験だからと遠慮せずに一歩踏み込んでみることをおすすめします。

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